第2回岐阜市ごみ減量対策推進協議会(令和6年12月20日)
- 開催日時
- 令和6年12月20日(金曜)午後2時00分から3時00分まで
- 開催場所
- 岐阜市役所 庁舎 6階 6-1会議室
- 議題
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報告事項
- 令和6年度第1回協議会以降の取り組みについて
- ごみ処理制度について
- 出席委員
-
五十里 彰会長、矢田 康博副会長、北島 良介委員、黒木 伸子委員、河野 美佐子委員、原 有匡委員、堀江 良治委員、村田 伊津子委員、山口 誠司委員
(会長、副会長以外、五十音順)
- 会議の公開の可否
(非公開理由等) - 公開
- 傍聴者数
- 6人
- 審議概要
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(●…委員の意見 ⇒…事務局の回答)
<報告事項 令和6年度第1回協議会以降の取り組みについて>
<意見及び回答>
(ごみ分別アプリについて)
●ごみ分別アプリは、外国語5言語にも対応して頂けており、素晴らしいと思う。外国の人は分からないことが多いと思うので、対応頂き有難い。
●アプリの外国語の件だが、選択された5言語にイスラム語圏が入っていないのでどうなのかなと思った。
⇒・市内に東南アジア系の方が比較的多くいらっしゃるため、より多くの市民に利用頂ける言語として、この5言語を選択している。
<報告事項 ごみ処理制度について>
<意見及び回答>
(高齢者等への配慮について)
●自分で食事を作れず三食弁当を取る高齢者も多くいる。その容器でごみが普通の人の何倍にもなるため、そういった方に配慮した仕組みをお願いしたい。
⇒・高齢化が進む中で、そういった世情を考えながら政策を検討していく必要があると考えている。ただ、一方で、ごみの有料化はごみの排出量に応じた費用負担をして頂く必要があるという観点もあるため、そのあたりのバランスをとる必要があると思っている。具体的な政策については、今後市民の皆さんへの説明の機会を持つなどしながら、丁寧に取り組み検討していきたい。
●弁当を取ると一般ごみが増えるという話が出たが、近所に住む弁当を取っている人から容器を回収している企業もあると聞いている。容器をきれいに洗っておくと、業者に持って行ってもらえるとのことなので、今後そのように業者が対応できるようになっていくのであれば、業者の方にも話をしていくのが良いと思った。
●ただ配送するだけでなく、回収も含めて業者でやって頂けるのは良い取り組みだと思った。
(ごみ処理経費の増加について)
●資料2の2(4)に、ごみ処理に要する経費が年々増加していると書かれているが、主にどういった経費が増加しているのか。また増加原因は何か。
⇒・世間一般と同じだが、人件費や燃料費の高騰により、ごみ収集を行う人件費や車両にかかる費用等が増加している。また、焼却やリサイクルの中間処理、最終処分にかかる経費についても同様のことが言える。
(自治会のメリットや負担について)
●資料2の自治会の加入率が年々減少している件は、私の近くでも聞いている。
・マンションを建てる場合は、大家さんにお願いして自治会に入ってもらっているが、戸建ての人が高齢になって自治会を脱退する現象が起きている。そういった方に話を聞くと、自治会に入っているメリットが無いと言われる。
・新型コロナ以降、自治会のいろんな行事などが無くなってしまったり縮小されてしまったりしており、自治会のイベントも魅力がなくなっているように思われる。
・ごみ出しでそこにメリットを作るのは難しいかもしれないが、せっかく効率良くシステムが組まれているので、何かメリットがあると良いかなと感じた。
●私も今自治会の役員をやっているが、我々の地区でも高齢の方が自治会を抜けられるという事例が発生しており、何か取り組みができないかと思っているところである。
・ごみステーションは単純にごみを出すだけではなく、ごみ出しのときに地域の方と顔を合わせることで交流が生まれるというところもあると思うので、ぜひこれも活かしながら、さらに何かメリットを感じられるようになると良いと思う。
・この辺りについて、市で何か今後検討していくことや現時点で計画していることはあるか。
⇒・高齢化が進み、一人で生活をするスタイルなど、生活が多様化することに伴って、地域では様々な問題を抱えていると認識している。
・地域のごみ出しで互いに助け合うということの他にも、地域コミュニティというのは災害時の助け合いや地域の福祉活動など、役割が大きいと思っている。
・そういった意味で、ごみステーションを管理している皆様への支援が、地域の方々のメリットに繋がればと思っている。
・具体的な支援策については、今後皆様に意見を聴きながら検討していきたいと考えている。
●どのような要望があるか、市民から幅広く意見を回収できると良いと思うので、是非ご検討頂ければと思う。
●防災、交通安全など自治会に割り振られる仕事があまりにも多く、やりたくないと感じる。自治会員が減っており、さらに高齢化等により能力が落ちているのに、自治会の仕事は減っていないため、負担したくないということで抜ける人が増えている。
・何か問題が起きたらそこだけ手当てしてということでは完全解決にはならないと思う。支援といったものだけでなく、根本的な解決のためには、自治会のあり方を変えていく必要があるのではないか。その辺りはどのように認識しているか。
⇒・環境部のみならず多方面にわたる問題であるが、まず環境という観点では、ごみステーションの管理に関して、地域の皆さんが負担を感じているため、その負担を軽減したいと考えている。また、ごみ処理は地域の皆さんの共助によって成り立っており、その仕組みがうまくいかないと安定的なごみ処理体制も影響が出てくると思っている。そのため、地域に対するごみの処理の支援をしたいという思いがある。
・ごみのことだけではなく、自治会のあり方そのものについて考える必要があるというのは、おっしゃる通りだと思う。資料2の3(2)に、都市と地域コミュニティの持続可能性に関する懇談会について記載しているが、第2回、第3回は環境・衛生がテーマであったが、それ以外は、防災や市民協働についてなど、色々なことについて勉強させて頂いている。こういったことを積み重ねながら行政としてもいろんな手法を考えていきたいと思っている。
●是非、市役所の中で部署を超えて問題点を共有して頂き、解決策を色々とご検討頂ければと思う。
●ごみステーションについて、戸別収集しているところもあれば、集団収集しているところもある。資源分別回収は自治会が運営しており、集積場所に持ち込む場合は費用負担を求めている。ごみ収集は市が行っていることであるため、ごみステーションの管理を自治会がやっていること自体どうなのかと思う。また、自治会に加入していない人が自治会管理のステーションに生ごみを持ってくるのは困る、と思う自治会員もいる。
・ごみに被せるネットやボックスがあるとカラスの被害がないので良いと思う。7千円程度で買えるネットもあるが、市が運営している生ごみの収集について、自治会がお金を払って買うのはどうなのかと感じる。市で買ってステーションに置いておき、あとは自治会に管理してもらうようにすれば負担も減るのではないか。
・プラスチック製容器包装の分別が始まってから、プラスチック製容器包装が非常に多いと感じている。
・家庭と事業者とでは、ごみ量が大幅に違う。粗大ごみは45リットルの袋に入るだけ入れて、一杯になったら搬入すれば良いが、生ごみはそうはいかない。また、剪定枝はごみ量が多くなる。ごみの量は人によって違い、ごみをたくさん出す人も少ない人も同じ袋の値段では公平ではない。公平性の観点から、袋の大きさを大中小などとして頂きたい。
⇒・ご指摘の通り、ごみの収集は市の責務であるが、ステーション方式をとっており、そのためには地域の皆さんのご協力が必要なのは変わらないと思われる。今回の有料化にあたり、そういった管理にかかる負担の軽減や、それ以外の諸課題の解決で、地域を支援していきたいということが趣旨であるため、ご理解頂きたい。
・プラスチック製容器包装は収集を開始し、随分な量が集まっているが、プラスチックごみは軽いため、重さで見ると少なく感じるところもあるかもしれない。
・ごみ袋の種類については、複数種類を取り扱っている他都市の事例や、市民の皆さんのご意見を伺いながら、検討したいと思っている。
●家庭ごみや、企業、事業主から出るごみについて、そのボリュームについても区別して頂き、適正な利用に繋がるように検討頂ければと思う。
- 会議録(全文)の有無
-
無(概要のみ)
事務局
- 担当課名
-
環境部 資源循環課
- 電話番号
- 058-214-2179(直通)
- ファクス
- 058-264-7119
- Eメール
- sigen@city.gifu.gifu.jp
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