第1回「食と健康に関する意識調査」
- 調査概要
- 質問1 主食(ごはん・パン・麺類)、主菜(肉・魚・卵・大豆等)、副菜(野菜・海藻・いも類)がそろった食事を1日に何食とっていますか。
- 質問2 地元で採れた米や野菜、肉などを食べていますか。
- 質問3 喫茶店等で提供されるモーニングを利用する頻度について、あてはまる番号を1つ選んでください。
- 質問4 スーパー等で市販されている惣菜や宅配惣菜を利用する頻度について、あてはまる番号を1つ選んでください。
- 質問5 加工食品や外食の栄養成分表示を参考にしていますか。
- 質問6 野菜を意識して多く食べるようにしていますか。
- 質問7 1日あたりの望ましい野菜摂取量を知っていますか。(参考:望ましい野菜摂取量は、1日350g)
- 質問8 1日あたりの望ましい食塩摂取量を知っていますか。(参考:望ましい食塩摂取量は、男性1日7.5g未満・女性1日6.5g未満)
- 質問9 「栄養」や「食」について学ぶ機会はありますか。「ある」場合、どのような機会であるか具体的に回答ください。
- 質問10 飲食店の子ども向けメニュー(キッズメニュー)は栄養バランスが整っていると思いますか。
- 質問11 子どもでも生活習慣病になる可能性があることを知っていますか。
テーマ「食と健康に関する意識調査」
調査概要
1 調査目的
1 調査目的
岐阜市では、市民一人ひとりが食を通じて健康な心と身体を育む力を身につけ、自らがその力を活用し、次の世代へつなげていくことができることを目的とした「第3次岐阜市食育推進計画」及び市民誰もが健康かつ生きがいを持ち、安全・安心で豊かな生活を営むことができるまちを目指すことを基本理念とした「ぎふ市民健康基本計画」を策定し、市民の健康づくりに向けた施策の推進に取り組んでいます。
つきましては、市民の皆さんの食と健康に関する意識調査を実施し、今後の健康づくり施策を推進するための参考にさせていただきたいと存じます。
2 調査期間
令和3年6月22日(火曜日)~7月6日(火曜日)
3 回答者数/調査対象者数
190人 / 200人 (95.0%)
4 調査対象者の属性
性別
- 男性:75人(39%)
- 女性:114人(60%)
- 回答しない:1人(1%)
年代別
- 10代:2人(1%)
- 20代:14人(7%)
- 30代:41人(22%)
- 40代:41人(22%)
- 50代:31人(16%)
- 60代:38人(20%)
- 70代:18人(9%)
- 80代:5人(3%)
職業別
- 会社員:50人(25%)
- 公務員:9人(5%)
- 自営業:8人(4%)
- 団体職員:3人(2%)
- 自由業:1人(1%)
- 会社役員:1人(1%)
- 派遣職員:2人(1%)
- パート・アルバイト:45人(23%)
- 家事:36人(19%)
- 学生:3人(2%)
- 無職:28人(15%)
- その他:4人(2%)
質問1 主食(ごはん・パン・麺類)、主菜(肉・魚・卵・大豆等)、副菜(野菜・海藻・いも類)がそろった食事を1日に何食とっていますか。
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3食:93人(49%)
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2食:54人(28%)
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1食:38人(20%)
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主食・主菜・副菜がそろった食事をしていない:5人(3%)
質問2 地元で採れた米や野菜、肉などを食べていますか。
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食べている:55人(29%)
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どちらかといえば食べている:90人(47%)
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どちらともいえない:23人(12%)
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どちらかといえば食べていない:7人(4%)
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食べていない:2人(1%)
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意識していない:13人(7%)
質問3 喫茶店等で提供されるモーニングを利用する頻度について、あてはまる番号を1つ選んでください。
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ほぼ毎日:4人(2%)
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週3~4回程度:5人(3%)
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週1~2回程度:7人(4%)
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月2~3回程度:26人(14%)
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月1回程度:54人(28%)
-
利用しない:94人(49%)
質問4 スーパー等で市販されている惣菜や宅配惣菜を利用する頻度について、あてはまる番号を1つ選んでください。
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ほぼ毎日:13人(7%)
-
週3~4回程度:14人(7%)
-
週1~2回程度:66人(35%)
-
月2~3回程度:46人(24%)
-
月1回程度:23人(12%)
-
利用しない:28人(15%)
質問5 加工食品や外食の栄養成分表示を参考にしていますか。
- いつも参考にして選ぶ:41人(21%)
- 時々参考にして選ぶ:81人(43%)
- ほとんど参考にしない:64人(34%)
- 栄養成分表示を知らない:4人(2%)
質問6 野菜を意識して多く食べるようにしていますか。
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意識している:172人(91%)
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意識していない:18人(9%)
質問7 1日あたりの望ましい野菜摂取量を知っていますか。(参考:望ましい野菜摂取量は、1日350g)
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知っている:87人(46%)
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知らない:103人(54%)
質問8 1日あたりの望ましい食塩摂取量を知っていますか。(参考:望ましい食塩摂取量は、男性1日7.5g未満・女性1日6.5g未満)
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知っている:80人(42%)
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知らない:110人(58%)
質問9 「栄養」や「食」について学ぶ機会はありますか。「ある」場合、どのような機会であるか具体的に回答ください。
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ある:47人(25%)
-
ない:143人(75%)
<「ある」場合の機会>※一部抜粋
- 新聞、テレビ、インターネット、雑誌
- 病院での食事の取り方について説明された時に、見せて頂いた本を読む
- 文化センターで秋に開催されるぎふ市民健康まつりにて塩分などの情報をもらっています。
- ほっぺの会。
- 生協
- 大学の講義
- 岐阜市立幼稚園の園内保健給食委員会、給食のお便り
- 地域で行われる食育・離乳食づくりのセミナー、通信講座(食生活アドバイザー)の受講
- 会社の保健指導、病院の食事指導
- 友人に食育研究をされている方が見えるので、その方の自宅で料理の勉強会が開催される時は、参加しています。また岐阜市発行の料理レシピ‥「おいしく簡単フレイル予防レシピ集」なども参考にしています。
質問10 飲食店の子ども向けメニュー(キッズメニュー)は栄養バランスが整っていると思いますか。
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思う:12人(6%)
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思わない:113人(60%)
-
利用したことがない:65人(34%)
質問11 子どもでも生活習慣病になる可能性があることを知っていますか。
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知っている:145人(76%)
-
知らない:45人(24%)
調査結果を受けて
はじめに、本アンケート調査にご協力いただきました市政モニターの皆様にお礼申し上げます。
岐阜市の栄養・食生活に関する実現すべき目標として、「主食・主菜・副菜のそろった食事をとる人の増加」、「地場産の農産物を食べている人の増加」、「加工食品や外食の栄養成分表示を参考にしている人の増加」に加え、「野菜摂取量の増加」や「塩分摂取量の減少」が挙げられます。今回の調査結果につきましては、これらの目標の実現に向けた各種施策を立案するための貴重な資料とさせていただきます。
今回の調査結果からは、主食・主菜・副菜のそろったバランスの取れた食事を1日2回以上とっている、地場産の農産物を食べている、また野菜を意識して多く食べるようにしている方は7割以上であり、健康的な食生活が広く皆様の中で実践されていることなどが分かりました。その一方で、「栄養」や「食」について学ぶ機会がないと答えた方が7割以上、1日あたりの望ましい野菜摂取量や食塩摂取量をご存じの方は5割前後に留まるという結果が得られたことなどを踏まえ、栄養・食生活に関する学びの場の提供、加工食品や外食の栄養成分表示の活用方法や、食生活における適正な野菜摂取量や食塩摂取量などの普及・啓発に加え、これまでの栄養・食生活に関する取り組みのさらなる充実にも注力すべきと考えております。
このほか、惣菜を利用する頻度が月1回以上である方は8割以上との結果が得られたことから、スーパーや惣菜店などの惣菜を供給する民間事業者と協働して、栄養・食生活に関する啓発を実施するなどの施策を展開していくことも効果的ではないかと認識しております。
これらの施策について検討を進めるほか、今後もさらなる保健行政の推進に努めてまいりますので、市政モニターの皆様におかれましては、引き続きご協力いただきますよう、お願い申し上げます。
調査結果に関するお問い合わせ先
健康部 健康増進課 健康づくり係
電話/058-252-7193
Eメール/kenkou@city.gifu.gifu.jp
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広報広聴課
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