第2回岐阜市行財政改革推進会議(令和2年12月25日)
- 開催日時
- 令和2年12月25日(金曜)午後3時00分から5時00分まで
- 開催場所
- 岐阜市役所 低層部4階 全員協議会室
- 議題
- 対象事業の審議
- 科学館施設管理
- 放課後児童クラブ
- 出席委員
- 加藤義人委員、後藤篤志委員、後藤東洋士委員、竹内治彦委員、地守素子委員、中島由紀子委員、別宮理恵委員、武藤茂委員(五十音順)
- 会議の公開の可否
(非公開理由等) - 公開
- 傍聴者数
- 0人
- 審議概要
-
(●…委員の意見 ⇒…事務局の回答)
- 科学館施設管理
●指定管理者制度を導入すると、プラネタリウムのサービスの品質が下がるという説明であったが、一部の施設の管理を除いて指定管理者制度を導入することなどは検討したのか。
⇒学芸部門やプラネタリウム部門だけ直営で残し、それ以外で指定管理者制度を導入する方法も検討したが、民間への聞き取りや、他都市での事例等を調べると、メリットが少ない印象受けた。
●民間への聞き取りを何回も実施しながら、指定管理者制度の様々な枠組みを検討する必要がある。
●施設の大規模改修をするのであれば、改修と運営を含めたPFIも検討した方が良い。
●科学館の目的が科学の普及・向上である以上、来館者数の増加が必要であると思う。来館者数が増加していない現状の中で、引き続き直営を進めていくというならば、来館者数を増加する具体的な施策を説明する必要がある。
●科学館は学術的な側面が大きい施設であると思うが、観光的な側面もある施設であるため、観光面での民間の企画力なども含めて総合的に検討してほしい。
●名古屋市に科学館がある上で、岐阜市の科学館がどのような役割を担うべきか、そのアウトカムは何かを整理した上で、その目的を達成するためには直営がいいのか、指定管理者制度を導入するのがいいのかを検討する必要がある。
●科学館をどのような役割を果たす施設にしていくかというビジョンはあるのか。
⇒ビジョンについては検討していきたい。
(まとめ)
科学館をどのような役割を果たす施設にしていくかというビジョンを策定し、ビジョン達成のためのアウトカムを設定した上で、引き続き直営であるべきなのか、民間活力を活用していく必要があるかの検討が必要である。 - 放課後児童クラブ
●市内46教室を複数の業者に委託する場合、教室ごとに質の格差が生じるのではないか。
⇒市の全域を一括で委託することは現実的に難しく、複数の業者に委託することが想定される。そのため、質の均一化は必要になると考える。
●教室での支援内容はどのようなものか。
⇒年齢の異なる子どもが一緒に生活するため、低学年と高学年では支援内容は変化する。低学年は生活習慣と学習習慣の定着を重要視している。高学年は、それに加えて低学年の先輩として、放課後児童クラブ内で一定の役割を担う主体的な行動を支援している。
●アンケート結果の「放課後児童クラブの活動の中で実施して欲しい取組は何ですか」という質問に対して「宿題等の学習支援」との回答が多いが、これは子どもが回答したと思えないため、子どもの立場に立った整理をしてほしい。
⇒保護者と子どもの意見として回答してもらっているが、保護者の色が強く出ているようである。その点も踏まえて、塾のような授業の提供ではなく、『自主的な学習習慣の定着』を取り組むべきと整理していきたい。
●アンケート結果では利用者は現状に満足しているように見えるが、そのような中、民間にどのような効果を求めているのか。
⇒利用者の増加が見込まれる中、支援員の不足という課題を解決するため、民間の人員収集力で安定した支援員の供給ができることがメリットの一つだと考える。
●利用者の満足度向上のために何が必要で、何が課題なのかを考えた上で、PDCAサイクルを回していく必要があると思う。
⇒生活習慣の定着を目標の一つに掲げつつ、それを評価するチェックリストをつくり、その積み重ねで質の向上に努めていきたい。
●放課後児童クラブが期待される役割をしっかりと定義していくことは重要だと思う。
(まとめ)
放課後児童クラブに期待される役割を明確にしながら、民間活力の導入も視野に入れた形で、進めていくこと。
- 科学館施設管理
- 会議録(全文)の有無
- 無
事務局
- 担当課名
- 財政部 行財政改革課
- 電話番号
- 058-214-2069
- ファクス
- 058-263-7144
- Eメール
- gyokaku@city.gifu.gifu.jp