仕事納めの式 市長訓示(令和6年12月27日)

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ページ番号1035162  更新日 令和7年9月3日

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【市長】
2024年も残すところあとわずかとなりました。
今年も1年間、職員の皆さんには、それぞれの持ち場をしっかりと守り、市民の皆さんの幸せに貢献するとともに、様々な課題を抱えておられる市民の皆様や事業者の皆様、地域の皆様に寄り添いながら、必要な行政サービスを届けていただきまして、心から感謝を申し上げます。
また今年は特に、1月1日に能登半島で地震が発生し、緊急消防援助隊を先頭に、給水車の派遣や、避難所運営支援の業務、幅広い被災地の復旧・復興に向けて、多くの職員の皆さんに活躍していただきました。
そのことで得た教訓はたくさんありますし、また、万が一岐阜市で大規模な災害が発生しないとも限らないという中で、岐阜市にとってさらに強化をするべきことは何かということを持ち帰っていただきながら、体制をこの1年間強化してきたところです。
被災地での復旧・復興において大切なことは、同僚、仲間、さらには被災地の各自治体の職員の皆さん、企業の皆さん、そして被災者の皆さんとともに力を合わせながら、被災された方に思いやりの心を持って、その方の心に寄り添い、支援をさせていただくという、大変貴重な、私達は機会をいただいたわけであります。
これは、被災地支援のみならず、私達の日頃の仕事においても、この岐阜市役所における1人1人の職場、職務においても全く同じことが言えると、私は思います。
特に今年は不適正事務執行をみんなでなくしていこう、より良い働きがいのある職場をみんなで作りながら、市民の皆様に行政サービスを届けていこう、そういった1年の滑り出しといたしました。
そういった中で、各職場に研修をしていただいたり、さらには部下への指導育成をしていただいたり、いろんな仕組み、システムを導入をしながら、より良い事務執行に努めてきたわけであります。
一定の成果は表れてきていると思いますけれども、どうしても、今年もいくつかの部署で、残念なこともありました。
私が皆さんに、今日こういった仕事納めの機会にお伝えしたいことは、やはり同じ職場の同僚が隣の席でどういう仕事をしているのか。部下が今どういう仕事を抱えて、時に働きがいがあることもあるし、苦労してるときもありますし、いろんな葛藤をしながら、その仕事に打ち込んでいるのか、こういったことを、お互いが関心を持ち、思いやりの心を持ち、また必要なときに助け合って、より良い仕事をしていくということが、最も大切なことですし、日頃それができていれば、万が一の災害時にも、その力を十分に発揮して市民の皆様を守ることができると私は思います。
ぜひ、そうした今年1年、みんなで取り組んできたことを、来年はさらにレベルアップして、私達のこの岐阜市役所に属する、病院の皆さんも含め、会計年度の全ての皆さん含めると6,000人に及ぶ私達は仲間がいるわけでありますので、この6,000人全員がそういった気持ちを持って、それぞれの仕事の守備範囲をしっかりと広げて、お互いが助け合って、チーム岐阜市役所としての力を市民の皆さんのために発揮できるように、この年末年始しっかりと休養をとってまた新しい年を迎えていただきたいと思います。
そうは言っても、私達の仕事は365日、日々続くところがございます。
この年末年始も、病院の職員の皆さんや消防の皆さん、環境部の皆さん、また様々な課題を抱える市民の皆さんに対応する福祉の関係の皆さんなど、様々な部署において、行政サービス、あるいは市民の皆さんに寄り添う仕事は継続をしていきます。
そういったところで休むことなく活躍をして頑張ってくださっている同僚や仲間がいらっしゃるということを、ぜひこの年末年始も忘れることなく、そういった仲間がいらっしゃるおかげで、私達はお互いにいい仕事ができると、そして市民の皆さんに喜んでいただいて、それが私達のまた生きがいに繋がっていくということを、この年末年始、改めて確認をしていただきたいと思います。
新しい年、皆さんと元気にまた顔を合わせて、市民の皆さんに貢献できることを心から願いまして仕事納めの挨拶といたします。
今年1年間本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。

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