水道水の有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の検査結果について
水道水の有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の検査結果について
市内における水道水の安全性を確認するため、有機フッ素化合物(PFAS:ピーファス)の一種、PFOS及びPFOAの水質検査を実施しています。PFOS及びPFOAは、令和2年4月1日に国が「水質管理目標設定項目」として位置づけ、暫定目標値は「PFOS及びPFOAの量の和として50ng/L以下」となっています。
令和6年度の検査結果について
令和6年8月1日に鏡岩水源地ほか16水源地及び予備水源地4箇所において原水を採水し、PFOS及びPFOAの水質検査を実施しました。
全ての地点において国が定める暫定目標値(50ng/L)以下でした。
検査機関:一般財団法人岐阜県公衆衛生検査センター
令和5年度の検査結果について
令和5年8月1日に鏡岩水源地ほか16水源地(全17水源地)において原水を採水し、PFOS及びPFOAの水質検査を実施しました。
全ての地点において国が定める暫定目標値(50ng/L)以下でした。
検査機関:株式会社総合保健センター
PFOS及びPFOAに関する説明
PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広い用途で使用されてきました。具体的には、PFOS については、半導体用反射防止剤・レジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤などに、PFOA については、フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤などに主に使われてきました。
PFOS、PFOA は、動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されています。また、人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては十分な知見はありません。
そのため、現在も国際的に様々な知見に基づく基準値等の検討が進められています。また、国内において、PFOS、PFOA の摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりませんが、環境省は内閣府食品安全委員会が行った食品健康影響評価の結果等を踏まえ、最新の科学的知見に基づき、PFOS、PFOA の暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。
出典:PFOS、PFOA に関するQ&A集 2024年8月時点
(環境省 PFASに対する総合戦略検討専門家会議)
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このページに関するお問い合わせ
水質管理課
〒500-8156 岐阜市祈年町4丁目1番地 庁舎2階
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