第1回岐阜市民病院地域医療支援委員会(令和6年5月22日)
- 開催日
- 令和6年5月22日(水曜日)
- 開催場所
- 岐阜市民病院 中会議室
- 議題
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各種実績報告について
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その他
(1) 地域医療従事者を対象とした研修について
(2) 市民を対象とした講座等について
(3) 地域医療支援病院の業務の報告に係る診療並びに病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧についての実績報告について
(4) 令和7年度の委員会の開催予定 -
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出席委員
委員長 三輪 佳行
委員 各務 尚之
委員 大橋 哲也
委員 岡田 昌子
委員 井上 いほり
委員 中村 こず枝
委員 留田 隆
委員 山田 誠
委員 岩田 圭介 - 会議の公開の可否
(非公開理由等) - 公開
- 傍聴者数
- 0人
- 審議概要
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1) 各種実績報告について
○病院事務局より、岐阜市民病院の令和6年3月の紹介率、
開放型病床利用実績、高度医療機器共同利用状況(紹介検査)、救急医療の提供、患者総合支援センターの実績について、報告。
相談体制の充実を図るため、令和6年4月より玄関に総合案内カウンターを設置し相談窓口を案内しやすくしたことを報告。合わせて英語
や中国語の通訳ができるスタッフも配置したことや面会の受付も総合
案内カウンターで実施する運用としたことを報告した。
救急運送実績に関連して、6月からいわゆる下り搬送を実施することを
報告した。
→委員より、PET-CTの件数について、年間約1500件は維持していけるだけの収益があるのか質問があった。
⇒損益分岐点がどの辺りかについて資料を持ち合わせていなかった
ため、次回回答することとした。なお、当院は健診センターがあり、
PET-CTドックが行えることや認知症の検査のためのアミロイドPET
が行えることなどPET-CTを持っている意義があると回答した。
→委員より、救急患者が減った理由についての質問
⇒コロナが5類になったものの、終息したわけではないため、一時的に
受け入れを止めることがあったことや、西濃厚生病院ができた影響
が少なからずあったことを回答した。
2) その他市民を対象とした公開講座等について
(1)地域の医療従事者と対象とした研修について・地域の医療従事者向けに開催した研修の実績報告をした。
・今年度地域の医療従事者を受け入れる研修予定を報告した。
12月に瑞穂市が実施する多職種連携勉強会で能登半島地震に
おけるDMATの活動と地域で備えることについて講演することとな
ったことを報告。
連携医療機関へ勉強会のお知らせなどをメールで行う予定である
ことを報告した。
→メールでお知らせすることについて医師会の委員へ注意することを質
問
⇒お知らせの送信専用で返信はしないことや、お知らせにのみ使用する
ことなどの同意を取った方がいいとの意見を得た。
(2)市民を対象とした講座等について
・今年度の市民公開講座の開催予定を報告するとともに4月に実施した
講座について報告した。
→講座の周知方法と参加者について委員から質問
⇒広報ぎふ、病院HP、院内掲示を行っていること、4月の講座は幅広い
年齢の方に参加いただいたこと、メディアコスモスで開催したので、
通りかかりの方にも参加いただけたことを回答。
(3)地域医療支援病院の業務の報告に係る診療並びに病院の管理及び
運営に関する諸記録の閲覧についての実績報告について
・閲覧の実績はないことを報告した。
<全体を通して各委員よりコメント及び質疑>
・3月にJMATで門前に支援に入った。市民病院の看護師さんと一緒に
活動しお世話になった。
入口に総合案内カウンターを設置されたがガラス張りのため、スタッフ
が気にするようなら配慮をした方がいいのでは。
・消防本部全体で4月~5月21日までで前年比救急搬送が610件増加して
いる。11月から予定されていたマイナンバーカードを救急搬送時に使用
する実証実験が7月からに前倒しになった。カードを読み取り既往やお薬
歴がわかるようになる読み取り機を22隊中7隊が所持する。
・3月に感染対策の関係で地域連携カンファレンスがあり、市民病院の木
村先生にお話しいただいた。保健所も参加する会で普段伝えきれていな
い発生届のことや予防接種の間違え接種の報告についてもお話しさせて
いただいた。次回が9月の第二土曜日に朝日大学から性感染症について
お話しいただく予定。
・県歯科医師会で3回能登へ派遣した。口腔ケアや簡単な歯科治療を提供
した。現地のコーディネーターが不在という問題もあった。
・珠洲市へモバイルファーマシーを派遣した。市薬剤師会から6名、病院
薬剤師会・県薬剤師会から46名派遣した。薬事コーディネーターを作る
うごきもある。薬薬連携の勉強会も行っていく。
・地域包括ケアシステムの構築を進めているところであるが、看護学生の
卒後はほぼ100%が病院に採用になっている。地域医療を担う看護師をど
のように増やしていくかが課題。訪問看護ステーションも増員を求めら
れているが、新人を雇うと、教育するスタッフも必要となるがそこまでの
余裕がない。看護協会としてあり方検討会を開催していく。
・地域で出来ること、助けられる側から助ける側へと進めている。個室タ
イプの段ボールベッドを業者と開発中で、高齢者でも手伝うことが出来
ると役割を作ることで、避難所内で居場所を作る。遊び場としてや配慮
が必要な子どものスペースとしいても使える。
岐南工業が3Dプリンターで卵割機を作ったので、地域にプレゼンしてい
ただき、地域と高校の交流も進めていく。クリーンステーションを市で整
備しているが公民館が入っていなかったので、独自で涼み処として自主
運営する。
・総合案内カウンターでは患者さんの受診科の割り振りも行っている。
また、電話で緊急紹介のご依頼を受ける際、医師ではなく看護師で受け
られるものは看護師で対応し速やかに回答する運用を始めた。下り搬送
は救急搬送のうち比較的軽症の方を周辺病院に受けていただくことを
想定している。
・地域包括ケアシステムにおける機能別で役割分担を進めていく。
・今年度から病院機構図をシンプルにした。レストランは6月から再開を
予定している。救急の応需率を上げるようにしていくよう施設の改修も
予定している。
- 会議録(全文)の有無
- 無
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