第1回岐阜市民病院地域医療支援委員会(令和5年7月25日)
- 開催日
- 令和5年7月25日(火曜日)
- 開催場所
- 岐阜市民病院 中会議室
- 議題
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各種実績報告について
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市民を対象とした公開講座等について
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その他
(1) 地域医療支援病院の業務の報告に係る診療並びに病院の
管理及び運営に関する諸記録の閲覧についての実績報告
について
(2) ぎふ清流ネット月別登録件数について
(3) 地域連携部(組織改編)について
(4) 新型コロナ5類移行後の対応について
(5) 患者搬送車両更新について
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出席委員
委員長 三輪 佳行
副委員長 石山 俊次
委員 中嶌 誠治
委員 大橋 哲也
委員 岡田 昌子
委員 井上 いほり
委員 稲葉 静代
委員 中村 こず枝
委員 早川 誠
委員 山田 誠
委員 岩田 圭介 - 会議の公開の可否
(非公開理由等) - 公開
- 傍聴者数
- 0人
- 審議概要
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1) 各種実績報告について
○病院事務局より、岐阜市民病院の令和5年4月~令和5年6月の紹介率、
開放型病床利用実績、高度医療機器共同利用状況(紹介検査)、
救急医療の提供の実績について、報告。
・紹介率、逆紹介率は地域医療支援病院の要件を満たしている。
・開放型病床の共同利用実績については増加傾向。
・高度医療機器の共同利用状況(全科)はPET-CTが引き続き増加。
・救急医療の提供の実績について救急車受入件数が前年同期比で
千台の減少。
→委員長より、千台減少した要因について質問があったが、選定療養費が
昨年秋から7,700円に上がっていること、コロナが落ち着いていること
などが考えられると事務局より回答。
→院長より、昨年の救急車の受け入れ件数は6千台に迫る数となった。最近、コロナが増えてきており、重傷者が増えると通常医療に影響を
与える恐れがあるため警戒を続けていると報告。
・地域の医療従事者向けの研修については、コロナで抑制されていたが、
院外の従事者の受け入れを再開していることを報告した。
2) 市民を対象とした公開講座等について
・令和4年度市民公開講座について
病院事務局より、開催実績の報告。事前予約不要にしたこと、
ハイブリッド形式と後日ZOOM配信は継続していることを報告。
3) その他
(1)地域医療支援病院の業務の報告に係る診療並びに病院の管理及び
運営に関する諸記録の閲覧についての実績報告について
・閲覧依頼はなし
(2)ぎふ清流ネット月別登録件数について
・例月、数件の登録があったが、7月に入りた登録申請が増えた。県医師会にタブレット端末で清流ネットに接続するマニュアルを
作成いただいたことで、タブレット端末Ipadで清流ネットに接続
できるようになったこと、口頭同意が認められたことが要因との
ことであった。当院へ紹介いただくタイミングで患者さんに同意を
とっていただき、紹介予約と同時に清流ネットへ接続申請いただく
形が多い。在宅医療を重点的に行っているクリニックからも申請が
ある。
(3)地域連携部(組織改編)について
これまで地域連携部地域連携室で前方連携、後方連携を担い、入退
院支援センターで入院時支援、患者相談は医事課相談係と別々の部署
で対応していたが、今年度に組織改編を行い、患者支援にかかわる部
署が地域連携部内にまとまった。これにより、よりスムーズな支援に
つながるものと考える。
→患者総合支援センターの実績も次回から紹介していただき取り組み
が広がっていることをアピールしていただきたい。
(4)新型コロナ5類移行後の対応について
5月8日から5類に移行したが、これまでどおり発熱外来の機能は維持
し地域の医療機関から発熱患者の精査依頼を受け入れている。9月まで
県の要請による確保病床を維持し、主に積極治療が必要な重症患者の
受け入れを継続している。また、流行の再燃も警戒されているところ
で、在宅患者さんや施設入所者等が救急搬送されるケースも増えている。積極治療を希望されないが入院が必要な患者さんについては、これまで
保健所に入院調整を依頼していたが、5月8日以降その役割を終えたこと
から自力で入院先の選定が必要となっている。そのため、周辺病院と直
接連絡をとり、当院のコロナ対応のノウハウを共有しながら、入院受け
入れをお願いしている。なお、7月に入って数名、周辺病院に受け入れ
をお願いすることができた。
(5)患者搬送車両更新について
地域医療支援病院の指定要件の1つである患者搬送車両を更新した。当院は、災害拠点病院の指定も受けておりDMATを有している。近年、
DMATの重要な任務として被災地における患者搬送があげられること
から、患者搬送車両の必要性が固まっていると判断し昨年度末に搬送
車両を更新した。
<全体を通して各委員よりコメント>
・市民病院に限った話ではないが、かかりつけ医とは別の医療機関から病院へ紹介し入院となった場合に、かかりつけ医に入院したという情
報が届かないことが時々発生する。紹介元とは別にかかりつけ医があ
る場合は連絡をいただきたい。
・市民病院の場合、歯科があるので、周術期口腔ケアを院内で行われていると思うが、かかりつけ歯科医がある方もおられるので、入院前に
かかりつけ歯科医に依頼していただくという方法も検討いただきたい。
・後方連携の際、看護の情報がうまくつながっていないという場合があることは把握されているか。
→退院時共同指導を適宜行い、情報共有には努めている。今後も努力していきます。
・選定療養費が上がって、紹介状を持たない受診はどうなったか、どのような人が紹介状なしで受診するかわかるか?また、選定療養費で
もめる人はいないか?
→紹介状なし受診は年々減っているが、選定療養費が7,700円にあがってさらに減少している。市民の認知が進んでいると思われる。紹介状
なしで来院された方には、まずは診療所を受診するように促している
が、急性疾患の場合は、選定療養費がかかってもいいので見てほしい
といわれる方は一定数いる。コロナが流行していた時は、発熱外来に
受診した方で、一部未払いとなっている人がいる。感染対策の関係で
後日払いにしたことや、検査が公費で無料ということが誤って伝わり
お金がまったくかからないと思っている方がいた。
・前回委員会で、保健所がコロナの入院調整機能を持たなくなることに懸念しているといわれたが、その後の状況はいかがか。
→施設等からの救急搬送もいったん受け入れ、精査したうえで、施設で療養が可能な場合は施設に戻っていただいたり、急性期治療が必要な
場合は当院で入院受け入れをしたり、積極治療を望まないが入院が必
要な状況の場合は周辺病院へお願いしたりと地域で連携して対応して
いる。
・7月に入り、市内の救急搬送が急増している。コロナの増加もあるし熱中症も増えている。引き続き協力をお願いしたい。
- 会議録(全文)の有無
- 無
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