第3回「男女共同参画に関する意識、実態調査について」
- 調査概要
- <同居の状況について>
- 質問1 あなたの同居の状況について教えてください。
- <性別役割分担意識について>
- <男女の地位について>
- 質問3 次の(a)~(h)の分野の男女の地位についてどう思いますか。
- <家事・育児・介護の担い手について>
- 質問4 あなたの家庭では、次の(a)~(d)の家事や育児、介護などについて主に誰が担っていますか。※(a)~(d)の中に一つも「1.あなた自身」の回答がない方は「質問6」にお進みください。
- 質問5 質問4の(a)~(d)の中で、一つでも「1. あなた自身」と回答した方にお聞きします。コロナ下において、家事や育児、介護の負担が増えていると感じますか。
- <就業について>
- 質問6 あなたは、収入を伴う仕事(パート、自営業、臨時、在宅勤務などを含む)をしていますか。
- 質問7 質問6で「1.している」と回答した方にお聞きします。あなたの就業形態は以下の内、どれですか。
- 質問8 質問7で「(2)非正規職員・従業員」と回答した方にお聞きします。あなたが非正規の職員・従業員に就いた主な理由は何ですか。※回答後は「質問12」へお進みください。
- 質問9 質問6で「2.していない」と回答した方にお聞きします。今後、どうしたいですか。
- 質問10 質問9で「1.働けない」と答えた方にお聞きします。その理由は何ですか。 ※回答後は「質問12」へお進みください。
- 質問11 質問9で「2.働きたい」と回答した方にお聞きします。どのような形で働きたいとお考えですか。
- <テレワークについて>
- 質問12 あなたは、テレワークを実施したことがありますか。
- 質問13 質問12で「1.実施した、実施している」と回答した方にお聞きします。テレワークを経験して感じたことは何ですか。【複数回答可】
- 質問14 今後、テレワークを実施したいと思いますか。
- <女性が職業を持つことについて>
- 質問15 あなたは、女性が職業を持つことについてどう思いますか。
- 質問16 女性が職業を持ち続けていくうえで、問題と思われることは何だと思いますか。【複数回答可】
- 質問17 出産などで離職した女性が、再び働くために必要な支援は何だと思いますか。
- 質問18 あなたは、男女共同参画社会実現のために、行政はどのようなことに力を入れていくべきだと思いますか。【複数回答可】
- <選択的夫婦別氏(姓)制度について>
- 質問19 現在は、夫婦は必ず同じ名字(姓)を名乗らなければならないことになっていますが、現行制度と同じように夫婦が同じ名字(姓)を名乗ることのほか、夫婦が希望する場合には、同じ名字(姓)ではなく、それぞれの婚姻前の名字(姓)を名乗ることができるように法律を改めた方がよいという意見があります。あなたは、このような意見について、どのように思いますか。
- 質問20 あなたは、別姓が選べないために結婚を諦めたことや、事実婚を選択したことがありますか。
- 質問21 岐阜市の男女共同参画を推進する拠点施設として「岐阜市女性センター」があります。あなたは「岐阜市女性センター」が何をするための施設か知っていますか。
- 質問22 「岐阜市女性センター」では、男女共同参画に関する講座の開催や、様々な悩み事に対応する相談事業等を実施しています。あなたは、センターの認知度及び利用率向上のために、どのようなことが効果的だと思いますか。【複数回答可】
- 質問23 男女共同参画に関することについて、ご意見がありましたらお聞かせください。
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調査概要
1 調査目的
岐阜市では、男女が互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別に関わりなくその個性と能力を十分に発揮できる、誰もが生きやすい「男女共同参画社会の実現」に向けてさまざまな施策に取り組んでいます。今回のアンケートでは、男女共同参画に関する意識や実態についてお聞きし、今後の施策の一助とするものです。
2 調査期間
令和3年7月30日(金曜日)~8月13日(金曜日)
3 回答者数/調査対象者数
188人 / 200人 (94.0%)
4 調査対象者の属性
性別
- 男性:73人(39%)
- 女性:114人(60%)
- 回答しない:1人(1%)
年代別
- 10代:2人(1%)
- 20代:12人(6%)
- 30代:43人(23%)
- 40代:39人(21%)
- 50代:32人(17%)
- 60代:38人(20%)
- 70代:18人(10%)
- 80代:4人(2%)
職業別
- 会社員:49人(25%)
- 自営業:7人(4%)
- 公務員:10人(5%)
- 団体職員:3人(2%)
- 自由業:1人(1%)
- 会社役員:1人(1%)
- 派遣社員:2人(1%)
- パート・アルバイト:45人(24%)
- 家事:36人(19%)
- 学生:3人(2%)
- 無職:27人(14%)
- その他:4人(2%)
<同居の状況について>
質問1 あなたの同居の状況について教えてください。
- 単身:14人(7%)
- 夫婦のみ:52人(28%)
- 二世代家族:104件(55%)
- 三世代家族:11件(6%)
- その他(具体的に)7人(4%)
<その他>※一部抜粋
- 籍を入れない男女の同居
<性別役割分担意識について>
質問2 あなたは「男は仕事、女は家庭」という考え方について、どのように思いますか。
- 同感する:9人(5%)
- どちらかといえば、同感する:66人(35%)
- どちらかといえば、同感できない:53人(28%)
- 同感できない:60人(32%)
<男女の地位について>
質問3 次の(a)~(h)の分野の男女の地位についてどう思いますか。
(a)家庭生活では
- どちらかといえば男性が優遇されている:74人(39%)
- 平等である:66人(35%)
- どちらかといえば女性が優遇されている:22人(12%)
- どちらともいえない:26人(14%)
(b)職場では
- どちらかといえば男性が優遇されている:121人(64%)
- 平等である:34人(18%)
- どちらかといえば女性が優遇されている:13人(7%)
- どちらともいえない:20人(11%)
(c)学校教育の場では
- どちらかといえば男性が優遇されている:32人(17%)
- 平等である:112人(60%)
- どちらかといえば女性が優遇されている:8人(4%)
- どちらともいえない:36人(19%)
(d)政治の場では
- どちらかといえば男性が優遇されている:151人(81%)
- 平等である:19人(10%)
- どちらかといえば女性が優遇されている:0人(0%)
- どちらともいえない:16人(9%)
- 未回答:2人(1%)
(e)地域の活動の場では
- どちらかといえば男性が優遇されている:101人(54%)
- 平等である:43人(23%)
- どちらかといえば女性が優遇されている:12人(6%)
- どちらともいえない:29人(15%)
- 未回答:3人(2%)
(f)法律や制度では
- どちらかといえば男性が優遇されている:82人(44%)
- 平等である:59人(31%)
- どちらかといえば女性が優遇されている:13人(7%)
- どちらともいえない:34人(18%)
(g)しきたりや習慣では
- どちらかといえば男性が優遇されている:146人(78%)
- 平等である:16人(8%)
- どちらかといえば女性が優遇されている:2人(1%)
- どちらともいえない:24人(13%)
(h)社会全体では
- どちらかといえば男性が優遇されている:133人(71%)
- 平等である:20人(11%)
- どちらかといえば女性が優遇されている:6人(3%)
- どちらともいえない:27人(14%)
- 未回答:2人(1%)
<家事・育児・介護の担い手について>
質問4 あなたの家庭では、次の(a)~(d)の家事や育児、介護などについて主に誰が担っていますか。※(a)~(d)の中に一つも「1.あなた自身」の回答がない方は「質問6」にお進みください。
(a)掃除・洗濯などの家事
- あなた自身:96人(51%)
- 配偶者:44人(23%)
- あなたと配偶者が同じくらい:28人(15%)
- 父・母・子など:15人(8%)
- 家族全員:5人(3%)
- 家族以外外部の人:0人(0%)
- 該当しない:0人(0%)
(b)食事の支度や後片付けなどの家事
- あなた自身:93人(48%)
- 配偶者:43人(23%)
- あなたと配偶者が同じくらい:26人(14%)
- 父・母・子など:18人(10%)
- 家族全員:7人(4%)
- 家族以外外部の人:0人(0%)
- 該当しない:0人(0%)
- 未回答:1人(1%)
(c)育児(過去から現在までで該当ある場合)
- あなた自身:75人(40%)
- 配偶者:46人(24%)
- あなたと配偶者が同じくらい:25人(13%)
- 父・母・子など:2人(1%)
- 家族全員:4人(2%)
- 家族以外外部の人:0人(0%)
- 該当しない:33人(18%)
- 未回答:3人(2%)
(d)介護(過去から現在までで該当ある場合)
- あなた自身:27人(14%)
- 配偶者:16人(8%)
- あなたと配偶者が同じくらい:22人(12%)
- 父・母・子など:7人(4%)
- 家族全員:10人(5%)
- 家族以外外部の人:1人(1%)
- 該当しない:102人(54%)
- 未回答:3人(2%)
質問5 質問4の(a)~(d)の中で、一つでも「1. あなた自身」と回答した方にお聞きします。コロナ下において、家事や育児、介護の負担が増えていると感じますか。
- とても負担が増えたと感じる:21人(19%)
- 多少負担が増えたと感じる:30人(27%)
- 変わらない:57人(50%)
- その他(具体的に):1人(1%)
- 未回答:4人(3%)
<就業について>
質問6 あなたは、収入を伴う仕事(パート、自営業、臨時、在宅勤務などを含む)をしていますか。
- している:126人(67%)
- していない:62人(33%)
質問7 質問6で「1.している」と回答した方にお聞きします。あなたの就業形態は以下の内、どれですか。
- 正規職員・従業員:56人(44%)
- 非正規職員・従業員(パート・アルバイト含む):58人(46%)
- 自営業:6人(5%)
- その他(具体的に):5人(4%)
- 未回答:1人(1%)
<その他>※一部抜粋
- 会社経営者
- 個人事業主
- フリーランス(文章を書く仕事、ファシリテーター)
質問8 質問7で「(2)非正規職員・従業員」と回答した方にお聞きします。あなたが非正規の職員・従業員に就いた主な理由は何ですか。※回答後は「質問12」へお進みください。
- 自分の都合のよい時間に働きたいから:13人(22%)
- 家事・育児・介護等と両立しやすいから:27人(46%)
- 家計の補助・学費等を得たいから:5人(9%)
- 希望する条件の正規職員・従業員の仕事がないから:5人(9%)
- 正規職員・従業員になりたいが、就けないから:2人(3%)
- その他(具体的に):5人(9%)
- 未回答:1人(2%)
<その他>※一部抜粋
- 定年退職者で再任用という立場である
- 大学との両立のため
- 定年後にやりたい仕事の雇用条件が嘱託条件だったから。
質問9 質問6で「2.していない」と回答した方にお聞きします。今後、どうしたいですか。
- 働けない:24人(39%)
- 働きたい:14人(22%)
- 働きたくない:19人(31%)
- 未回答:5人(8%)
質問10 質問9で「1.働けない」と答えた方にお聞きします。その理由は何ですか。 ※回答後は「質問12」へお進みください。
- 結婚のため:0人(0%)
- 出産・育児のため:8人(33%)
- 自身が病気、あるいは介護を受けているため:1人(4%)
- 家族の病気や介護のため:1人(4%)
- 家族の理解・協力が得られにくいため:1人(4%)
- 労働条件があわないため:0人(0%)
- 高齢になったため:10人(42%)
- その他:3人(13%)
質問11 質問9で「2.働きたい」と回答した方にお聞きします。どのような形で働きたいとお考えですか。
- 常勤の仕事:0人(0%)
- パートタイム、アルバイト、非常勤など:12人(86%)
- 起業:2人(14%)
- 家業の手伝い:0人(0%)
- その他(具体的に):0人(0%)
<テレワークについて>
質問12 あなたは、テレワークを実施したことがありますか。
- 実施した、実施している(月に1、2回程度またはそれ以上):25人(13%)
- ほぼしていない:19人(10%)
- もともと在宅:6人(3%)
- 実施したことがない:138人(74%)
質問13 質問12で「1.実施した、実施している」と回答した方にお聞きします。テレワークを経験して感じたことは何ですか。【複数回答可】
- 自分が自由に使える時間が増えて良い:14件
- 家族と一緒の時間が増えて良い:9件
- 家事・育児との両立がしやすくなる:6件
- 仕事がやりやすくなる:5件
- 通勤時間を有意義に使える:11件
- 通勤が少なくなりストレスが減る:14件
- 自分の仕事のスペースを十分に確保できない:4件
- 時間のメリハリがつかず、勤務時間外も働いてしまう:4件
- 光熱費等の出費が増える:5件
- 家事が増える:2件
- 家族や家事・育児のために仕事に集中できない:2件
- 自分の時間が減ることがストレス:4件
- 配偶者・パートナーが家事・育児に協力的でなくストレス:1件
- 家族といる時間が長いことがストレス:0件
- 上記のようなことはない:0件
- その他(具体的に):1件
<その他>※一部抜粋
- ゆったりと集中できてよかったです。昼間は誰もいないので、昼休みも仕事次第で取れるので、予想以上に仕事に集中できました。
質問14 今後、テレワークを実施したいと思いますか。
- 実施しており、今後も継続したい:25人(13%)
- 実施していたが、今後は継続したくない:8人(4%)
- 実施していなかったが、今後は実施したい:60人(32%)
- 実施していないし、今後も実施したくない:95人(51%)
<女性が職業を持つことについて>
質問15 あなたは、女性が職業を持つことについてどう思いますか。
- 女性は職業を持たないほうがよい:1人(1%)
- 結婚するまでは、職業を持つほうがよい:9人(5%)
- 子どもができるまでは、職業を持つほうがよい:12人(6%)
- 子どもができても、ずっと職業を続けるのがよい:88人(46%)
- 子どもができたら、いったん退職し、大きくなったら再び職業を持つのがよい:65人(35%)
- その他(具体的に):13人(7%)
<その他>※一部抜粋
- 男女関係なくその人の考えで決めれば良い
- 環境に依存します。本人の意思による就業希望があれば、それが叶えられるような社会基盤の拡充が第一に考えられるべきです。
- 男性も女性も区別なく、働きたい時に働き、育児をしたい時には育児ができるような自由さがあると良い。
質問16 女性が職業を持ち続けていくうえで、問題と思われることは何だと思いますか。【複数回答可】
- 家事や育児・介護との両立が難しい:172件
- 家族の協力や理解が得られない:70件
- 職場が責任ある仕事を女性に任せない:51件
- 男性に比べて賃金が安く、職種も限られている:60件
- 女性自身の職業に対する自覚が不足している:31件
- 女性の勤続年数が平均的に短い:29件
- 時間外労働(残業)や深夜労働をさせにくいと思われている:57件
- 顧客や取引先を含め、社会一般の理解が不十分である:61件
- その他(具体的に):8件
<その他>※一部抜粋
- 学校の役員体制が、女性が仕事をしている事に対して理解がないと感じます。「仕事で参加できない」は理由になりません。とハッキリ言われますし、役員決めの用紙にすらはっきりと記載されて配られているくらいです。役に就いたら、仕事を休んででも参加。学校役員の為に、休みや早退する事を理解してくれる職場が働く必要条件となっています。正規で働きたい主婦は山程います。しかし、学校役員の在り方が、それを許しません。働きづらくなり、役が終わるまではと仕事をセーブしたり、非正規に変えたりする人がいるのが現状かと思います。
- 女性には子どもを産むことができる年齢の期限があり、それを意識し、(一般企業であれば)昇進を目指そうにも目指せない。また子どもができたら、母親が転勤や長期出張をする事は不可能に近く、どうしても男性との差が出てしまう。
- 働きながら育児しやすい環境(時短勤務の選択、リモートワークの選択、子が病気のときの欠勤しやすさ)
- 性別に関係なく人間としての能力を単純に評価すべき。妊娠出産をフォローできる環境整備を推進すべき
- 残業ができない、急な休みなど、責任ある仕事ができない。長時間、子供を保育園に預けるので、子どもが可哀想。
- 時短勤務の正社員など、柔軟な働き方に対応していかない企業はいずれ淘汰されると思う。正社員として働きたいが、残業や長時間の勤務体制から難しいと感じる。転勤族で近くに頼れる親族もいないため、育児や家事と両立できるような働き方が増えると良い。
質問17 出産などで離職した女性が、再び働くために必要な支援は何だと思いますか。
- 子どもが病気の時などに預けられる施設:128件
- 普段、子どもを預けられる施設(事業所内保育所を含む):135件
- 再就職などについて、気軽に相談できる窓口:55件
- 仕事と子育てが両立しやすい企業情報の提供:101件
- 自分の条件に合う企業とのマッチング:70件
- 就業と保育の相談が一体的にできる窓口:61件
- 子育て支援サービス情報提供:56件
- 就業と介護の相談が一体的にできる窓口:43件
- 介護支援サービス情報提供:29件
- その他(具体的に):16件
<その他>※一部抜粋
- 手に職あるなら起業支援も有り。残業時等、代わりに幼稚園や保育園に子供を迎えに行く仕組み。
- 親類などが近くにいて、援助・協力等ができる場合は子どもが病気・怪我などの対応ができる。しかし、子育て・介護における諸問題は時間と場所を選ばずやってくるので、相談・支援を行う施設・相談者の対応時間は通常の勤務時間以外の対応を誰にするどうするかである。
- 保育園・学校や介護施設を利用している人が発熱したり、怪我をしたりした際に、親の代わりにお迎えに行ってくれたり、病院に出向いてくれたり等対応してくれる人。
- 子どもの看病や夏休みに両親ともに気軽に休みをとれる環境。
- 職種に関係するスキル、知識、情報の提供
- ベビーシッターや産後ドゥーラ、家事代行など、在宅ワークでも仕事がしやすい環境を行政でもバックアップしてほしい。
- 職場に託児や保育園が併設されている、いつでも見に行ける環境があると良い。風邪や子どもの様子で休めるようにして欲しい。早く帰れる日は帰りたい。無駄な残業をやめてほしい。
- 女性だけでなく男性にも支援を。育児介護は家族の問題です。
- 企業の働き方の多様化
質問18 あなたは、男女共同参画社会実現のために、行政はどのようなことに力を入れていくべきだと思いますか。【複数回答可】
- 法律・制度の制定や見直し:76件
- 女性を政策決定の場や管理職に積極的起用:52件
- 女性リーダーの養成:52件
- 職場における男女の均等な取扱い:95件
- 多様な働き方を選択できる環境の整備:121件
- 男女平等についての学習の機会及び広報啓発活動の充実:41件
- 女性の生き方に関する交流・学習の機会の充実:36件
- 悩みや問題解決を助ける相談サービスの充実:56件
- 多文化共生社会の推進:34件
- 時間外労働の削減と労働環境の整備の働きかけ:70件
- その他(具体的に):8件
<その他>※一部抜粋
- 教育問題、いじめ問題、育児ネグレクト問題全てに当てはまると思いますが、母親が育児を一人で担うべきではない時代です。
- 男性、特に高齢世代の意識改革のための講演
- 画一的に同一化するのではなく男女それぞれの性差を長所とみなして役割分担をする方向がよいと思います。
- 企業の女性管理職を何%と義務付けるのではなく男女に能力の差はないのだから企業が公平に能力を評価して登用できる姿勢が大切。
- 女性、男性で区切るのではなく、能力のある人が働きやすい環境を整えてほしいです。
- 「就労」「子育て」など事柄にフォーカスするのではなく、1人の人としてどのように生きていきたいかというようなキャリア教育や支援
- 女性の社会進出に賛成ではない。
- 短時間労働でも、責任ある仕事ができる多様な働き方
<選択的夫婦別氏(姓)制度について>
質問19 現在は、夫婦は必ず同じ名字(姓)を名乗らなければならないことになっていますが、現行制度と同じように夫婦が同じ名字(姓)を名乗ることのほか、夫婦が希望する場合には、同じ名字(姓)ではなく、それぞれの婚姻前の名字(姓)を名乗ることができるように法律を改めた方がよいという意見があります。あなたは、このような意見について、どのように思いますか。
- 婚姻をする以上、夫婦は必ず同じ名字(姓)を名乗るべきであり、現在の法律を改める必要はない:32人(17%)
- 夫婦が婚姻前の名字(姓)を名乗ることを希望している場合には、夫婦がそれぞれ婚姻前の名字(姓)を名乗ることができるように法律を改めてもかまわない:95人(51%)
- 夫婦が婚姻前の名字(姓)を名乗ることを希望していても、夫婦は必ず同じ名字(姓)を名乗るべきだが、婚姻によって名字(姓)を改めた人が婚姻前の名字(姓)を通称としてどこでも使えるように法律を改めることについては、かまわない:47人(25%)
- わからない:14人(7%)
質問20 あなたは、別姓が選べないために結婚を諦めたことや、事実婚を選択したことがありますか。
- ある:2人(1%)
- ない:186人(99%)
質問21 岐阜市の男女共同参画を推進する拠点施設として「岐阜市女性センター」があります。あなたは「岐阜市女性センター」が何をするための施設か知っていますか。
- 名前を知っているし、男女共同参画を推進するための施設であることも知っている:27人(14%)
- 名前は聞いたことがあるが、女性対象の施設だと思っていた:32人(17%)
- 名前は聞いたことがあるが、何をする施設かは知らなかった:49人(26%)
- 名前も目的も知らなかった:80人(43%)
質問22 「岐阜市女性センター」では、男女共同参画に関する講座の開催や、様々な悩み事に対応する相談事業等を実施しています。あなたは、センターの認知度及び利用率向上のために、どのようなことが効果的だと思いますか。【複数回答可】
- 男女の平等や人権意識を高めるための学びの機会を充実する:49件
- 女性が活躍するうえで、スキルアップ、キャリアアップするための学びの機会を充実する:69件
- 多くの女性が抱える課題について考える講座や研修を充実する:72件
- 男性に家事、子育てなど家庭参画を促す講座や研修を充実する:65件
- センターを、いろんな人に知ってもらうためのイベントを充実する:70件
- 個々の女性が日々の暮らしの中で抱える課題を解決するための相談機会を充実する:60件
- 弁護士、医師、カウンセラー等の専門家による相談機会を充実する:35件
- 電話や面接による相談機会を充実する:23件
- SNSを活用した相談機会を充実する:43件
- センターを、誰もが気軽に入りやすい雰囲気のある空間とする:64件
- 男女共同参画の知識や経験を有し、知名度もあるリーダーを配置する:18件
- スタッフの専門性を高め、講座等の企画力や相談対応力を強化する:32件
- その他(具体的に):8件
<その他>※一部抜粋
- 町内の回覧板で、具体的な案内や利用の方法を紹介する。
- 名前が堅苦しくて知ろうとする機会を減らしていると思う。名前をもっと分かりやすい名前にしたらいいと思う。その上で、知ってもらえるようなイベントや企画をしていくといいと思う。
- 新聞や広報でもっとアピールするべき
- 興味深いイベントが多いのですが、女性センターでしかちらしを見たことがないので、知名度が低いと思います。児童館、図書館、スーパー、企業などにおいてみてはどうでしょうか。
質問23 男女共同参画に関することについて、ご意見がありましたらお聞かせください。
※一部抜粋
- 男性が優遇される社会は、現在でも変わらないように感じます。大企業では進んでいるかもしれませんが、中小企業では、全く変わらないと多々感じます。難しい問題だと実感します。
- 性別に関わらず責任度合い、業務成果が同等なら賃金(昇給)格差是正への取り組みだと宣言すれば、賛同がより得られると思います
- 現実的な共同社会における助け合い実現に向け、議員や(真の)専門家を交えた検討部会が必要ではないでしょうか。
- 男女共同参画について概念は理解していてもまだまだ各個人の固定概念に縛られて、社会が未成熟のため、推進するためには大胆な制度改革が必要
- 妊娠してからパパママ教室がわたしの知る限りでは1度しかなかった。それでは全然育児に対しての感覚がわかってもらえないと思う。もっとパパ同士色々な人との交流をしてもらって母親任せの概念をなくしてもらいたい。
- 名称だけでなく、実際にどんな取り組みを行います、どんな成果があったのかを、もっと周知した方がよい。
- 大枠の意識改革を打ち出しても、そうなんだ。位にしか伝わっていないように感じます。逆に、実生活の身近で具体的な事柄を確実に変えていき、その具体的事柄の集まりが大枠を意味ある物にすると思います。具体的事柄とは、女性が働きやすいよう、学校役員、行事の在り方の見直し、女性に協力する男性側の職場の理解を高める(男性が育休申請すると不快な対応をされる等)、地域、子ども会役員の在り方等です。また、男女共同参画が成り立っている他国のシステムを引っ張ってくる事も、男女不平等が根強い日本には必要ではないかと思います。
- 男女平等というのは基本だし、その言葉も聞こえは良いが、絶対的に性が違い、体力その他も違う点を考慮すれば、何もかもが平等というのは違うと思います。違うことを出発点として、平等であることと共に役割を考えるべきで、そのための共同参画なのでしょう。そのあたりを丁寧に説明し進めていかなければ、うわべだけで、本当の意味での理解は得られないのではないかと思います。
- 男性の立場からすると、女性のように育児休暇が取りにくい職場多々あります。率先して育児休暇・介護休暇を男性でも取りやすくできるような制度ができることを望みます。
- 男女共同参画の推進において、職場での女性の割合が重要視されている。しかし、職種によって、体力が必要な職場=男性が多く必要な職場など様々なであり、その男女比だけを目標値に掲げるのはナンセンスである。欧米の女性のように、出産後1週間に職場復帰するなど日本人と体力差もあり、欧米から始まった男女共同参画の考え方ではなく、日本独自の男女共同参画を推進する方法を考えて欲しい。また、女性の参画を増やすには、男性のフォローも必要になるため、社会全体として残業がなく、仕事の効率化が望まれる。
- 男女共同参画についてあまり知る機会がなかったが、様々な研修やセミナー、イベントなどたくさん行われていることを知りためになりました。子育て前の20代の若い世代にも参加できるような気軽なイベントも行ってほしいです。SNSを使用した広報活動などあると情報を収集しやすいかと思いました。 ぜひ、機会があったら参加してみたいと思います
- 男女が平等である以前に、お互いが協力し合える職場や家庭環境をつくることが大切だと思う。
調査結果を受けて
男女共同参画に関する意識、実態調査についての23問のアンケートに、モニターの94.0%の方がお答え下さいました。多くの方にご協力いただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
性別役割分担意識及び男女の地位など
「男は仕事、女は家庭」という性別役割分担意識の考え方については、「同感できない」、「どちらかといえば同感できない」と回答した方が併せて全体の約6割となりました。また、男女の地位については、“学校教育の場”のみが「平等である」との回答が約6割と割合が高かったものの、“家庭生活”、“職場”、“政治の場”、“地域の活動の場”、“法律や制度”、“しきたりや習慣”、“社会全体”のその他すべての項目においては「どちらかといえば男性が優遇されている」との回答割合が最も高くなりました。そのうち、“政治の場”“しきたりや習慣”については、特にその割合が高い結果となりました。
また、「コロナ下において、家事や育児、介護の負担が増えていると感じるか」という設問では、約46%の方が負担が増えたと感じられていることがわかりました。
就業について
就業に関する設問では、現在非正規職員として就業されている方の内、非正規の職員に就いた主な理由として、「家事・育児・介護等と両立しやすいから」が最も多く、次いで「自分の都合の良い時間に働きたいから」との理由が多い結果となりました。また、現在仕事をしていないと回答された方の内、今後も「働けない」と回答された方の理由については、「高齢になったため」に次いで「出産・育児のため」が多いという結果となりました。
女性が職業を持つことについての設問では、「子どもができても、ずっと職業を続けるのが良い」と回答した方が46%で最も多く、「こどもができたらいったん退職し、大きくなったら再び職業を持つのがよい」と回答した方の35%を上回る結果となりました。
また、「女性が職業を持ち続けていくうえで、問題と思われることは何だと思うか」との問いには、「家事や育児・介護との両立が難しい」が最も多く、「出産などで離職した女性が、再び働くために必要な支援は何だと思うか」との問いには、「普段、子どもを預けられる施設(事業所内保育所)」との回答が最も多く、次いで「子どもが病気の時などに預けられる施設」、「仕事と子育てが両立しやすい企業情報の提供」等の回答がありました。
岐阜市では、男女が共に働きやすい職場環境に積極的に取り組む企業などを「岐阜市男女共同参画優良事業者」として毎年表彰しており、また、男性の家事・育児参画や女性活躍を支援し、その環境づくりに取り組む企業を「ぎふし共育・女性活躍企業」として認定しています。このようなモデル事業者の取り組みを市内事業者全体に浸透できるよう、今後も引き続き周知啓発に努めてまいります。
「男女共同参画社会実現のために、行政はどのようなことに力を入れていくべきだと思いますか」との問いには、「多様な働き方を選択できる環境の整備」が最も多く、次いで「職場における男女の均等な取扱い」との回答が多かったことからも、就業面での女性活躍推進の必要性を強く感じられる結果となりました。
選択的夫婦別氏(姓)制度について
選択的夫婦別氏(姓)制度についての設問では、「夫婦が婚姻前の名字(姓)を名乗ることを希望している場合には,夫婦がそれぞれ婚姻前の名字(姓)を名乗ることができるように法律を改めてもかまわない」との回答が51%、「夫婦が婚姻前の名字(姓)を名乗ることを希望していても,夫婦は必ず同じ名字(姓)を名乗るべきだが,婚姻によって名字(姓)を改めた人が婚姻前の名字(姓)を通称としてどこでも使えるように法律を改めることについては,かまわない」との回答が25%で、選択的夫婦別氏(姓)制度及び旧姓の通称利用に対して多くの方が肯定的な考え方を持っていることがわかりました。
岐阜市女性センターについて
岐阜市女性センターの認知度に関する設問では、「名前も目的も知らなかった」との回答が全体の43%となっており、モニターの皆様から頂いたご意見を参考にさせていただきながら、今後も引き続き広報に力を入れるとともにセンターの認知度及び利用率向上に資する効果的な事業に取り組んでまいります。
他にも多くの貴重なご意見をいただきましたので、今後の事業の参考にさせていただくとともに、本調査結果についてさらに細かな集計作業を進め、意識、実態把握に活用させていただく予定です。本調査にご協力くださった皆様、誠にありがとうございました。
調査結果に関するお問い合わせ先
市民協働推進部 男女共生・生涯学習推進課 男女共生推進係
電話番号/058-214-4792
Eメール/ danjo-gakushu@city.gifu.gifu.jp
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