たばこの害

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1004179  更新日 令和4年11月28日

印刷大きな文字で印刷

「受動喫煙」の害をご存知ですか?

喫煙は、ほとんどのがんや心疾患、脳卒中、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、歯周病などの危険性を高めることが認められています。
また、たばこを吸う人だけでなく、他人のたばこの煙を吸わされる「受動喫煙」でも様々な疾患になる危険性が高まることが明らかになりました。

喫煙と疾患等との因果関係が「確実」または「可能性あり」と判定されたもの
  喫煙者本人への影響 受動喫煙による健康影響
確実
  • がん(肺、咽頭、喉頭、鼻腔、副鼻腔、食道、胃、肝臓、膵臓、膀胱、子宮頸部)
  • 循環器(心筋梗塞、狭心症、脳卒中、腹部大動脈瘤)
  • 呼吸器(COPD、結核(死亡))
  • 歯周病
  • 2型糖尿病
  • ニコチン依存症
  • がん(肺)
  • 循環器(心筋梗塞、狭心症、脳卒中)
<小児の受動喫煙>
  • 喘息の既往
  • 乳幼児突然死症候群
<妊婦の受動喫煙>
  • 乳幼児突然死症候群
可能性あり
  • がん(大腸、腎盂尿管・腎細胞、乳、前立腺(死亡))
  • 循環器(胸部大動脈瘤)
  • 呼吸器(気管支喘息、結核(発症・再発))
  • 虫歯
  • 閉経後女性の骨密度低下
  • 大腿骨近位部骨折
  • 関節リウマチ
  • 認知症
  • がん(鼻腔、副鼻腔、乳)
  • 呼吸器(咳・鼻水など急性呼吸器症状、呼吸機能低下、喘息)
<小児の受動喫煙>
  • 喘息発症、重症化
  • 呼吸機能低下
  • 中耳疾患
  • 虫歯
<妊婦の受動喫煙>
  • 低出生体重・胎児の発育遅延

たばこの害をなくしましょう

たばこによる健康影響をなくすためには、たばこを吸う人は禁煙すること、たばこを吸わない人は他人のたばこを避けることが目標です。
たばこを吸う人は、ぜひ禁煙に取り組みましょう。

禁煙できない場合も、

  • たばこを吸わない人(とくに子どもや妊婦の周り)、人が多く集まる場所、締め切った場所では喫煙しない
  • 歩きたばこはしない
  • 火のついたたばこ、吸い終わったたばこは放置しない
  • 喫煙した後すぐにたばこを吸わない人に近づかない(たばこを吸った人の呼気にもたばこの煙は含まれます)

といった配慮をしましょう。

喫煙場所を設ける場合には、

  • 屋外にする
  • たばこの煙が屋内や人通りの多い場所に流出しないよう、出入り口や人通りの多い場所から離す
  • 風向きを考慮する

といったことに配慮しましょう。

イラスト:すいたくないボウヤ

 「子どもの受動喫煙防止啓発シンボルマーク」コンテスト受賞作品(ファイザー株式会社)

より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの情報は役に立ちましたか?

このページに関するお問い合わせ

健康づくり課
〒500-8309 岐阜市都通2丁目19番地 4階
電話番号:058-252-7180 ファクス番号:058-252-0639

健康づくり課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。