蕪城町コミュニティ道路

1.事業名

蕪城町コミュニティ道路設置工事

2.市道名

蕪城町玉宮町線、蕪城町金町5丁目線

3.実施箇所

岐阜市蕪城町、八幡町

4.工期

• 第1期工事 昭和63年2月10日～昭和63年4月15日
• 第2期工事 平成3年7月22日～平成4年3月10日
• 第3期工事 平成4年7月9日～平成5年1月29日

5.整備内容

延長

L＝397.8m
（南北243.5m　東西154.3m）

歩道

W＝1.5～9.0m　A＝1,372平方メートル
人造ミカゲタイル
レンガブロック
インターロッキング

車道

@W=3.5～8.0m
インターロッキング

主な施設

1. モニュメント　（黒御影石彫）1基
2. オブジェ　（六方石）1基
3. ベンチ　（六方石）2基
4. スツール　（六方石）2基
5. 街路灯　13基
6. ガーデンライト　6基
7. ライトアップ灯　1基
8. 景石　11個
9. 車止め　101個
10. アート平板　（花ごよみ）13枚
11. 植栽工
    • ハナミズキ　3本
    • シラカシ　2本
    • ヤマモモ　4本
    • クロガネモチ　2本
    • サツキツツジ　253本
    • キリシマツツジ　496本
    • アベリア　342本
    • コクチナシ　135本
    • ツバキ　49本
    • ジンチョウゲ　90本
    • ツゲ　36本

6.主旨

当南北道路は、繁華街である柳ヶ瀬と駅前を結ぶファッションストリートとして位置付けられ、又、東西道路は駐車場もあり交通量も多く、通行機能をもたせるだけでなく、歩行者の安全確保をする必要があった。

幸いにも公園が隣接しておりその一部を利用することにより、園路を兼ねた歩道として整備し、公園との一体を図り、神社前にはスポットを設け、落ち着きのあるコミュニティ道路として整備し、生活環境の向上と地域の活性化を期待するものである。

7.特徴

長良川に代表されるように、岐阜は水が美しく豊富にあり、清らかで潤いのある街だと言えるでしょう。

そんな清流と、清流に住むアユを表現してゆくことで、地区内に住む人々の清らかさや爽やかさを全体的なイメージとして表現したものです。

モニュメントは、清流を昇るアユをイメージし、親しみがあり親子ずれや児童たちの興味を引き、又、そこに住む人々に自然の営みや恵みの尊さを感じさせてゆくことでしょう。

石の磨き込み方により黒から白のグラデーションを付けております。

岩は、磨き込まれたしっとりと艶のある深い色、アユは、川の流れのように透き通ったグレー、そして川の流れは、せせらぎの波のように清らかな白により質感を変えて表現してあります。

又、街路灯は、神社および鵜舟の篝火をイメージしたデザインにしてあります。

蕪城町コミュニティ道路