ナビ番号:552 柳ケ瀬と川端康成
わたくし、ぎふ・いざないびと、岐阜市まちなか博士がご案内いたします。
ここ柳ケ瀬と日本人作家として最初のノーベル文学賞受賞者となった川端康成とは、意外と縁があるのです。川端が20歳の時、東京のカフェで当時16歳の伊藤初代という女性と巡り合い、恋に落ちました。川端は、加納の西方寺の養女になった初代に会うため、大正10年(1921)から岐阜を3回訪れ、鵜飼を楽しんだり、柳ケ瀬で一緒に夕食をとったり、当時、柳ケ瀬で盛んであった菊人形を見たそうです。ふたりは一度は結婚を約束しましたが、川端の初恋は叶うことはありませんでした。この悲恋の思い出は、小説『篝火』や『南方の火』にもなっております。
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