災害時における石綿飛散防止

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ページ番号1013286  更新日 令和5年11月22日

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石綿(アスベスト)は、その危険性から現在は使用が禁止されていますが、過去に建築材料として使用されてものがいまだに残っています。

特に建築年が平成7年(1995年)以前の鉄骨造又は鉄筋コンクリート造の建築物は、飛散性の高い石綿が使われている可能性があります。

地震などの災害によって、建築物が倒壊・破損し、飛散性の高い石綿が外部に露出すると、石綿が飛散するため特に注意が必要です。

石綿から身を守るために

災害により飛散する恐れがある石綿から身を守るため、次のような点に注意しましょう。

  1. 倒壊・損壊した建築物にむやみに近づかない。
  2. がれきなどを片付ける際は、防じんマスクを着用する。
  3. スレートなどの石綿が含まれているかもしれない建材は、できるだけ切断・破砕せず処理する。

災害に備えて石綿について知ることも大切です。

用意してある防災グッズの中に、防じんマスクを加えるのもお勧めします。

建物所有者の方へ

平常時に飛散性の高い石綿が建物に使用されているか調査し、使用されている場合は、除去をお勧めします。

すぐに除去できない場合は、応急措置がとれるよう養生用ビニールシートやロープ等を準備しておきましょう。

飛散性の高い石綿の使用されている可能性が高い場所

種類 場所
鉄骨造 鉄骨の耐火被覆(鉄骨全面に施工)
鉄骨造及び鉄筋コンクリート造 機械室、ボイラー室、空調室、電気室等(石綿含有吹き付けの施工)
建築設備 空調機、温水等の配管(保温材)、煙突等のライニング

 

応急措置の例

  • ビニールシート等での養生により飛散防止を図る。
  • 散水・薬剤等の散布を行い、湿潤化・固形化の措置を行う。
  • 養生・散水等が行えない場合は、最低限、ロープ等によって立入禁止とする。

参考資料

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