第1回岐阜市行財政改革推進会議(令和元年6月5日)
- 開催日時
- 令和元年6月5日(金曜)午後3時30分から5時00分まで
- 開催場所
- 岐阜市役所 低層部4階 第1委員会室
- 議題
- 議題1 これまでの行財政改革について
- 岐阜市の行財政改革について
- 「岐阜市行財政改革推進会議」の概要
- 岐阜市行財政改革大綱2015
- 岐阜市行財政改革プラン
- これまでの行財政改革の成果について
- 財政状況について
- 令和元年度当初予算の概要
- 令和元年度事業改革実施方針
- 岐阜市の行財政改革について
- 出席委員
- 石原亜希子委員、加藤敏夫委員、加藤義人委員、後藤篤志委員、後藤東洋士委員、竹内治彦委員、地守素子委員、中島由紀子委員、別宮理恵委員、三井栄委員、武藤茂委員(五十音順)
- 会議の公開の可否
(非公開理由等) - 公開
- 傍聴者数
- 0人
- 審議概要
-
(●…委員の意見 ⇒…事務局の回答)
議題1 これまでの行財政改革について
(事務局:資料1~5説明)
議題2 今年度の事業改革について
(事務局:資料6説明)
議題3 行財政改革大綱・行財政改革プランの見直しについて
(事務局:資料7説明)●「令和元年度当初予算の概要」で「財政規律を堅持するため、繰越金と財政調整基金の合計額120億円を確保する」と説明があったが、目的を詳しく説明されたい。
⇒景気悪化による市税収入の急激な落ち込みによる収入減や自然災害の対応による急な支出など、不測の事態に財政が耐えられる目安として120億円を設定している。●「繰越金と財政調整基金の合計額120億円」の内訳はあるのか。
⇒持続可能な自治体運営を可能とするための総額120億円である。本市ではこのほかに様々な特定目的基金を積み立てている。●昨年度までは、岐阜市の全事務事業のうち会議で取り上げたい案件を委員の多数決により選定していたが、今年度は事務局で選定するということか。
⇒そのとおり。
これまでの行財政改革への取り組みの結果、現在では見直しの難しい事業が残っている状況であり、この2~3年は委員に選定事業を議論いただいても、見直しにつながるまでに至らなかったこともあった。そのため、会議の進め方を変更したいと考え、今年度は事務局が全事業から審議対象とする事業を絞り込んだうえで提案し、委員が選定することとした。案件については、事務局で今後検討し、提案するが、気になる案件がある場合はご連絡いただきたい。●岐阜市の全事務事業を知りたい。行政では、別々の課が類似した事務事業を実施していることが往々にしてあるため、一度事務事業全体を見せてほしい。
⇒去年の資料になるが、事業の一覧を記載した資料を提示させていただく。●昨年度、約1,800件もの事務事業を対象とした政策総点検により、事業の必要性については、ある程度議論がなされてきた。そのような中、我々委員が今年度に改めて事業の善し悪しを議論する余地はあるのか。
⇒昨年度の政策総点検で160件の事業を見直したが、「継続」とした事務事業も約1,600件程度ある。市長からは「継続」とした事業について、引き続き見直しが出来ないかを考えていくよう指示を受けたところであり、委員からも意見をいただきたい。
また、事業自体の「改善」、「廃止」、「継続」だけでなく、事業における効率的な手法の採用など幅広い視点からの見直しについても意見をいただきたいと考えている。●行財政改革の進め方の中に「学生からの意見聴取」とあるが、学生から意見を聴くことにどんな意味があるのか。
⇒例年岐阜大学にご協力いただき、授業の一コマを使用して、岐阜市の事務事業について若い学生の意見を幅広く聞くものであり、若者に将来社会を考える啓発の機会という趣旨もある。●行財政改革大綱の見直しについて、基本的には事務局の説明にあった生産性や効率性を取り入れていくという考えで問題ないと思う。RPAの導入も重要で良いテーマだが、その検討にあたっては、可能であれば現状把握のため、市職員の総労働時間や超過勤務時間の推移など人的資源の投入量について提示いただきたい。
●現行財政改革大綱の内容について、行財政改革のメッセージ性が弱い。仮に行財政改革以外の計画で、同じ内容を提示されたとしても違和感が無い。行財政改革をどう考えるかといったメッセージ性が必要と思う。
また、プランについては計画期間中にやり遂げるべき具体的な目標を記載すべきと考える。
⇒大綱の見直しにおいては、現在の大綱よりも強い行財政改革のメッセージを示していきたいと考えている。
プランについては、5年を期間としているが、その途中で新たな項目を付け足していくことも検討したい。●今後、行財政改革を進めるに当たり、事業評価を積み上げて効果を出していくことには限界があると思う。そこで、岐阜市でも公共施設等総合管理計画が策定されたことから、計画を基に支出割合の大きい施設運営について議論していくことは行財政改革の効果を出すうえでも大切であると考える。
●生産性・効率性の向上というキーワードには賛成である。しかし、行政には職員が直接手掛けるべき仕事もあれば、民間活用により効率化を図るべきものもある。そのため、RPA一本槍でなく、総合的に効率性の向上を議論していけると良いと思う。
●新しい行財政改革プランの検討にあたり、現在のプランのうち達成した事項と未達成の事項を明らかにし、後者について、今後どうすべきかという視点での議論が必要ではないか。また、各年度毎の達成基準やいつまでに終えるのかなどをより明確に示してほしい。
以上
- 会議録(全文)
の有無 - 無
事務局
- 担当課名
- 財政部 行財政改革課
- 電話番号
- 058-214-2069
- ファクス
- 058-263-7144
- Eメール
- gyokaku@city.gifu.gifu.jp