災害復旧用排水ポンプ車の導入
水災害発生により湛水した際に、モーターポンプを用いて速やかな復旧を行うため、岐阜市は県内の市町村では初めて災害復旧用排水ポンプ車を導入しました。
排水ポンプ車は、台風や豪雨により浸水した場合や道路が冠水した場合に、現場の最前線に速やかに駆けつけ排水作業を行う車両で、1秒間にドラム缶約2.5本の排水能力があり、小学校のプールであれば約10分で空にすることができます。
ポンプ車概要
- 車体寸法:全長7,580mm×全幅2,280mm×全高2,720mm
- 車両総重量:7,580kg
- 総排水量:30立方メートル/分(10mポンプ4台稼働時)
- 水中モーター駆動ポンプ(口径200mm)×4台
ポンプ性能:7.5立方メートル/分(10m)
ポンプ重量:35kg/台(ケーブル含まず) - 発動発電機(125kVA)
1回の給油で約13時間稼働可能
排水ポンプ車は、国土交通省中部地方整備局、岐阜県でも配備されておりますが、近年の豪雨災害では、内水被害が同時に複数の場所で発生していることから、岐阜市で独自に排水ポンプ車を配備することによって、市内での被害発生時には速やかに出動・復旧できる体制を構築していきます。
いざというとき万全の体制が取れるように、水防団や土木建設業者と排水ポンプ車による排水訓練を実施しました。
被害が発生したときは、水防団や土木建設業者、岐阜市が出動し、排水ポンプ車を使って排水をします。
訓練を通じて、ポンプ機材の設置や排水などの作業手順を学び、それぞれの役割・連携について確認をしました。
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水防対策課
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