幼児期の食生活(3歳から5歳の食事)

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1019930  更新日 令和5年5月25日

印刷大きな文字で印刷

少しずつ大人の食事に近づけていくステップが幼児食です。幼児期は運動量が多く、体の発育が盛んなので、たくさんの栄養が必要となります。また、味覚や嗜好、食習慣など将来の基礎ができる頃です。

幼児食のポイント

3食きちんと食べて生活のリズムを

夕食の時間が遅かったり、朝食を抜いたりすると生活リズムが崩れてしまいます。できるだけ食事時間を決めて生活リズムを整えるようにしましょう。
特に、朝食は1日のスタートです。

早寝早起きをして、朝食をとるように心がけましょう。

バランスの良い食事をとりましょう。

主食、主菜、副菜をそろえて、バランスよく食べましょう。
主食は、ごはん、パン、めん類など、主に炭水化物の供給源。体と脳を動かすエネルギー源です。
主菜は、肉・魚・卵・大豆料理で、主にたんぱく質の供給源。骨や筋肉、内臓などをつくります。
副菜は、野菜・きのこ・いも・海藻料理で、ビタミンやミネラル、食物繊維の供給源。からだの調子をととのえます。

いろいろな野菜やきのこを使って、サラダやおひたし、汁物などを組み合わせましょう。

 

食事に興味を持たせましょう。

自立心が芽生え、色々なことを自分でやってみたい時期です。「テーブルを拭く」「お箸を並べる」など、簡単なお手伝いを一緒にして、食事に興味を持たせましょう。

 

こんなとき、どうしたらいいのかな

遊んでしまって食事に集中してくれません。

食事に集中できる環境づくりをしましょう。テレビやおもちゃが目に付くところにあると、食事に集中できません。おもちゃは片づけて、テレビは消しましょう。

お片付けのイラスト

好き嫌いがあります。どうしたらよいですか?

幼児期の好き嫌いや偏食は、一時的なものが多いです。
切り方、調理方法、味付け、彩りを工夫して食べやすくなるようにしましょう。「よく噛んで食べようね」「どんな味がする?」など、声かけをしながら、一緒に食べましょう。
また、食材そのものの味が体感できるように薄味にしましょう。旬の食材を利用して、季節の味を楽しめるとよいですね。
 

小食であまり食べません。

食事の量は個人差があります。その日の体調や気分でも変わります。心配な時は、身長や体重が母子手帳の身体発育曲線に沿っているか確認してみましょう。

おやつについて

おやつは、3回の食事だけではとりきれない栄養を補うものです。3回の食事に影響しないように時間や量を決めましょう。3歳から5歳児のおやつの量は、1日1回190キロカロリーから260キロカロリーが目安です。食塩や砂糖、油脂の多いスナック菓子やジュースばかりにならないように、おにぎり、果物、乳製品などを組み合わせると良いです。

市販品を使うときは、パッケージの表示を確認して選びましょう。

 

栄養成分表示をおやつ選びに活用しましょう

栄養成分表示は、加工食品、弁当や惣菜など容器包装された食品に記載されている栄養価のことです。基本はエネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の5つの成分が記載されています。私たちが必要とするエネルギーやその他の栄養素は、活動量や体格などによって個人差があります。自分に必要な目安量を知り、栄養成分表示と比較することで、自分にとって適量か、多いのか少ないのかを知ることができます。

何をどのくらい食べると目安量になるかわからない場合、栄養成分表示を活用してみましょう。

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの情報は役に立ちましたか?

このページに関するお問い合わせ

健康づくり課
〒500-8309 岐阜市都通2丁目19番地 4階
電話番号:058-252-7180 ファクス番号:058-252-0639

健康づくり課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。