オンライン学生環境会議2022
オンライン「学生環境会議2022」を開催しました。
例年は会場に参加者が集まり開催していましたが、前年と同様コロナ感染防止対策のためオンラインにて、下記のとおり「学生環境会議2022」を開催しました。
日時:令和4年12月3日(土曜日)午後1時~午後3時
場所:オンライン(Zoom)
学生環境会議とは
学生環境会議とは、岐阜大学のサークルESDクオリアに所属する大学生を中心に行うイベントで、環境に関することをテーマとして、高校生と大学生が垣根を越えて話し合うものです。
今回は岐阜大学社会システム経営学環 肥後睦輝教授を迎えて「里山と生物多様性、そしてSDGs」をテーマに、高校生、大学生ら17名が参加しました。
講義
講義前半では日本のいろいろな森林のタイプ、縄文時代以降の日本列島における森林面積の変化、現在の日本の森林の実情、雑木林(里山)はどのようにできたか、日本の森林の現状のまとめなどの講義を受けました。
樹木を伐採すると切り株から新しい幹が発生し成長する。萌芽した幹が30年ほどかけて成長するまでの間、下草刈や落ち葉かきが行われた。やがて30年もするとその幹が使える大きさになり伐採する。このような手入れが繰り返されてきたのが、かつての農村の里山であり、雑木林であり、諸外国に比べ日本の森林率は67%でとても高く誇れるが大部分が雑木林(里山)と人工林(植林)であることが分かりました。
次に、生物多様性、生態系サービス、森林保全の意味などの講義を受け、里山や植林が食料や洪水被害など私たちに生活に関わっていることを学びました。
種が存続するためには、種内の「遺伝的多様性」、その種がいる群集に多様な種がいること(「種の多様性」)、さらに複数の群集があること(「生態系の多様性」)が重要であることを生物多様性は意味していることを学びました。
グループワーク1
次に3グループに分かれ、管理されない里山が増えて森林破壊が進むとどうなるかをグループワークで話し合い、その結果をホワイトボードにまとめました。
里山の放棄により、人工林の放置がなされるとの意見が出ると、それに従い、災害の危険性が増える、また、魚、動植物の多様性が失われるといった意見が次々と出され、活発な意見交換が行われました。
講義後半
後半では里山(雑木林)が直面する課題、放置される人工林、間伐により人工林は甦るかなど講義を受け、手入れする担い手が少なくなり放置されるようになった里山、木材価格の低迷による人工林の管理放棄と保水機能の低下を学びました。
次に自然環境保全とSDGs、森林環境税による施策について学び、日本人として考えなければならないことについて考えるとともに、生物多様性、生態系サービス、SDGsへの理解を深めました。
グループワーク2
次に3グループに分かれ、木・森林の活用方法をテーマに話しあい、ホワイトボードにまとめました。
間伐材の活用として、木のおもちゃや家具を作ってふるさと納税のお礼の品にするといい等といった意見が次々と出され、活発な意見交換がなされました。その結果をグループの代表がそれぞれ発表しました。
講評
肥後教授より、将来森林に関わる仕事に就く機会は多くはないが、要は技術革新。多くの若い人に関心を持ってもらえ、一緒に森林問題を考えるきっかけになったと講評をいただきました。
高校生、大学生が森林問題について活発な意見を交換し、考えることができる良い学生環境会議になりました。ありがとうございました。
「学生環境会議2022」参加者アンケート結果
当日、参加者の方々には、オンラインでアンケートをご記入していただきました。今後の学生環境会議の内容について大変参考になるご意見を多数いただきました。アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
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このページに関するお問い合わせ
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