第4回『(仮称)岐阜市未来ビジョン策定に向けた、「岐阜市の将来」に関する意見について』
調査概要
1 背景
現在、市では(仮称)岐阜市未来ビジョンの策定に向けて、10年~15年後の岐阜市の将来について検討しております。皆様のご意見をお伺いするため、アンケートにご協力をお願いします。
2 調査期間
平成29年9月22日(金曜日)~10月5日(木曜日)
3 回答者数/調査対象者数
185人 / 200人 (92.5%)
4 調査対象者の属性
※小数点以下を四捨五入しているため、比率の合計が100%とならない場合があります。
性別
- 男性:60人(32%)
- 女性:125人(68%)
年代
- 20代:18人(10%)
- 30代:59人(32%)
- 40代:44人(24%)
- 50代:21人(11%)
- 60代:24人(13%)
- 70代以上:19人(10%)
職業
- 会社員:44人(24%)
- 自営業:10人(5%)
- 公務員:3人(2%)
- 団体職員:3人(2%)
- 自由業:1人(1%)
- 派遣社員:2人(1%)
- パート・アルバイト:38人(21%)
- 家事:48人(26%)
- 学生:2人(1%)
- 無職:27人(15%)
- その他:7人(4%)
質問1 平成28年10月から平成29年7月までに市民意識調査、市民会議、市民ワークショップ、学生や団体などからお伺いしたご意見により、下記1~6のキーワードが、岐阜市の将来を考えるにあたり、重要になるのではないかと考えております。下記キーワードのうち、あなたが想う岐阜市の将来に近い項目はどれですか。(複数選択可)
- 教育、子育てが充実し、生きがいと充実を感じるまち:126件
- 福祉や医療が充実し、健康に暮らせるまち:130件
- 多様な産業が活性化した活力あるまち:60件
- 多くの人々が集い活気あるまち:57件
- 防災や地域の安全に互いに助け合えるまち:71件
- 自然や公園など快適な生活のあるまち:92件
質問2 あなたが想う「岐阜市の将来」について自由にお書きください。
※「質問1」の6つのキーワード毎に関連する回答を抜粋して掲載。
また、6つのキーワードとは異なるの観点からの回答についても、抜粋して掲載。
なお、掲載意見は要約済み。
1.「教育、子育てが充実し、生きがいと充実を感じるまち」に関係する意見
教育
- 教育の充実した都市になることが重要かと思う。
- 外国語教育、アクティブラーニング等の学校教育における、他の地域や私立学校に劣らぬ独自の施策のある市が理想である。
子育て
- 子どもを産んで育てやすいまちがいいと思う。
- マニュアルにはない子育て相談ができ、具体的解決ができるような人材育成が必要。子育て主婦が家事育児と仕事を両立できる社会。
生きがい
- 老若男女すべての市民が、活き活きと生活できる市を目指したい。
- 生涯学習に適したまちであることを目指したい。
- 女性が参画しやすい市政をお願いしたい。
2.「福祉や医療が充実し、健康に暮らせるまち」に関係する意見
全体
- 人口減少を避けるために魅力ある都市づくりをしていかないといけない。そのためにはやはり「福祉や医療が充実し、健康で暮らせるまち」を目指さないといけない。
健康
- 健康・快適に暮らしていけるまちを目指して取り組みたい。
- 健康で明るく安全に暮らせる街になっているとよい。
福祉
- 高齢者や障がい者、子どもなどが安心して暮らせるまち
- 要介護者および障がい者にやさしいまちをつくってほしい。住環境整備やサービスの充実を希望する。
医療
- 老年人口が増加することから、医療の充実が必要だと思う。
- レベルの高い医療が自分の住んでいる場所で受けられることは住みやすい町につながると思う。
3.「多様な産業が活性化した活力あるまち」に関係する意見
働く場
- 多様な産業や大規模な工場など若者が働ける場を作ることが最重要であり、魅力ある環境をつくっていくことも大切である。
- 社員教育と育成、福利厚生の充実など社員のやる気を引き起こす施策を求める。
活力
- 長良川と金華山を全面に出し、金華山麓に信長居館を再現した建物、庭園、滝を建築し、全国から観光客を呼び寄せてはどうか。
- 複層的な産業が盛んであれば、人が集まり、財政も豊かになる。
歴史・文化
- 文化と伝統を大切にする、豊かなこころを持つ人々の住む岐阜市であってほしいと思う。
- 周辺部に文化・芸術の催しができる施設を増やす。
- 古い遺産は多くあるが、何事も中途半端な印象である。それらを生かして本腰を入れて整備すれば、他の観光地に変わることができるのではないか。
4.「多くの人々が集い活気あるまち」に関係する意見
活性化
- 岐阜城、長良川鵜飼を中心とした整備。また、岐阜駅から柳ケ瀬までを含む神田町通りを含む商店街の活性化。観光客を含め、人々が多く集まり賑わいのある市を望む。
- 岐阜駅前地区の再開発や、市の中心部を活性化させる事で、名古屋や周辺地域からの人口流入を期待するほうが効果的かつ確実だと考える。
多世代交流
- 子どもから老人までの各世代が共に住み、楽しく、気持ちのよい生活ができるまちにして欲しい。
- 高齢者と子どもと若者がもっと関わって生活できるよう、高校や大学の近くに高齢者施設や保育園などを作ると良いと思う。
多文化共生
- 市民の英会話力を全国一にしてはどうか。市民向けに、地元で暮らす外国人ボランティアが交流教室を行ったり、学生が簡単な英会話講師を行ったり、カタコトでコミュニケーションがとれる程度で良いという姿勢で取り組めば、観光に利する。
5.「防災や地域の安全に互いに助け合えるまち」に関係する意見
防災・防犯
- 災害が起きた時、自治体が互いに状況を共有でき、なおかつ必要に応じ援助などが出来るまち。
- 子どものいる私にとっては子どもの生活が第一になっているが、安全でイキイキできる岐阜市が一番嬉しい将来のまちであるように感じる。
地域の助け合い
- 地域がまとまり「お互い様」で相手の立場に立って(それが苦痛にならない関係性であることが前提で)動けるまちづくり。
- 子育て世代、障がい者、高齢者など世代が違う住民同士の思いやりが深いまち、住民主体の個性的なまち。
6.「自然や公園など快適な生活のあるまち」に関係する意見
生活環境
- 気軽に遊びに行けて、くつろげるような場所がもっと身近にあると良い。特に公園など緑ある場所を増やしてほしい。
- バリアフリーになり、ベビーカーや車椅子でも歩道を歩けるようにしてほしい。
- 岐阜市は自然が豊富であり、その魅力を名古屋などの都会のかたに見てもらい、住んでみたい町、岐阜市をアピールし、日本一住みよい岐阜市にしてはと思う。
交通
- 羽島から名鉄に乗り換えるのが遠く感じるため、新幹線から近く感じる岐阜市。
- メディアコスモスという、とてもいい場所があるので、子どもたちがバスで通えるような交通機関を発達させることが必要。
上記6つのキーワードとは異なる観点からの意見
都市構造
- コンパクトシティ構想を支持。今後は少子高齢化がより顕著になるが、限られた財源を有効活用するため、効率的な都市になるべき。
定住
- 他の自治体から見て大きな魅力(教育水準、働く環境)があり、人口流入(増加)するようなまち。
- リニア新幹線開通に伴い、ベッドタウン化をさらに促進すべきかと思う。
行政経営
- 労働力不足解消 経費削減に向けて公的機関が積極的に事務系の仕事等AIを活用する時期にきていると思う。
- 近隣の市町村とビジョンを共有し、中核市としてリードする都市構想が必要。
- コンパクトシティ化によりインフラ整備費の削減も考えていかないといけないと思う。
調査結果を受けて
質問1については、お示しした6つの全てのキーワードについて、一定の回答をいただきました。中でも「福祉や医療が充実し、健康に暮らせるまち」(130件)と、「教育、子育てが充実し、生きがいと充実を感じるまち」(126件)の回答率が高く、この分野への市民の皆様の強い想いをうかがい知ることができました。
質問2ついても、質問1のキーワードに関連した意見を中心として、岐阜市の将来についての具体的な想いについての様々なご意見をいただきました。
今後は、今回いただいた意見を含めた、市民意識調査、市民会議、市民ワークショップなどの、これまでいただいた岐阜市の将来への想いを踏まえて、(仮称)岐阜市未来ビジョンの未来都市像を検討していきたいと考えております。
調査結果に関するお問い合わせ先
企画部 総合政策課
電話 058-214-2019
Eメール seisaku@city.gifu.gifu.jp
より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
広報広聴課
〒500-8701 岐阜市司町40番地1 市庁舎5階
- 電話番号
-
- 広報ぎふ:058-214-2387
- テレビ・ラジオ:058-214-2710
- ホームページ、報道:058-214-2061
- ファクス番号
- 058-262-6061