第4回岐阜市ごみ減量対策推進協議会(令和4年11月17日)
- 開催日時
- 令和4年11月17日(木曜)午前10時00分から11時30分まで
- 開催場所
- 岐阜市消防本部 6階 大会議室
- 議題
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審議事項
・ごみ減量・資源化指針アクションプランの策定について - 出席委員
- 伊藤彰近会長、矢田康博副会長、朝田 里美委員、小澤 晃委員、岡田 芳子委員、川上 新二委員、川畑 華代委員、神田 定夫委員、河野 美佐子委員、篠田 五三郎委員、廣瀬 千恵子委員、山口 誠司委員(会長、副会長以外、五十音順)
- 会議の公開の可否
(非公開理由等) - 公開
- 傍聴者数
- 0人
- 審議概要
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(●…委員の意見 ⇒…事務局の回答)
<審議事項 ごみ減量・資源化指針アクションプランの策定について>
【資料1 ごみ減量・資源化指針アクションプラン(案)について】●4ページの作戦指標は、紙ごみ、生ごみ、プラごみについては、家庭系普通ごみの排出量を指標としており、指標としては分かり易いかもしれないが、事業系ごみについては、店舗などの廃棄量も少なくないと思う。作戦5についてのみざっくりと事業系という視点であり、それ以外の作戦は家庭系普通ごみの排出量を指標とすることの理由を教えていただきたい。
・また、リサイクルは個人の意識の変化が一番大きいと思っており、今回プラスチック製容器包装の回収が始まってから、きめ細かに色々な手段でPRされていて、割とスムーズにいってると伺った。人の意識の変化や、行動様式の変化というところで、定点観測していく意識が必要だと思う。
⇒・指標であるため、ある程度回収量を把握しなければならない。現在、ごみは家庭系ごみと事業系ごみを分けて回収している。事業系ごみについては、今回は指針の計画の中でも、事務所、オフィスで利用する紙等については、事業系ごみの作戦の中に入れているため、それに対応するような指標となっている。
・2点目の、市民の方々の意識の変動をしっかり観測するべきではないかとのことについては、後程、プラスチック製容器包装の排出量の推移についてはご説明する。また、次の議題で説明しますが、このたび市民意見交換会やアンケートなどを実施させていただき、ごみの問題について、一度今の時点で、市民の方が、ごみの減量や資源化についてどのように考えているのかを、幅広く伺い、どのような意見が多いか等把握することができたため、紹介させていただきたい。また、今後、意見交換会やアンケートなどは定期的に行っていきたいと考えている。●事業系ごみは、紙ごみ、生ごみ、プラごみなど全部含めた分かと思うが、本来事業系ごみは分別して回収しているのか、まとめて全部回収しているのか。
⇒・資源ごとに分けて回収している。(その他意見なし)
◇資料1 ごみ減量・資源化指針アクションプラン(案)は、この(案)で決定とする。
【資料2「ごみの減量と資源化」に関する意見交換会や市民アンケートについて】
(作戦1について)
●「次世代を担う子どもたちにも、学校教育等でごみの分別に対する意識付けがあるといいと思う」との意見に私も同意見であり、特に、生ごみに対して、市主催のダンボールコンポストの講座を小学校でも開催することが多く、SDGsの教育の広がりで、学校の先生方も凄く環境教育を工夫されており、子どもたちの環境に対する関心は物凄く高い。実際、臭い生ごみを、ダンボールコンポストでさらさらの綺麗な堆肥になったものを子どもたちに見せると、凄く関心を持たれる。汚い臭いと思っていた生ごみが、資源となって循環するんだということを、知っている子と知らない子では違ってくると思う。家庭教育においては、意識の差が物凄く激しいなと感じており、学校教育で学べば、教育機会を均等に広げられ、もっと環境意識の高い子達が育つと思う。
⇒・市民意見交換会でも、教員の方々が来ていただき、子どもたち対するごみの減量や資源化の問題を教育していくに先立ち、市民の皆様がどのような意見をもっているのかを聞きたいとご参加をいただいた。先日、教育長と話す機会があり、ごみの減量や資源化の他に、地球温暖化も含めて、各子ども達に配布されているタブレットなどを活用して、環境学習をどんどん進めていきたいとお伺いしたため、しっかり取り組んでいきたい。●「ごみを排出する機会の多い主婦や高齢者世帯を対象に説明会を実施する」とあるが、ごみを特に管理することの多い主婦に向けてという点でいうと、説明会は夜に行われることが多く、忙しい家庭や、その時間帯は子どもがいる世帯は行きたくても参加できない方もいるのではないかと思う。そのため、主婦の方の意見を聞くためには、1ページのアンケートのところを見ると、ごみの減量と資源化に関する市民アンケートの回答が、無作為の市民アンケートは回答率が44.8%に対し、市政モニターについては94.0%と、私も市政モニターをやったことがあり、市の施設の無料券をいただけるということなどもあり、モニターに参加されている方は、ほとんどの方が回答されると思う。このような機会の方が、忙しい方にとっては、割と答えやすい。メールで答えることができ、数分で答えられるアンケートなので、市民の方の意識を調査するということでは、こういったものをもっと活用されると、色んな意見が集まるのではないかと思う。
⇒・今回意見交換会などで、多種多様な取り組みをさせていただき、それぞれの団体などではなく、世代や、あるいは男性、女性などをターゲットとした説明会・意見交換会も必要ではないかというご意見を頂いた。今回は、各自治会単位でやらせて頂いたが、それぞれの自治会の中には、女性の会などもあるため、そういったところにもお伺いするもの大切だと思っている。
・市民アンケートにご回答頂いた約1,000人の中で、6割程度女性にご回答いただいた。また、年齢層は、70代の方が一番多いが、30代、40代、50代、60代と大体15%から20%弱と、満遍なく意見をいただき、今後、そのような世代に対してより具体的にどのようなことを考えてみえるのかと、しっかりアプローチしていきたい。●アンケートの件で、これは紙媒体に書いていただくのか、ウェブか何かで入力する形なのか、どのような形で行ったのか。
⇒・市民アンケートは、無作為抽出であり、基本的に郵送で該当の方々に送らせていただいた。市政モニターとホームページは、デジタルの方法でやらせていただいた。
●それに関しては、例えば年齢層で若い方は紙に書くより、直接入力したほうが早いということがある。逆に高齢の方は、紙でなければいけない。その辺りの工夫もされると、アンケートの回収率も上がるのではないかと考える。●アンケートについて、小中高校生はみんな1人1台タブレットを持っており、アンケートが一瞬で出来るため、若い世代の意識調査を一律でやるには手法としては簡単だと思う。また、保護者も、スマート連絡帳などが普及しており、学齢期の子どもや保護者については、そのようなシステムを使えば、気軽に出来ると思う。
また、学校近くの神社の落ち葉を、子どもたちが朝からボランティアで掃除している。かなりの量の落ち葉になり、落ち葉を積み重ねていったら、思わぬ効果で堆肥が出来て、中にミミズがいっぱい出てきて、物凄くふわふわの良い土ができ、花壇の整備を進めている。たまたまそのようになったが、例えば、保冷剤、コーヒーのカス、お茶ガラは捨てればごみであるが、中身を出して消臭剤にするなど、ちょっとしたアイデアで、色々なことに使えるものがある。ほんの小さな身の周りのことを、アイデア集として集めるのは面白いと思う。
日本国民が1人1円寄付しても、1億1千万円集まるのだから、人ひとりが小さい行動を沢山の人に広げれば、大きな力になると思う。この前スターバックスで、実はマイボトルを洗浄したりする手間暇を考えると、案外エコじゃなく、CO2排出量を考えると良くないという情報があったり、色んな情報が錯綜しているけれども、一個人でお手軽に出来るそういったちょっとしたアイデア集なんかを、お互いに情報を流しながらやっていくことは、地道な活動としては大事だと思う。
⇒・昨年とある地区の清掃活動に参加した時に、加工は必要であるが資源化できるということで、カイロを自治会で集めていた。そういった小さなことかもしれないが、逆に小さいことが人の興味を引くこともあるため、色々と情報を集めたい。
・10月末から11月11日の期間に、職員を対象に、フードドライブを実施し、家庭で使用しない調味料などを集め、わずか2週間余りで145品目30キロ弱集まった。また、岐阜市女性の会連絡協議会などを通じて、必要とする方々にご寄付させていただきたいと思う。小さい取り組みかもしれないが、そういったことを含めて地道にやっていきたい。●「「アルミカンは資源分別へ出してください」と記載してある用紙を作って欲しい」とあり、アルミカンは単価が高いので、自治会で集めると良いという事だが、私の地区では、特に何もしていないが、近くの自治会ではきちんとやっている。回収はできているので、良いと思うが、その背景は、お金になるからという地域の役員の方の意見なのか。
⇒・おっしゃられる通り、アルミカンとスチールカンを合わせて回収すると、単価が安くなり、アルミカンだけ分けていただくと、1キロあたり50円と高く買い取っていただけるため、そういったことを周知したいと、地域の環境推進員の方から提案があった。
●この「アルミカンを資源分別回収に出してください」というのは、毎週のカン・ビン・ペットボトルを出す日に出すのではなく、月1回の資源分別回収に出して欲しいという事だと思う。そうすると、地域の活動費になるからである。●いただいた意見のアクションプランへの反映ということで見させていただき、例えば、7ページの一番下「金属製のビンの蓋を回収してほしい」とあるが、新規1-4-(2)となっているが、(2)は既にある。もし書くのであれば、(5)になるかと思うがどうか。
⇒・(2)とさせていただいたのは、順番が(1)から(4)まであるが、内容のレベル感があると思い、これを(2)に挿入し、後の番号を下げるという事である。●柳ケ瀬や駅前に、大きな高層ビルが建っている。過去の話で、ディスポーザー設置の話もそれに伴って出た記憶がある。
また、全住民の中で、アパートや団地の方が多いと想像するが、今色々と施策の中で、そういった集合住宅を一括した場合、何らかの方策は検討されるのか。
また、住民と一口で言っても、様々な住民形態があり、昼間は夜に比べて人口が激減してしまうなどの状況がある。岐阜の場合は、大体言われるのは、都市圏の衛星都市ではないかと思う。
いずれにしても、駅周辺と郊外とでは生活様式が違ってきている中で、行政として、それぞれの住民に合った提案をされていくことになると思うが、集合住宅といった捉え方をした時に、いくつかの点で、施策が検討できるのではないかと思う。今回の中で、特別に住居形態、生活形態に対してどのようにアプローチをされていくのかと感じた。具体的には分かりかねるが、全体をチェックされている段階であるため、そういった視点も検討いただけるといいと思う。
⇒・今ごみの収集などについて、個人の世帯の方々には直接地域のごみステーションに出していただくが、大きなマンションや集合住宅の場合には開発計画を出していただく時に、ごみの集積場所などをしっかり設けるようお願いをしたり、あるいは管理会社を通じて自治会加入していただけるのが一番良いが、そうでない方もお見えになるので、ごみ出しのルールなどを広く配布していただいたり、なるべくこういった方々にも地域と一緒にごみの減量・資源化に取り組んでいただけるような、一定のアプローチはしているところである。今後、大型マンションの再開発が進んでいくが、市の一つのルールとして、温暖化対策として、様々な省エネ設備の設置を促していかなければならないし、合わせてごみの減量に繋がるような設備を入れていただくとか、民の行うことであるので、強制的には言えないが、同じ町に住む方々に対して、お願いをしていく必要がある。●たまたまテレビで、西宮市がメルカリと連携して、粗大ごみで少し手を加えれば再生できるものがあれば再利用するという行政の取り組みを見た。これを岐阜市でやって欲しいという訳ではないが、考え方としてはどうか。
⇒・指針の中にも、有用なものは再生利用していくことを盛り込んでいる。これまで、東部クリーンセンターに集まった粗大ごみの中で、使える家具など、一定の希望者を募って、譲渡する会も行ってたが、東部クリーンセンターは残念なことに火災があり、少しの間、芥見リサイクルプラザを閉館していた。今、施設整備がしっかり整ったので、近いうちに芥見リサイクルプラザを再開し、まだまだ使える家具などを譲渡して、ごみにしないような取り組みをしていきたい。機械類は、十分再利用に耐えられるものを抽出した上で、実施していきたい。(作戦2について)
●雑がみは普通ごみと一緒に出す方も多くいる。以前、雑がみ回収体験袋があったが、また復活していただきたい。袋にイラストが描いてあり、袋で雑がみをお持ちいただくことができる。このような意見があると言うことなので、台紙というやり方よりは袋を作っていただきたいと思う。
⇒・市では10年前から雑がみ回収体験袋を作成し、お渡ししていたが、印刷費などのコストもかかる。雑がみは大きさが様々であり、縛って出すのが難しいが故に、雑がみ回収体験袋そのものが捨てられてしまい、袋がどんどん消費されていた。一方で、家庭で大切に袋を使っていただき、雑がみを取り出し、縛って出していただいている方もお見えになる。
このことから、広く周知をするため、以前にご紹介した「雑がみ回収台紙」を用意し、家庭で余った紙袋に取り付けていただき、何度も取っ手に取り付けて使っていただくことで、少し方向性を転換していきたい。一方で、市民意見交換会の中で、今色々な贈答品を買っても紙袋がもらえず、それが一つネックだという意見もあったが、少なくとも、市民の方へ広くお渡しできる形がこちらの台紙だと思うため、一度配布をさせていただき、多様な意見を伺って、見直し等していきたい。●雑がみの件で、私も家で集めている。プラスチック製容器包装は嵩張るが、小まめに回収していただけるので、家庭に残らず集めやすく出しやすい。雑がみも一緒で嵩張るので、どんどん溜まるため、プラスチック製容器包装と同じレベルで回収が可能であれば、普通ごみに混入されることは減ると思うので、可能かどうか検討していただきたい。袋の問題というよりは、溜まってしまって何ともならなくて出してしまうことの方が強いのではないかと思う。
⇒・現在岐阜市では週2回普通ごみ、週1回ビン・カン・ペットボトル、プラスチック製容器包装を収集している。非常にプラスチック製容器包装が嵩張るので、週1回ではなく週2回にして欲しいとのご意見を沢山いただいた。一方で、普通ごみが減ったと言いつつも、生ごみは臭いなど衛生的な問題があるため、何とか週1回で纏めて出していただきたいとお願いしている。さらに、またここで、紙ごみを広域的に市全体で集めることになると、例えば週1回、2回などサイクルはあるが、収集体制やコストなど非常に大きな課題があるため、今は、ご家庭で雑がみが嵩張ってしまって申し訳ないが、決して臭いが出ることはなく、地域の色々な活動費に繋がることから、それぞれの地域の資源分別回収に出していただきたいとお願いしている。●私の校区の学校では、年に1回か2回雑がみ回収をやっている。もう少し子どもさんの回収回数を多くしたらどうかと思う。
また、ごみの回収ではないが、中学生のボランティアの参加率が悪い。そのため、このような回収や清掃事業を頼んでいるが、前は何人かみえたが、今は応募がない。学校の先生方もご指導をお願いしたい。
●うちの学校では、ずっと中学校が資源分別回収をやっていて、以前は独居のお宅にも取りに行っていた時代があったが、今は個人情報保護で、一切そういった名簿も頂けない。実際独居のお宅では、自分の家の前にしか出せないと言われるところもあり、中学生がそこに行って集めるということになっていたが、今は無くす方向になっている。というのは、全校で自分の地域で一斉にやっても、それほど回収量が出てこない。何回も話題になっているように、地域で色々な民間ステーションが出来て、うちの中に置いておくのが嫌になり、ちょこちょこ出されてしまい、結果として、沢山の人間が行ってもやることが無く、掃除をしている状況になっている。今年度からは、12月の始めにあるので、各地域でボランティアに切り替えて活動をやっている。ボランティアだと集まったり集まらなかったりと色々なことがあり、なかなか難しい。地域の方は、資源分別回収で補助金が出るので、活動費が出るという意味で、今のところ無くすことはないが、資源分別回収活動そのものが、人員はいる、成果はないということになってしまっているので、やり方を見直さないといけないと、凄く感じている。●8ページの作戦2の2-1-(5)で、「地域のイベント等において、雑がみを回数している事例を紹介し、分別意識の高揚に繋げます。」は、例えば、2-1-(1)と被っているところがあると思うが、そこに上手く組み入れることはできないか。無理であれば、そのままでも構わないが、同じようなイメージではないかという気がした。
⇒2-1-(1)は、地域の出前講座やイベント等で啓発を行いますということで、それらをしっかり後押ししていくということである。今回頂いた意見は、地域で雑がみ回収の取り組みをやっており、それを広く周知すれば、他の地域でも取り組んでいただけるのではないかということである。2-1-(1)に繋がる前段階として、地域の取り組みを、情報発信していきたいということで、書かせていただいた。(作戦3について)
●電気式生ごみ処理機の補助制度を、来年度増額していただきたい。生ごみが出やすい家庭というのは、子育て世帯が多いと思う。今、電気式生ごみ処理機を何台か試しており、家族3人以上の子育て世帯が使うとなると、パナソニックとナスクルの置き型の処理機が使いやすいが、費用は10万円以上する。実際凄く便利で、500グラムくらいの生ごみが、1時間でカラカラに乾燥して、すぐにプランターや畑で撒ける状態になる。乾燥した後に、新しい生ごみを追加出来るので、凄く使いやすくて、キッチンもすっきりし、自炊のモチベーションも上がる。家族でご飯を食べる回数も増えて、家族の健康増進にも繋がり、生ごみを80パーセントくらい減量できるため、生ごみの減量に対して圧倒的にインパクトが強い。ダンボールコンポストでも、60キロくらいは生ごみを処理でき、綺麗な堆肥ができるが、どうしても3~4ヶ月かかり、虫の問題などあり、時間とお金にゆとりがある家庭でないと、大変である。子育て世帯は教育費や時間が取れない家庭には、電動式が使いやすいが、実際使ったら魚などにおいが臭くて、家の中では使えず、外でないと使えないこともあり、いきなり10万円以上の費用を出すというのは、普通の家庭ではリスクがあり、もう少し助成金の枠を広げていただきたい。
⇒・市民意見交換会の中で、主婦の方や、先般商工会議所の女性の会という経営者の方と意見交換会をして、電気式生ごみ処理機が非常に使いやすく、もっと補助を増額してほしいという意見をいただいた。ちょうど今、来年度の予算編成の時期であるため、財政当局へしっかりその効用や、今回の補助実績などを示しながら、折衝していきたい。●電気式生ごみ処理機は、1家に1台いるのか。かなり処理に時間がかかるのか。やはり1台10万円するとそれなりの大きさである。個々の家庭で1台ずつが理想であるが、昨今、電気代のことを考えると、例えば何軒かでシェアできるようなシステムが出来ればいいのではないか。1つの自治会で何台か、市が頑張っていただければ、ごみが減るのではないかと思う。なかなか難しいと思うが、ぜひ色んな方向から検討していただきたい。
●4人家族で1日平均500グラム生ごみが出て、パナソニックやナスクルの電動式の10万円くらいの価格帯の置き型のものであれば、1時間で出来る。もう少しおしゃれなキッチン台に置けるサイズのミニ版は、500グラム乾燥させるのに、6~9時間かかる。パナソニックやナスクルの置き型だと、さらに生ごみを追加して新しい生ごみをどんどん入れていけるので、生ごみが少なければ、1ヶ月入れっぱなしでよく、全自動で、処理が終わったら自動的に止まるため、凄く楽である。自分で生ごみを処理しようと思うと、処理機を買うか、24時間ごみを出せるマンションに住める方でないと、難しいと思う。
⇒・今ご紹介していただいたものは、かなりいい処理機で、核家族くらいでちょうど良い大きさであるが、それよりもう一回り小さい処理機が出ており、それだと大体2万円くらいである。市の補助は1/2で、2万円が上限であり、1万円で購入ができ、乾燥するまでには時間がかかるが、非常にコンパクトで置きやすく、それを購入して頂いてる方も沢山お見えになる。シェアして使うということも、意見を伺うが、生ごみは自分のものは自分でという意識がまだ強いのではないかと思う。
(作戦4について)
●エコアクションパートナー協定店について、ホームページで公開されている情報を何度か見せていただいたが、例えば、シャンプーの詰め替えを置いていますだとか、レジ袋を配っていませんだとか、割と今当たり前にされていることが書いてあるものが多く、それを、エコアクションパートナーとして紹介するという点では、意識が低いのではないかと思う。過剰包装の抑制をとあるが、実際過剰だと思っていなくて購入しているがために、ごみの量が多いと思うので、よほど突っ込んで企業の方にもご協力いただかなくては、難しいと思う。
買い物に行って魚を切っていただく際に、容器を持って行き、入れていただけませんかと頼んでも、大体の大手スーパーは衛生上問題があるので、断られることが多い。出来れば、そういったことにも協力していただけるお店を紹介すると良いのではないかと考える。
⇒・過剰包装については、ラップ等が何重にもしてあり、ごみが増える状況がある。一方、おっしゃられた通り、衛生上の問題や、今はコロナもあり、製品など持ち運びの問題で、過剰包装が必要なこともあろうかと思うが、それでもごみを減らす観点で、出来る限り過剰包装を少なくして、かつ、事業者の方が求めているレベルがどの程度なのか、事業所の方のお話を伺っていきたい。●先日リサイクルセンターを見学させていただき、従業員が一生懸命やってみえた。集めたものを再生業者にお渡しする際、当然有価物として扱われると思うが、容器包装リサイクル協会に関するその辺の数字等を市の財政的な問題も含めて、リサイクルセンターを運営していくためには当然経費がかかるはずであり、わかる範囲で実情をお教えいただきたい。
⇒・缶はアルミとスチールに分別をして、いわゆる鉄の再生ということで売却をしている。ガラスのビンについてはカレットにして売却をしている。昨年度実績は、アルミは499トン、スチールは520トン、カレットは1,638トンである。こちらは、売却という形で再生利用されている。その他に、ペットボトルは容器包装リサイクル協会の再生ルートを使い、昨年度実績は1,115トンであり、容器包装リサイクル協会に基いた業者に引き渡し、再生利用されている。
プラスチック製容器包装は、容器包装リサイクル協会の再生ルートを使い、再生プラスチックとして再生会社でプラスチック製品、主に工業用のパレットに再生されている。(作戦5について)
●「行政もノンペーパーを心掛ける必要がある」ということで、「市が率先してDXに取り組み、紙の使用を抑制します。」とあるが、具体的にそのDXというのは、どんな施策で、それを取り入れることによって、市民の生活がどのように変わるイメージなのか。
⇒・現在岐阜市では、行政手続き、行政の内部事務についてDXに取り組んでいる。会議の際、これからは資料を持ち寄るのではなく、それぞれ配布されている端末を使用したり、あるいは、紙媒体で行政のあらゆる申請をしていただくが、それを電子で申請していただけるように、職員でも比較的扱いやすいシステムを使いながら、DX化している。とにかく無駄な紙などを抑制しようと、市一丸として1つの大きな施策として取り組んでいるところである。
(その他異議なし)
◇ごみ減量・資源化指針(案)に、資料2の具体的な取り組み(案)を追加して、新しいアクションプランとすることを決定した。
- 会議録(全文)の有無
-
有(詳細は、事務局へお問い合わせください)
事務局
- 担当課名
-
環境部 低炭素・資源循環課
- 電話番号
- 058-214-2179(直通)
- ファクス
- 058-264-7119
- Eメール
- tanso-sigen@city.gifu.gifu.jp
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- ファクス番号
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