第3回岐阜市民病院地域医療支援委員会（令和7年11月12日）

開催日

令和7年11月12日（水曜日）

開催場所

岐阜市民病院　中会議室

議題

1. 各種実績報告について 

2. その他

　（1）　地域医療従事者を対象とした研修について
　（2）　市民を対象とした講座等について

　（3）　地域医療支援病院の業務の報告に係る診療並びに病院の管理及び

　運営に関する諸記録の閲覧についての実績報告について

 

出席委員

副委員長　石山　俊次
委員　各務　尚之
委員　岩﨑　美幸
委員　井上　いほり

委員　久保田　芳則
委員　留田　隆（代理　安江）
委員　山田　誠
委員　岩田　圭介

会議の公開の可否
（非公開理由等）

公開

傍聴者数

0人

審議概要

1）　各種実績報告について

・病院事務局より、岐阜市民病院の令和7年9月までの紹介率、逆紹介率、

　開放型病床利用実績、高度医療機器共同利用状況（紹介検査）、救急

　医療の提供、患者総合支援センターの実績について、報告。

　→開放型病床の利用が増えているが、何か変化があったか。

　⇒利用されている医師に大きな変化はないが、在宅患者さんが入院する

　際に利用するケースが増えた。本日も午後に診察予定となっている。

　→当院の救急搬送件数が減少傾向であるが、全体で減っているのか、

　分散して減っているのか。

　⇒岐阜市消防では救急車に救命士が100％同乗できるようになったので

　トリアージの精度が上がっているのと、かかりつけなども加味して選定

　している。市民病院へは全体の約2割をうけていただいている。

　また、＃7119の利用率が上がっている。＃7119からの救急搬送がどれ

　くらいかというデータは持ち合わせていないが、岐阜市では月1,000件

　の＃7119利用がある。

2）　その他

　（1）地域の医療従事者と対象とした研修について　

　・地域の医療従事者向けに開催した研修の実績報告。

　→前回ご紹介いただいた看護協会とコラボした案内についてはいかが

　か。

　⇒看護協会から研修案内を送れないか検討をしている。

　

　（2）市民を対象とした公開講座等について

　・10月までの開催実績について報告。

　→6月の市民公開講座が200人と参加が多いがホールを使われたのか。

　⇒6月に関しては通常1時間のところ、演題も多かったことから長時間で

　開催した。会場はドキドキテラスであったので、自由に出入りできるこ

　とから、途中入退室者がいた。参加者数は合計人数で集計している。

 

　（3）地域医療支援病院の業務の報告に係る診療並びに病院の管理及び

　運営に関する諸記録の閲覧についての実績報告について

　・閲覧の実績はないことを報告した。

　→閲覧について何か特別なアナウンスをされているのか。

　⇒特にアナウンスはしていない。希望される方がいたら対応させていた

　だく。

 

＜全体を通して各委員よりコメント及び質疑＞

　・地域と大病院がつながっていることは地域の安心につながっている。

　・歯薬連携の研修会を11月30日に薬剤師会で行う。お互い顔の見え

　る連携の構築を進めていきたい。

　・訪問看護ステーションで2件ほどカスハラをうけて契約を打ち切った

　事例があった。市民病院での対応を教えていただきたい。

　→大声を出したり罵倒したりするようなことがあれば警察へ連絡する

　ようにしている。また、マニュアルを作成（委員会にかけて対応して

　いく。　顧問弁護士に相談して対応）、相談室で対応したり、施設課も

　入って対応したり場合によっては弁護士に相談しながら対応している。

　・前回お話した精神科救急の当番について、市民病院は入っていなか

　った。岐阜病院や大垣病院等が対応している。インフルエンザの流行

　だけでなく、感染爆発を起こさないよう感染対策に気を付けていただ

　きたい。

　・この夏は市内で600件の熱中症の搬送があり、岐阜市では平成30年

　を超える過去最高となった。岐阜県では1889件（過去2番目。過去最

　高はH30）。感染症の流行も予想されるので引き続き協力をお願いし

　たい。マイナ救急の実証実験が10月1日から全国に広がった。1か月

　で2398件中387件（約16％）の利用で、使わなかったケースとしては、

　マイナカードを持っていないや、保険証登録されていないという理由

　が多かった。

 

会議録（全文）の有無

無