RSウイルスに注意しましょう

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ページ番号1010869  更新日 令和3年9月27日

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RSウイルス感染症は、例年、秋以降に患者のピークがみられますが、令和3年4月頃から増加しはじめ、5月はより多い患者数で推移しています。
基礎疾患をお持ちのお子さんや、生後3か月以内のお子さんには特に注意が必要です。

1.どんな病気か

RSウイルスの感染による呼吸器(鼻からのど、気管、肺)の感染症で、世界中でみられます。生後2歳までにほぼ100%、少なくとも1度は感染すると言われていますが、その後も、何度か感染と発病を繰り返します。

2.感染経路

インフルエンザなどと同じように、感染している人の、咳やくしゃみ、会話中の飛沫などを吸い込んで感染します。
また、感染している人との濃厚な接触、ウイルスがついたドアノブや手すり、おもちゃなどを触ったり、なめたりしても感染します。

3.症状など

感染してから2~8日(多くは4~6日)の潜伏期間を経て、発熱、鼻みずなどの症状が数日続きます。初めての感染でも約7割は数日で軽快しますが、初めての感染や発病した場合には重くなりやすいと言われています。また、基礎疾患をお持ちのお子さんや、生後3か月以内のお子さんは症状が重くなりやすくなるので、特に注意が必要です。
重くなる場合は、咳がひどくなり、喘鳴(呼吸がぜいぜいする)、呼吸困難などの症状が出現し、場合によっては細気管支炎(肺の奥のほうの細かく分岐した気管支の炎症)や肺炎を引き起こす危険性があります。

4.治療法など

RSウイルスの予防接種や特効薬はなく、基本的には対症療法(症状を和らげる治療)になります。早めに医療機関を受診してください。

5.予防方法

  1. 咳などの呼吸器症状のある年長児や成人との接触を避けましょう。
  2. 日常的に接する人(母親など)が咳などの症状がある場合は、マスクを着用し、流水・石鹸またはアルコール製剤によるこまめな手洗いを心がけましょう。
  3. 子供たちが日常的に触れる、おもちゃやドアノブ、手すりなどはアルコールや塩素系の消毒剤でこまめに消毒しましょう。

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