仕事納めの式　市長訓示（令和2年12月28日）

ページ番号1006461　 更新日 令和3年8月31日

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【市長】
職員の皆さん、今年も一年、それぞれの持ち場で十分に力を発揮していただき、誠にありがとうございます。
本日は仕事納め式でありますが、皆さんに心からのお礼を申し上げたいと思います。
本来であれば2020年、オリンピックをはじめ、本市にとりましても様々な魅力を発信する機会が用意されていたわけでありますが、事実上、新型コロナウイルス感染症対策一色の一年になりました。
その中で、健康部、保健所には最前線で感染症対策に取り組んでいただき、実は毎日、中村健康部長と私は電話をしていますが、市民の方がどこでどのように感染されたのか、どういう対策が進んでいるのか、この日々の積み重ねであります。
職員の皆さんは毎日関係する市民の方と連絡を取ったり、入院先を調整したり、大変な苦労があるわけですが、そうした苦労をいとわずに市民のために頑張ってくれている、そんな職員の努力を大変うれしく思っております。
またほかにも、今年は定額給付金の支給については、福祉部を中心に、各部からも職員を集めていただき、一日も早く市民の方にお届けしようと、そうした思いに一人ひとりの職員が応えて職務を果たしてくれたことも大変うれしいことのひとつであります。
また市民病院においては、本日も入院される方がいらっしゃるわけでありますが、通常の診療とともにこの新型コロナウイルス感染症の患者の皆さんに対して丁寧な医療の提供と、また退院をしていただければまた新たな方が入ってこられるという、先の見えない中で自らも感染のリスクに向き合いながら取り組んでいただいていることも大変ありがたい気持ちでいっぱいであります。
そして、そうした各部の感染症に対する取り組みを支える中でたくさんの兼務をかけさせていただきましたし、兼務のみならず助っ人として職員を出していただきました。
誰かが何かの仕事で負担を負えば、いろいろな形で空いた部分を残された職員でカバーをしあわなければならないという中、まさに「オール岐阜市役所」でこのコロナ対策を進め、市民のために汗をかいていただきました。
すべての職員に心から感謝を申し上げます。
また来年、引き続きこのコロナに対する対策が続いていくわけですが、そうした中においても、一人ひとりの努力や仲間のために自分が持てる力を発揮しようという心からの気持ちがお互いの助け合いになり、市民を助けることにつながり、また事業者の皆さんの様々なお困りごとや相談にも応えていくことできる。
私たちはパブリックサーバントとして本来そのために仕事をしてきているわけであり、こうしたピンチのときだからこそ、持てる力を発揮する、そんな機会をいただいているのだろうと思っております。
この年末年始は、職員の皆さんの中には引き続き行政サービスの提供のために現場に出ていただく方もいらっしゃいます。
そういった方には本当にありがたい気持ちであり、またこの年末年始にしっかりと休みを取れる職員においては十分に英気を養っていただき、来る新しい年に皆さんと一緒に市民のために頑張りたいと思いますので、新しい年もよろしくお願いいたします。
改めて、一人ひとりの頑張りに、私は本当に、心からのお礼を、感謝の気持ちをお伝えしたいという思いでこの場に立たせていただきました。
本当にありがとうございました。
また来年も一緒に頑張りましょう。
よろしくお願いいたします。