第1回岐阜市ごみ減量対策推進協議会(令和5年8月17日)

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ページ番号1022932  更新日 令和5年10月10日

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開催日時
令和5年8月17日(木曜)午前10時00分から12時00分まで
開催場所
岐阜市役所 6階 6-1大会議室
議題

審議事項 ごみ減量・資源化指針アクションプランの点検について

出席委員
五十里 彰会長、矢田 康博副会長、黒木 伸子委員、河野 美佐子委員、篠田 五三郎委員、原 有匡委員、堀江 良治委員、村田 伊津子委員、矢島 幸江委員、山口 誠司委員、渡邊 喬委員(会長、副会長以外、五十音順)
会議の公開の可否
(非公開理由等)
公開
傍聴者数
1人
審議概要

(●…委員の意見 ⇒…事務局の回答)

 

<審議事項 ごみ減量・資源化指針アクションプランの点検について>
1. 「ごみ減量・資源化指針アクションプランの点検について」の概要、「作戦1 多様な資源ごみ回収を促進する」(資料1、資料2)
<決定事項>
・「取り組みの成果」の進ちょく状況の評価
p9 個票1-1 「ほぼ順調○」 p10個票1-2 「ほぼ順調○」
p11個票1-3 「ほぼ順調○」 p12個票1-4 「ほぼ順調○」
p13個票1-5 「ほぼ順調○」

 

<意見及び回答>
(個票1-2について)
(リサイクルセンターの見学について)

●リサイクルセンターの見学というのは非常に目に見えて効果がある。私も、木田(リサイクルセンター)と芥見(東部クリーンセンター)に参加させて頂いたが、見学者が少ない気がするので、もっと積極的にPRして、見学をしてもらうことが大事である。
⇒・岐阜市の木田地区にあるリサイクルセンターでは、これまでも、収集したビン・カン・ペットボトルの中間処理を行っていた。プラスチック製容器包装について、中間処理する場所がなく、併せて昨年度4月から開設した。
・環境について考える場として、見学者が、全ての建物の中を見て頂いたり、再生したものがどういう製品に生まれ変わるかなどの展示をしている。
・また、団体の方だけではなくて個人の見学も歓迎している。市としてもこれから広く見学を促して行きたい。

 

(個票1-3について)
(民間の古紙等回収ステーションについて)
●参考資料1の「ごみ減量・資源化指針」25ページで、「民間の資源回収の把握と、市民が利用しやすい環境の整備をします。」のスケジュールが、調査が令和5年度で、令和6年度から実施とあるが、今回の個票では、1年前倒しになっている理由があればお聞きしたい。
・また、参考資料2の「ごみ減量・資源化指針アクションプラン第6回点検結果書」11ページにおいて、民間事業者に対しての適正な管理・運営について消防本部や都市防災部と連携して通知したとあるが、今回の令和4年度の取り組みの成果として、通知した内容は、前回と同じなのか、別の運営管理についての内容なのかお尋ねしたい。
⇒・スケジュールについては、前年度指針を改定し、個票はその後修正させて頂いた。なるべくできることから進めていきたいという考えである。
・調査については、把握している民間の古紙等回収用ステーションを運営している業者に、アンケートにご協力頂く形で毎年実施しており、古紙等回収用ステーションの場所、設置数、回収量などを確認させて頂いている。
・通知については、確実に皆さんの生活の中で妨げにならないこと、火事に十分気を付けること、衛生面をしっかり管理して頂くことなどの内容となっている。
●民間の古紙等回収ステーションができて利便性が上がった結果、自治会連合会の資源分別回収量がかなり減っている。古紙回収用ボックスを増やしている自治会の資源物も、民間に流れる場合もあるので、今後どのようにバランスを取っていくのかお伺いしたい。
⇒・参考資料1の「ごみ減量・資源化指針」8ページの中段の表は、青色が民間ステーションの回収量、ピンク色が資源分別回収による回収量で、平成27年ぐらいから回収量が逆転し、それぞれのグラフの通り、民間の回収量の方が増えている状況である。合わせた回収量はそれほど大きく変わっていない。
・民間業者は生業としてやっているため、行政がその設置を抑えるということは当然できないが、市民が生活を送るために、衛生面や防災面をしっかり守って頂くよう、お願いをしている。
・民間の古紙等回収ステーションは、比較的排出し易く、そちらに排出される傾向があるが、一方で、古くから地域で続けて頂いている古紙回収用ボックスの設置は、資源物の売却益、あるいは市からの奨励金収入があり、それを地域の様々な活動に役立てて頂ける。
・市では、毎年複数個の古紙回収用ボックス設置について予算を確保し、設置したい地域があれば対応させて頂いている。また、一昨年度から、公民館等の公有地のみではなく、民有地にも設置して頂ける。長良西地区では、調剤薬局の駐車場に地域の古紙回収用ボックスを設置させて頂き、調剤薬局を利用される方が、ついでに排出されている。
・共存しているということと、自治会の方々にこれまで担って頂いている地域の古紙回収用ボックスをしっかり様々な取り組みとして、実施していきたい。
●今後の競争の推移を見守る必要があるが、回収場所が増えることにより、資源回収が進むことになり、良い方向に進んでいくのではないかと思う。
●古紙回収について、多様な市民が出しやすいというのは良いことであり、まずは防災火災等の指導と、あとは、古紙業者や民間業者が主導でやっているとは思うが、そういったことも含めて、管理して頂く必要がある。
・また、高齢者や身体の不自由な方は、周りに近いステーションがあっても、そこまで行けないという話を多々聞くため、出来ることはないか考えていただけると良い。
●貴重なご意見を頂いたので、今後民間企業等については、規制・管理などご確認をお願いします。

 


2.「作戦2 紙ごみを減らす」(資料1、資料2)
<決定事項>
・「取り組みの成果」の進ちょく状況の評価
p15個票2-1 「ほぼ順調〇」 p16個票2-2 「ほぼ順調〇」
p17個票2-3 「ほぼ順調〇」 

 

<意見及び回答>
(個票2-3について)
(雑がみ等紙ごみについて)
●「紙ごみを減らす」について、以前から世界的にプラスチック処理の弊害があり、海洋プラの汚染がある中で、身近なところでプラスチックのストローが紙になるなど、紙製品が増えており、着目点を変えていく必要があるのではなかと思う。検討していただけると良いと思う。
⇒・雑がみの回収を家でやっているが、パッと見ただけで紙かプラスチックか迷うような製品があり、生活の中で、今までプラスチック製であったものがいつの間にか紙製に変わっていたということが沢山ある。
・雑がみと言っても、非常に分別が難しいこともあり、改めて市民の方にお知らせしていくことが必要だと思っている。
・先ほどご紹介をさせて頂いた「雑がみの回収台紙」を展開しており、裏面に少し細かいが、雑がみの分類があり、もう少し分かり易くして、市民の皆様に色々な媒体を通じて、お知らせしていきたい。
●雑がみはなかなかわかりにくい。一方で、昨年度開始したプラの分別は、私自身もプラマークを探すなど、半分面白味があって分別が進んで、予想以上の成果が出たのではないかと思う。
・雑がみも同じような形で、市民の方々が興味をもって頂けるように、何かもうひとつ方法があれば、もっと成果がでるのではないかと思う。
・材質に複雑なものが使われており、実際にどうなのかと私自身も迷うところがある。リサイクルや古紙の専門家に聞きながら、もう少しわかりやすく説明するものがあれば、迷わずに分別ができるのではないかと思う。
●お子さんも詳しくなられており、家族そろって、分別ができるように進んでいけば良いと思う。

 


3.「作戦3 生ごみを減らす」(資料1、資料2)
<決定事項>
・「取り組みの成果」の進ちょく状況の評価
p19個票3-1 「ほぼ順調○」 p20個票3-2 「ほぼ順調○」
p21個票3-2 「順調◎」 

 

<意見及び回答>
(個票3-1について)
(食べキリ協力店について)
●岐阜市内でお菓子屋をやっており、うちのお店では、基本的に閉店1時間前になったら20%オフで生菓子等を販売し、それをSNSに流したりして、売り切ることをしている。
・一方で、市内の飲食店で、ボリュームがあることで、価格に対して得であるという売り方もあるとは思うが、子どもや女性は、食べきれず残す方がすごく多いと思う。けれど、半分にできるとか量を減らせるということが提示してあるお店はほとんどない。例えば、最近大手の回転寿司は、しゃり半分とかがある。これと同様に、もっと市内の飲食店に、少量でも出せるよという提案をしていただけるように推進して頂きたい。
⇒・おっしゃって頂いたことはもっともであり、誰しも食べたいけどあまり食べられない時もあり、選択肢が沢山あると良いと思う。
・市と岐阜県と協力し、色々な飲食店に食べキリ協力店ということで、食べきることを推奨してもらうことをお願いしている。
・一方で、残されたものを全て食べきることを推奨することだけが全てではない。現在も取り組んでいただいているが、食べキリ協力店に、サイズ自体を見直すなど、積極的に促していきたい。
●私個人的には、食べきれない時は持ち帰らせて頂くようお願いしている。そういったサイズを提供できるようであれば、積極的に、促していただければと思う。

 

(個票3-3について)
(電気式生ごみ処理機について)
●ディスポーザーの価格と工事費、また、64件で上限2万円ということで、大体予算は100万円ぐらいか。
・また、これを汚水として流す時、詰まらないかとかいう話が以前にあったと思うが、その辺はクリアしているか。また、これが上手くいけば、カラスの問題もなくなり、非常に良いことだと思うので、その辺りをお尋ねしたい。
⇒・市の補助制度としてご説明させて頂いたのは、「家庭用電気式生ごみ処理機」であり直接キッチンの排水溝などに付いているディスポーザーではなく単体のものである。
・展示している機械は2万円くらいで、補助は1万円である。また、容量が多いものは、6、7万円くらいのものもあり、補助は上限2万円である。
・実際のみかんの皮を展示しているが、生ごみの80%ぐらいが水分で、それをこの処理機で乾かすことで小さくなる。生ごみ等の臭いがなくなることで、カラス対策にも有用であると思う。
・また、ディスポーザーについては、他の都市で補助をやっていることを認識しているが、建物を建てる時や、建物を改築する時に使われるので、設置費が高額であると伺っている。市では補助はしていないが、ディスポーザーも生ごみを減量するための大きな方策のひとつであり、状況は確認していきたい。
・予算は、ちょうど100万円であり、昨年度大変好評であったため、今年度は300万円に増額し、市民の方に順調にご活用頂いている状況である。

 

(個票3-3について)
(市民が取り組みやすいコンポストについて)
●生ごみ処理機は、やはりごみとして出すことになる。私たちはダンボールコンポストを推進しているが、継続性が低い。昨年私が提案したもので、ダンボールではなくて、もう少しコンパクトで見た目もかわいいものがあるので、そちらも助成金を出して頂けるよう、推進して頂くと助かる。
・マンションやアパートの方は、ダンボールを置く場所がなかったり、良いことだからやり始めても、1回限りで終わってしまう方も多い。
・また、1人家庭では、片手で持てる程度の生ごみの量であり、ダンボールの量ほど生ごみが貯まらないため、コンパクトなサイズのものも、推進をお願いしたい。
⇒・色々な種類がコンポストにはあり、ダンボールに基材を入れたり、壁に掛けられるバッグ型であるとか、あるいは、虫よけカバーなどもカラフルなものがあり、様々な種類がある。
・これから核家族化が進んで、世帯の構成員も少なくなってくると、やはり大きいダンボールコンポストでは、それほどごみが出ないということも当然あり、ご紹介頂いたようなコンポストについても検討してきたい。
・また、今ダンボールや中の基材の価格が高騰しており、補助の在り方なども検討していきたい。
●ダンボールよりも再利用しやすいようであれば、そういったものも活発に広げていけるように、調査をお願いします。

 

(個票3-3について)
(その他の生ごみの減量方法について)
●ダンボールコンポストとか、堆肥化とかの動きは素晴らしいことだと思うが、一方堆肥化は、分解でCO2が出るため、脱炭素の観点では、ほかにも、特に植物性の残渣だとバイオマスに炭化するとか、生分解性プラスチックにするなどの道もあると思う。個票3-3「その他の生ごみ減量施策を推進します」というところで、そういったことがあると良いと思う。
⇒・岐阜市のCO2の排出の傾向は、大きな産業がなく、運輸部門は自動車を使われることで大体30%、あとは民生家庭部門といって、家庭生活からの排出が30%であり、約6割が生活の中から直接CO2を排出している状況である。
・例えば大きい工場がある都市だと、産業部門が大きいが、岐阜市の温室効果ガスの排出を抑制するためには、私ども含めて市民の方のライフスタイルをしっかり転換していかなければと思う。そういった転換の行動の中で、一番取り組みやすいことはなにかいうと、やはりごみの減量だと思う。
・ご紹介いただいた、堆肥をさらにまた利用していくということは、ダンボールコンポストでは規模が小さく、できた堆肥を家庭菜園とかで使ってもらうくらいしかないが、事業者とタイアップして、大きく展開していければと個人的には思っている。
●ごみを減らすと共に、CO2削減をバランスよく進めていけるように取り組みをお願いします。
 

 

4.「作戦4 プラスチックごみを減らす」(資料1、資料2)
<決定事項>
・「取り組みの成果」の進ちょく状況の評価
p23個票4-1 「順調◎」 p24個票4-2 「ほぼ順調○」
p25個票4-3 「ほぼ順調○」 p26個票4-4 「ほぼ順調○」

 

<意見及び回答>
(個票4-3について)
(プラスチック製品について)
●プラスチック製容器包装の分別収集についてはかなり順調にいっていると思うが、製品プラをどうするかというのが今後の課題になってくると思う。
・製品プラのリサイクルが進んでいけば、単純に粗大ごみで出てくるプラスチックが減らせることになるため、今後もぜひいろいろ検証して頂きたい。
・県内で製品プラ分別の収集をやっているのは実は非常に少ない。一部やっているところもあるが、小さな町村である。そういったことも含めて、今後引き続き資源化ルートの確立を検討して頂ければと思う。
●製品プラの調査を進めて頂くようお願いします。


(個票4-4について)
(ワンウエイプラスチックについて)
●「ワンウエイプラスチックを減らす」のプラスチックの代替品に、生分解性プラスチックがあるが、リサイクルはできず普通ごみになると思う。そういったものはこれからどんどん増えていくので、そのようなことも周知しないと、プラスチックのリサイクルが上手くいかなくなると思う。
⇒・プラスチック製容器包装は比較的分別として取り組みやすいと思うが、それ以外のプラスチック製品の収集を今後していくというと非常に悩ましい問題がある。
・前提として、法律ではプラ製品を作る製造業者はなるべくそれを再利用できるように形状等を寛容化したり、使わないなどが求められている。
・一方それを流通するコンビニや宿泊施設は、なるべく小さなものでもプラスチック製品を使わず、提供しないことになっている。
・プラスチック製品を収集し、再利用する時に行政が関与していくが、こういったことが想定されていなかったため、プラスチック製品の中間処理施設や民間の業者が不足しているのだと思う。
・ご指摘があったプラスチックの内容や成分は多岐に渡っている。今後プラスチック製容器包装のみならず、プラ製品をいかに減らして、収集・再利用していくかが大きな社会の課題になっているため、行政としても、しっかり向き合っていかなければいけないと思う。
●プラスチック製品全般についても、今後調査をお願いします。

 

(個票4-4について)
(マイボトルについて)
●プラスチック製容器包装の分別収集は、85%が適正に排出されており、順調にいってよろしかったと思う。
・またマイバックは浸透してきたと思うが、マイボトルは中々難しいと思うが、進めていくと良いと思う。
⇒・マイボトルは、やはり毎日使うペットボトルの排出抑制になり、私ども職員も個人の判断ではあるが使用している。
・実感として、ペットボトルが減ることと、お金を少し使わずに済んでいると思う。今後とも市職員に促すよう啓発していきたい。

 


6..「作戦5 事業系ごみを減らす」(資料1、資料2)
<決定事項>
・「取り組みの成果」の進ちょく状況の評価
p28個票5-1 「ほぼ順調○」 p29個票5-2 「ほぼ順調○」
p30個票5-3 「ほぼ順調○」 p31個票5-4 「やや遅延△」

 

<意見及び回答>
(個票5-1について)
(事業所への立入調査について)
●原単位で、ごみの減量を図るような何か指針があるともっと良いと思う。コロナ期間中明らかにごみの量が減り、コロナが終わってから増えているということは、明らかに企業の経済活動とリンクしているわけで、どれだけ資源化をしても、事業規模を拡大していけば、ごみの絶対は増えていくと思う。
・岐阜市にとって事業活動が増えていくことは喜ばしいことだと思う半面、ごみの量が増えていく、減っていくという実質のところが非常に測りにくいと思う。
・難しいとは思うが、例えば従業員数とか売上とか、そういった原単位あたりのごみの量みたいな、指針があると事業活動でこみの量が多くなっても、パーセントでは減っているということができるのではないかと思う。
・例えば、当社は資源を回収したキログラム当たりのCO2発生量の減少というのを、記録している。全体のCO2の発生の減少を目標にしてしまうと、事業縮小しているのか拡大しているのかわからないので、そういった指標があると非常にわかりやすいと思う。
●昨年度は大規模事業所には29件、中規模では71件立入指導して頂いて、この指導の際に、ごみの量など指針に関することについて、何か説明しているのか。
⇒・資料にある啓発のパンフレットを用いりながら、指導をさせて頂くが、事業所についてはそれぞれのごみの排出量を提出して頂いている。
・あらかじめ事業所の人数は把握しているが、原単位としての目標は有していない。
・市としては、普通ごみをなるべく再資源化して頂くように、あるいはごみを出さないようにとの指導をしているところである。
●この立入件数からすると、4、5年に1度のサイクルで指導に入っていらっしゃると思うが、そういった時に例えば目標値なども一緒にお話いただけるよう、検討頂ければと思う。
⇒・目標値は、お伝えさせていただいているところだが、あくまで全体量としての目標値しかお答えできてない状況で、今後またいろいろ検討していきたいと思う。
・立入指導は大体5年に1回くらいではあるが、状況があまり良くないところは、連続で行くなど指導を頻繁にさせて頂く努力をしている。
●自分たちで目標を持って頂くのがいいと思うので、そういったところもお話頂ければと思う。

 

(個票5-2について)
(フードドライブ、フードシェアリングについて)
●私たちはフードドライブに協力しており、柳ケ瀬付近のお店のお弁当で残り物が出るため、利用できないかというご意見があったが、長期保存ができて、1ヶ月ぐらい余裕のある食品に限り、ホームページで掲載しており、お弁当はお受けできないとお断りしたが、そういったお問い合わせがあったことをお知らせできればと。何とかなると良いと思っていた。
●今の質問について、例えばこういった岐阜市の食べキリ協力店・協力企業へのリーフレットには連絡先は載っているか。例えばそういったところを利用して、なるべくフードロスをなくすような取り組みは、今後検討していくことは可能か。
⇒・連絡先は載っている。
・フードドライブは、市議会でもご質問頂き、団体の方がそれぞれ異なる取り組みであり、それを活用する人とのマッチングをもう少しやったらどうかというご意見を頂いた。
・現在、市のホームページで、フードドライブをやっている団体がいつやっているか等、それにまた支援してもらいたいという方々に、広くお伝えするような媒体のやりとりを検討しているところである。
・弁当のおかずは生ものであり、衛生面ですぐマッチングが難しいと思うが、SNSを使用して賞味期限が近くなると安く売るなど、お店も様々な工夫されていると思う。
・食べキリ協力店を通じても、そういった発信も、機会を通じてお知らせしたい。
・今おっしゃったのはフードシェアリングサービスという形になると思う。今後取り組んでいかなければいけないと思っており、個票5-2の「TABETE」等のアプリがある。やりたいお店がそこに登録し、自分の情報を発信する。ただ、全国的に中心地である東京や名古屋などは比較的使いやすいが、岐阜市は登録が少ない状況である。登録が増えれば、皆様活用されることになってくると思うため、そういった啓発も、協力店等の皆さんを誘いながら紹介していきたい。
●本学、岐阜薬科大学においても、今年度からフードシェアリングを取り入れ、なるべく食品ロスをなくすという取り組みを始めた。学生数は800名程度ではあるが、そういったものがさらに広がっていけばいいと思う。
●事業系ごみを回収している業者の立場でお話すると、コロナ禍において、経済活動が停滞してごみが減った。現在は休業している事業所はほぼなく、コロナ禍前に戻っており、コロナ禍で急遽時間短縮や営業できないという中で、特に飲食店は、仕入れの量を調整し、仕入れの段階で、できるだけ調理くずを減らす工夫をされているようである。
・感覚的には、コロナ禍前と今では、単純にごみのカサはあまり減っていないが、重量が減っており、事業所も色々工夫をされているかと思う。
・ごみの重量は水分が1番ネックになるため、食べキリのサイズの見直しと、仕入れの段階から、できるだけ水分が減らせるような工夫をするとよい。例えば、魚1本を捌いて、頭や骨を捨てるより、切り身を仕入れて、限りなく調理くずがでない工夫をされている事業者もあり、食べキリ協力店で、例えばこういう工夫を共有できれば良いと思う。
・立入調査においても、事業規模はそれほどのものではないが、ごみが重量的に出ているところもあり、立入も大変ご苦労されていると思うが、立入する店舗もある程度見直しというような、見方を変えて効率的にごみが減らせるような事業所を選定することも良いと思う。
●経済活動を維持しながら、フードロスを減らしていく様々な工夫が必要になるため、そういった情報共有についても、今後、調査、公開をして頂ければと思いう。

 

 

6.「作戦6 ごみ処理有料化制度の導入を検討する」(資料1、資料2)
<決定事項>
・「取り組みの成果」の進ちょく状況の評価
p33個票6-1 「ほぼ順調○」 p34個票6-2 「ほぼ順調○」

 

<意見及び回答>
(家庭系普通ごみ処理有料化について)
●有料化といっても具体的に、例えば45ℓの袋でいくらなのか、また、意見交換会で、高齢者等の弱者に負担がかかるという意見があったが、その辺りの展開を伺いたい。
・また、近隣が有料化していて、こちらに持ち込まれるという量の把握は難しいと思うが、そういった声があることはどのように評価しているか。
⇒・昨年度、50地区の意見交換会や、市民アンケートで色々なご意見を頂いた。
・有料化の制度については、例えば有料の指定袋にするなど、それぞれの市区町村で様々であり、詳細についてはこれから考えていかなければいけないと思っている。
・また資料2の17ページの「おむつの排出など子育て世帯、介護世帯といった、社会的弱者にごみが多くなりがちで、有料化して欲しくないという気持ちが強い」というご意見も受け賜った。家庭の構成員や様態によって変わるため、そういった意見を丁寧に伺っていかなければと思っている。
・まさしく、このページのアンケート結果で、ごみの減量意識に繋がると思う方がみえる一方、減量には繋がるとは思えないという意見と2つに分かれている。
・また、岐阜市の周辺では、県外42市町村の中で、40市町村が既に家庭系ごみの有料化をしている。そのため、有料化をしている周りの市区町村から岐阜市にごみがどれだけ持ち込まれているのか具体的な数は把握していないが、市境の自治会の方々から、近くに住んでない人がいつも車で来て、ごみを置いていくなどというお話もよく伺っており、そういったことが続くようであれば、環境一課と警察と連動して調査している。
・先例市では、ごみの排出量の1割くらいは有料化によって削減されるという結果がでており、ごみの減量の方策として非常に有効だと思っているが、一方で、市民の方々にご負担頂く施策であり、今しばらく審議をしていきたい。
・有料化の金額については、近隣自治体のごみ処理手数料やごみ袋の価格など調査しており、近隣自治体と統一の料金体系にしないと、混乱が起きたり、他の自治体からの持ち込みが生じたりすると思う。この辺では、1ℓ当たり1円というのが相場になる調査結果になっている。
●ごみ処理有料化は、ごみ減量効果が見込めるもので、市民や事業者にどれくらい負担して頂くかというのがひとつのポイントではないかと思う。有料化をしてごみを減量しても、懸念することは、ごみ処理費が払えないばっかりに、結果的に不法投棄が増えるなど、色々な角度で検証して頂くのが良いと思う。
・中核市でごみ処理を無料でやっているところは多分岐阜市くらいではないかと。全国的にみても、無料でやっているところはかなり珍しいので、そういったことも含めて、いくらに値段を決めるのか、どういった混乱が起こるのかなど、慎重に考えて頂ければと思う。
●慎重に議論を進めていただきたいと思う。
●できれば、おむつやプラスチック製品がリサイクルできる状況になった時に、有料化するというのが理想であり、それを待っていると年月が過ぎてしまうかもしれないが、どちらか一方だけでも可能になれば、ご負担や不満も解消されるのではないかと思う。
・分別して、燃やすごみを最小限に抑えられるとよいので、有料化に反対するという意見ではないが、皆さんの不満が出ないようにということである。おむつは、他県で回収されていると聞いたため、業者ができないと無理ではあるが、そういったことを待ちわびている。
⇒・紙おむつのリサイクルについて、色々研究しているが、臭いや水分など、非常にリサイクルする工程が難しく、ごく一部しか取り入れられてないのが状況である。
・有料化は、袋1ℓあたり1円、大体45ℓの袋で45円ぐらいの換算になる。やはりそれを負担しなければならないという考えもあるが、一方で、生ごみなどは減らして頂くと、ごみ袋に入る容量が増える。市民の皆様にはなるべくごみを減量して、資源化ができるようにということと、それでもごみになるものについては、ごみ処理の経費が掛かるため、そういったお互いのバランスが大切であり、しっかり調整していきたいと思う。
●社会的弱者に負担がかからないよう、しわ寄せが寄らないように、慎重にご検討頂きたい。

 

会議録(全文)の有無

有(詳細は、事務局へお問い合わせください)

事務局

担当課名

環境部 資源循環課

電話番号
058-214-2179(直通)
ファクス
058-264-7119
Eメール
sigen@city.gifu.gifu.jp

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