ナビ番号：162　鵜飼の音「残したい日本の音風景100選」

わたくし、ぎふ・いざないびと、鵜匠がご案内いたします。

鵜飼は、暗闇に満ちた水面を篝火で照らされた鵜と我々鵜匠が織り成す伝統漁法といった目で感じる部分だけでなく、我々鵜匠が「ホウホウ」と鵜を励ます声と、とも乗り・なか乗りが船縁を「ドンドン」とたたく音といった耳で感じる部分でも楽しんでいただけます。
この鵜匠の「ホウホウ」という掛け声と船縁を櫓で「ドンドン」とたたく音は、平成8年（1996年）に環境庁（現在の環境省）の「残したい日本の音風景100選」に選定されました。
実際に、観覧船に乗られて「生」の鵜飼を楽しんでみてください。鵜匠の「ホウホウ」、船縁をたたく「ドンドン」だけでなく、鵜の声や羽音、鵜匠が手縄を選る音など鵜飼ならではの音を味わえますよ。