カンピーナス市(ブラジル連邦共和国)

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ページ番号1005410  更新日 令和5年9月10日

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CAMPINAS(Federative Republic of Brazil)

姉妹都市提携 昭和57年(1982年)2月22日

プロフィール

写真:カンピーナスの大聖堂

  • 面積 796平方キロメートル
  • 人口 121万人
  • 気候 サバナ気候
  • 時差 -12時間(夏時間なし)
  • 市長 ダリオ・サアジ(Dário Saadi)

カンピーナス市は、サンパウロ市の北西110キロメートルに位置し、「カンピーナス」が現地の言葉で「平原」を意味するとおりの広大な平原都市です。高層ビルが建ち並ぶ市街地にあっても、たくさんの木々が植えられており、緑豊かな街並を形成しています。

カンピーナス市は、多くの世界的な企業が進出する商・工業都市であり、様々な研究施設やリサーチセンターを有する都市として、ブラジル経済をリードしています。

また、郊外では、サトウキビ、コーヒー、オレンジ、花卉(かき)等の栽培が盛んで、カンピーナス市の農業は、その機械化、合理化においてブラジル有数のものとなっています。

姉妹都市提携の経緯

岐阜市からブラジルに移住し、カンピーナス市で活躍していた人が帰国した際、カンピーナス市からの姉妹都市提携の希望が伝えられ、さらにブラジル連邦議員が来日した際にも、岐阜市長に姉妹都市締結を強く望む意向が伝えられました。昭和57年(1982年)1月に先遣団を派遣して事務協議を行い、訪問中に仮調印、同年2月に岐阜市役所において正式に提携を行いました。

サンパウロ近郊での本県出身者の活躍、カンピーナス市の地勢が本市に似ている、日系人が多く姉妹都市提携を望む声が強く、姉妹都市活動が展開しやすい、などの点から姉妹都市提携が決定されました。

近年の交流

2018年7月 岐阜市代表団がブラジル・カンピーナス市を訪問

2017年にカンピーナス市との姉妹都市提携35周年を迎え、また、2018年はブラジル岐阜県人会創立80周年及び岐阜県人ブラジル移住105周年にあたるため、岐阜市代表団がブラジルを訪問しました。

カンピーナス市役所にてジョナス・ドニゼッテ市長と面会し、青少年交流などについて意見交換を行ったほか、毎年7月9日の岐阜空襲の日にカンピーナス市はじめ姉妹都市で行われている平和の鐘式典を、本市代表団の訪問にあわせて開催。同式典において、両市長が姉妹都市交流覚書に署名し、今後一層の交流促進を確認しました。また、カンピーナス日伯文化協会による太鼓の演奏やよさこいソーランが披露されました。

写真:平和の鐘式典の様子

写真:カンピーナス日伯文化協会による太鼓の演奏

リオ・ブランコ学園訪問

岐阜市代表団は、カンピーナス市滞在中、岐阜市の徹明さくら小学校及び藍川中学校と姉妹校提携しているリオ・ブランコ学園を訪問し、両校の児童・生徒による作品を理事長及び生徒に受け渡しました。

徹明さくら小学校からは岐阜市展に入選した絵画10点が、藍川中学校からは両国の国旗をイメージしたデザインで、「つながれ日本とブラジル」など生徒による両市交流のメッセージがポルトガル語と日本語で書かれたメッセージフラッグが友好交流の証として贈られました。
また、同学園から返礼として、両校に9年生の生徒(日本での中学3年生)による幾何学模様などが描かれた作品が贈られました。

写真:学園訪問の様子1

写真:学園訪問の様子2

写真:学園訪問の様子3

カンピーナス大学訪問

また、岐阜市代表団は、岐阜薬科大学及び岐阜大学と学術交流提携を結ぶカンピーナス大学を訪問しました。両大学とは、これまでに国際ワークショップの相互開催などを行っており、今後も継続的な交流を推進することについて意見交換を行いました。

写真:意見交換の様子

2019年7月 カンピーナス日伯文化協会訪問団が来岐

カンピーナス市在住の日系人を中心として組織され、日本文化の普及等に努めるカンピーナス日伯文化協会のジュニア会を中心とした訪問団25名が来岐しました。訪問団は、7月11日から16日まで本市に滞在し、同市リオ・ブランコ学園の友好校である藍川中学校生徒と交流したほか、市民の皆様の協力によるホームステイを通じて岐阜の文化に親しみました。

また、ぎふメディアコスモス開館4周年イベント「みんなの森のフム・ドキ・ワイ2019」に参加し、「音楽と踊りで繋がる友好姉妹都市」と題して太鼓やよさこいソーランを披露。ぎふ早田太鼓の会の皆さんとも交流しました。

写真:「みんなの森のフム・ドキ・ワイ2019」に参加し太鼓を披露

2023年7月 岐阜市代表団がブラジル・カンピーナス市、サンパウロ市を訪問

2022年にカンピーナス市との姉妹都市提携40周年を迎え、また、2023年はブラジル岐阜県人会創立85周年及び岐阜県人ブラジル移住110周年にあたるため、岐阜市代表団がブラジル・カンピーナス市及びサンパウロ市を訪問しました。

カンピーナス市役所にてダリオ・サアジ市長と面会し、両市長が「姉妹都市交流覚書」に署名し、今後一層の交流促進を約束したほか、岐阜市の中心市街地に関するこれまでの取り組みと、カンピーナス市が進めるHIDSプロジェクト(持続可能でスマート、健康的な都市空間を創造し、カンピーナス市民の生活の質を高めることを目標としたプロジェクト)を互いに紹介しあい、持続可能な都市開発などについて意見交換を行いました。

また、毎年7月9日の岐阜空襲の日にカンピーナス市はじめ姉妹都市で行われている平和の鐘式典を、本市代表団の訪問にあわせて開催し、世界の平和を祈り「平和の鐘」を点鐘したほか、カンピーナス日伯文化協会による太鼓の演奏やよさこいソーランが披露されました。

写真:覚書締結の様子

写真:平和の鐘点鐘の様子

リオ・ブランコ学園訪問

岐阜市代表団は、カンピーナス市滞在中、リオ・ブランコ学園を訪問し、ICTを活用した教育について、岐阜市立小中学校と同学園の取り組みを互いに紹介し、学園の生徒も交え活発に意見交換をしました。

その後、同学園と姉妹校である徹明さくら小学校及び藍川中学校から預かった児童・生徒による作品と、同学園の児童・生徒による作品を、友好交流の証として交換しました。

徹明さくら小学校からは岐阜県や岐阜市の観光スポットや名産品が描かれた提灯と、岐阜市展に入選した絵画が、藍川中学校からは世界平和と友好関係を共に築いていきたいと願い、折り鶴を組み合わせてつくられたボードや岐阜市とカンピーナス市の懸け橋になれることを願って描かれたメッセージフラッグ、そして日本の和菓子文化の一端を知ってほしいという願いが込められた「ピタッと和菓子」(粘土作品)が贈られました。
 

写真:リオ・ブランコ学園プレゼンテーションの様子

写真:リオ・ブランコ学園集合写真

写真:リオ・ブランコ学園作品交換の様子

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