生魚の取扱い

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ページ番号1002729  更新日 令和3年9月27日

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腸炎ビブリオ菌は陸地に近い海水中や海泥中に生息し、夏場には大量に増殖して魚や貝に付着します。この菌は増殖が早い(他の食中毒菌の2~3倍)ため、常温で食材を置いておくと、あっという間に食中毒を起こす菌量に達してしまいます。

特に日本人は、寿司やさしみなど魚介類を生で食べる機会が多いため、この菌を原因とする食中毒に注意が必要です。

この菌の特徴から、予防方法を見てみましょう。

調理する直前までは、冷蔵庫で保存しましょう

腸炎ビブリオは、4℃以下ではほとんど増殖しませんが、常温ではとても速いスピードで増殖します。購入して家に帰ってきたら、すぐに冷蔵庫に入れ、調理する直前まで保存しておきましょう。特に生で魚介類を食べる場合には、温度管理に注意しましょう。

魚介類は、よく真水で洗ってから調理しましょう

腸炎ビブリオは、塩水を好み、真水には弱いという性質がありますので、魚介類を調理する前には、よく真水で洗いましょう。ただし、その際には調理済み食品や食器などへの水ハネに、注意しましょう。

魚介類を調理した器具などはよく洗浄、消毒しましょう

腸炎ビブリオが、魚介類を調理したまな板や包丁などを介して加熱済みの食品などを汚染しないように、まな板や包丁は使い分けましょう。できない場合は、魚介類を扱った器具などはよく洗浄し、殺菌しましょう。

よく加熱しましょう

腸炎ビブリオは熱に弱い菌です。加熱調理する際には内部まで熱が通るよう、十分に加熱しましょう。

調理後の食品はすぐに食べましょう

調理後の食品はすぐに食べるようにしましょう。調理してから食べるまでに時間がかかる場合には、食べる直前まで冷蔵庫で保存しておきましょう。

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