第4回アースレンジャー自然体験塾(昆虫編)

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ページ番号1023749  更新日 令和5年12月8日

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第4回アースレンジャー自然体験塾(昆虫編)

第4回アースレンジャー自然体験塾(昆虫編)を開催し、6組15人の親子が参加し、金華山を登りながら、植物や動物、地質などの自然観察をしました。

開催日
令和5年12月3日(日曜日)
開催時間
午前9時から午後2時まで
開催場所
金華山

金華山の自然観察

金華山の自然や登山道の保全、調査・研究、学習や啓発等を行っている金華山サポーターズの野尻さんと森と水辺の技術研究会理事長の水﨑さんを講師にお呼びし、金華山に登りました。登山の際には、「自分の顔より大きな葉を見つける」等の指令を書いたフィールドビンゴも行いました。

出発前の集合写真

登山の前に金華山の地形についてお話を聞きました。前回、昆虫探しをした達目洞は金華山の伏流水によって湿地になっている等のお話を聞きました。

登りは、めい想の小径(水手道)から頂上を目指しました。講師から金華山に生育している植物(ムラサキシキブ、ヒノキ、タカノツメ等)の話を聞いたり、単葉、複葉の観察をしたり、落ち葉の色水が変わる実験を見たり、シイの実などを拾って中身を観察したりと、ゆっくりと時間をかけて登りました。
登頂直前の岩場が急になっているため登るのが大変でしたが、皆さん頑張って登頂しました。

金華山の地形説明

植物の説明

頂上付近で集合写真

頂上で休憩した後は、七曲登山道(大手道)より下山しました。
途中、掘割でチャート層の間の黒い泥岩層を観察しました。
これは、ペルム期に地球上の94%の生命が大量絶滅してできた層とのことです。
子どもたちは、黒い泥岩を触って、石が柔らかい事や、手が黒くなることに驚いていました。

大きな黒い泥岩

また、板根(ばんこん)という木の根も観察しました。金華山は岩盤質のため、木は根を土の奥深くにはることができません。
よって、根を板のように厚くして支えています。参加者は板根をたたいて、根の硬さを実感していました。
 

ばんこんの説明

他にも、防火水槽の話や、何故山肌に穴が開いているか等、面白い話を沢山聞くことができました。

全員ケガもなく下山することができました。

金華山にある貯水槽の説明の様子

アースレンジャー自然体験塾(昆虫編)1年間のまとめ

最後に環境保全課より1年間のまとめと生物多様性の大切さについて詳しくお話をしました。
4回の体験活動で自然と触れ合い、岐阜市にはこんな動物や植物がいるのだと発見することができました。
アースレンジャー自然体験塾を通じて、生物多様性について学ぶことができたかと思います。
これからも身近な生活の中で生物多様性を守ってもらえたらいいなと思っています。
参加していただいたみなさん、1年間ありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ

環境保全課
〒500-8701 岐阜市司町40番地1 市庁舎14階

電話番号
  • 自然係:058-214-2151
  • 大気・騒音係:058-214-2152
  • 水・土壌係:058-214-2153
ファクス番号
058-264-7119

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