第2回岐阜市ごみ減量対策推進協議会(令和5年10月20日)

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1022931  更新日 令和5年12月5日

印刷大きな文字で印刷

開催日時

令和5年10月20日(金曜)午前10時00分から11時10分まで

開催場所
岐阜市役所 12階 第1研修室
議題

審議事項

 ・アクションプランの追加・修正について
報告事項

 ・事業系のごみの現状について 

 ・粗大ごみ再使用展示品譲渡会等の実績について

出席委員
五十里 彰会長、矢田 康博副会長、黒木 伸子委員、河野 美佐子委員、篠田 五三郎委員、原 有匡委員、堀江 良治委員、村田 伊津子委員、山口 誠司委員、渡邊 喬委員(会長、副会長以外、五十音順)
会議の公開の可否
(非公開理由等)
公開
傍聴者数
0人
審議概要

(●…委員の意見 ⇒…事務局の回答)

 

<審議事項 アクションプランの追加・修正について>

<決定事項>

頂いたご意見について、必要に応じて事務局と協議して修正する。修正は会長に一任する。

 

<意見及び回答>

(社会状況の変化、新たな取り組みとその反映 作戦4「ごみの出ないイベント」の開催の呼びかけについて)

●自治会でイベントをやっており、どうしてもごみが出る。持ち帰りいただくのではなく、主催者の要望により、当日か翌日の回収をお願いしたい。

⇒・先般、各地域で地域主体の運動会等があると思うが、担当課である環境一課では、そういったごみを都市美化のごみとして収集している。開催日が休日の場合は、次の日の朝に指定された小学校や公民館等で回収するように努めている。また、大規模なイベント等があれば、環境一課へ収集のご依頼をしていただければと思う。

 

●長良西地区で夏祭りを実施し、ごみは分別するようにしている。その際、本来プラスチック製容器包装に分類されるペットボトルのラベルやキャップがそのまま出されていた。

・そのため、来年は女性部会が、ごみの分別を実際に体験していただく回収ブースを作ったらどうかと感じた。お子さんもお母さんと一緒に体験できるので、いいのではないかなと思う。

 

 

<報告事項 事業系のごみの現状について>

<意見及び回答>

(意見交換会の周知について)

●意見交換会の日程について、岐阜市内に回覧板で周知されているとのことだが、事業経営者である私のところには、回覧が届かず、昨日知った。岐阜市に登記されている事業者に、どういう方法で周知されているのか気になった。

⇒・市民の皆様への回覧のほか、ホームページ、広報ぎふ等で周知している。

・事業者の皆様に対しては、商工会議所やJA、また、製造系業者等の団体へ足を運び、会員の皆様に、通知文を送付していただくようお願いしている。

 

●学校も事業系のごみになるということで、学校では多くの生ごみが給食関係から出されており、今の給食室は全て委託業者が入っており、ごみの管理等は学校の職員は関わっていない。意見交換会には、そのような業者の方が関心があると思うが、その辺りの周知をされているのかということと、各学校にも案内が来ていたのか。

⇒・周知の方法については、先ほど説明させていただいた通りである。おっしゃる通り、学校も事業者の扱いになり、一般的には事業者から処理手数料をいただくということになる。今後どうなるかはまだわからないが、来ていただいた事業者の皆様にはそういったご説明をさせていただくことになる。

●学校の事業系ごみの収集について、市内の収集業者の立場で知っている範囲で補足させていただくと、給食センターの共同調理場のごみに関しては、生ごみは現在資源として収集し、リサイクルされている。数年前から、生ごみ以外も、私ども許可業者が教育委員会から収集運搬の委託を受けて収集している。

 

(50キロルールについて)

●50キロルールについて初めて聞いたが、家庭系ごみと事業系ごみの各々の焼却量、削減量がわからないということだと、今までの生ごみを減らす目標等というのは、家庭系ごみだけではなく、事業系ごみも入っているのか。

⇒・おっしゃる通り、ステーションに出されているごみの中には、家庭系ごみと事業系ごみの両方入っており、家庭系なのか事業系なのか把握できないため、家庭系ごみとして数値を計算している。

●削減する目標の中で、家庭が一生懸命努力してもごみが減らないということは、事業系ごみが増えているというような、データは取れないということか。

⇒・2ページの4の50キロルールの課題の2つ目、「家庭系ごみに事業系ごみが混在し、各々の削減量が分からない」と記載があるように、委員がおっしゃっていただいた、市のごみ減量・資源化の施策に対して、数値が把握できないことが、まさに課題ととらえている。

 

●4の50キロルールの記載に、本来事業系ごみの収集運搬は事業者が負担すべきものであると記載がある。また、6の(1)のところで、中核市、県内市町村のうち、岐阜市だけが有料化されていないということである。一般ごみを有料化するにあたり、事業系ごみを有料化するのは、セットで考えるべきものだと思うが、そもそもなぜ岐阜市において、本来事業者が負担すべき収集運搬料は今まで無料になってきたのか。

⇒これは、想像するところであるが、岐阜市は繊維産業が盛んであったということもあり、そういったところから出る繊維が、事業者と家庭から一緒に出されているという状況が多く、岐阜市としてのある意味政策的な判断もあったのではないかと思っている。

 

 

(有料化について)

●今の事業系ごみの問題については、有料化がほぼ決定しているのか、方向性はどうか。また、有料化の実際の運用を考えると、それぞれの許可業者と各事業所が個別に契約を結ぶということになるのか。例えば事業者と契約をする許可業者は、その料金をどういう形で個々に、集めるのかというのは結構大変だと思う。実際、具体的な運用になったときに、どのような問題が起き、その問題をどう解決していくかということも事前に全て検討しておく必要がある。見切り発車のようなことをやって混乱が起きる可能性が高いので、方向性と、実際のシミュレーションをどうやったか、その結果どういう運用をやるのかということを、はっきり説明しないと。説明会の際にも、事業者が、総論はわかったけど、各論はどうなのということになると、せっかくの方向性が崩れてしまうという恐れもある。そのため、どのようなシミュレーションをやったのか、やってないのかも含め、お聞きしたい。

⇒・事業系普通ごみの処理の有料化については、以前にご審議をいただいた「ごみ減量・資源化指針」に方向性をまとめており、読ませていただく。「事業系ごみの有料化について、課題等をさらに調査研究し、その結果を公表します。事業者の意見を調査し、公表します。他のごみの減量作戦の効果や、ごみを取り巻く社会情勢などを総合的に勘案し、事業者の意見を踏まえて実施を予定します。」としており、有料化についての課題といったことについては、今日お示しした資料のように、調査研究をして、公表している状況である。

・事業者の方には昨年アンケートをとらせていただいたが、直接生の声を伺う機会はなかったため、11月からの説明会を通じて、意見をお伺いして、またそれらも踏まえて総合的に有料化を検討していきたいと思っている。

・また、有料化に伴っての具体的な方策や、料金の徴収については、事業者の方々のご意見を賜ってということになろうかと思う。中核市や県内市はかなり進んでいるため、それらの自治体がどういう手法で有料化に取り組んでいるのかは調査をしている。意見交換会などで、他都市の状況は意見として出てくると思うため、その際は丁寧にご説明をして、岐阜市の手法は意見も踏まえながら、しっかり形を作っていきたいと思っている。

 

●5の事業所アンケートの結果で、事業所が排出するごみの量は10袋未満であるが、未満は1から10まである。私たち家庭は、既に分別をきちんとしており、1週間に2回ごみの収集があるが、2回、出すか出さないかである。本当に量が少なくなっており、1週間に1回でもいいのではないかとの意見もある。家庭系ごみと事業者が一緒に出しているところは差別化し、有料化するのは当然なのかなとは思うが、その手法として、先ほど副会長がおっしゃったように、いろいろ問題があると思う。一定量までは無料でそれ以上は有料という手法がいいのかなとは思う。事業者は、ある一定の量を超えれば、有料で袋を買う、そうなれば、私たち家庭が無料で出せるため、初めの段階として、差別化し、ゆくゆくは全部有料化になる可能性もあると思うが、段階を踏むのがよいと感じた。

⇒・ご意見ありがとうございます。一定量までは無料で、それ以降の量は有料になるという取り組みをしている自治体もあると聞いている。周辺では、大垣市がそのようなやり方をしていたが、制度が少し複雑なところもあり、排出量に比例してお金が幾らかかってくるというような自治体がほとんどになっている。また意見交換会の中で、そのようなご意見をいただいたら、それも踏まえて今後の施策を検討させていただきたいと思っている。

 

 

(事業所アンケートの結果について)

●事業所アンケートの結果というところで、質問の2、「事業所から排出されるごみはどのように処理していますか」で、運搬委託された場合には、どこに分類されるのか。6の(5)の委託の実績とどのように対応してくるかわかりません。委託した場合、こちらのアンケートではどのように回答いただいているのかわかれば教えていただきたい。

⇒・委託している事業所は、その他に当たると思っている。

・アンケートの対象が市内の個人事業主ということで、規模が小さい事業者を対象にさせ ていただいた。規模が小さいということは、50キロルールの適用を受けて、地域のステーションに出したり、あるいは地域のステーションに出すには多いので、自ら排出されている方々もお見えになると思いうが、対象者が個人事業者であるため、このような結果になっている。

●今後は有料化を検討していく際には、そういった契約も最初に行っていただく必要があるため、確認させていただいた。

 

(事業所のごみ減量・資源化の取り組みについて)

●事業系ごみということで、例えばこちらの市庁舎、他にもいろんな事業所あると思うが、そこで何をやっておられるのか、今後どうしていくのかということを、民間企業に知らしめるということで、実際活動して開示されるのがよいのではないか。

・私が以前勤めていた会社では、コピー紙やダンボール紙等を、毎月出す時に目方を図り、今月は増えたとか減ったとかということをしていた。民間企業の手本になるように、やってはいかがかなという意見である。

 

 

<報告事項 粗大ごみ再使用展示品譲渡会等の実績について>

<意見及び回答>

(粗大ごみ譲渡会、オンライン受付について)

●以前の審議の中で、粗大ごみ譲渡会について、排出者の意向を確認することが必要だと発言し、現在実施していただいており、非常に良い結果が出たのではないか。あとは、譲渡しても良い方が42%の中で、粗大ごみを排出する際に、壊れて処分される方と、壊れてないけれども、引っ越し等の事情で、もったいないけど捨てるということがあるので、意向確認できれば、更に進めたほうがよい。

・また、オンライン受付システムは、若い方中心になるかもしれないが、現在スマートフォンやインターネットが普及し、オンラインで24時間受け付けができることは、非常に画期的である。令和4年度の実績の結果について、どれぐらい見込んでいたのか、予想の範囲なのか、もう少し増えてもいいのかお聞きしたい。ぜひこれもどんどん進めていただき、まだ知らない方もいるため、更に啓発をしていただきたい。

⇒・オンラインシステムは、昨年の10月からほぼ1年が経過し、毎月の動向は、年末や、3月4月の転入転居の時に利用が増えている。システムの導入にあたっては、事前に十分周知をし、今やっと9%になったが、中核市で先行しているところは大体平均すると、オンライン率が20%から40%ぐらいである。特にこれから年末の掃除の時期を迎えるため、そういった時期に合わせて周知を強化していきたい。

●やはり24時間受付できるというのが一つだと思う。通常はオペレーターが対応しているが、混雑する場合もあり、仕事勤め等で限られた時間で申し込みをするのに、もっとオンラインを使っていただければと思う。今部長さんが言われた40%くらいにまでに上がり、電話の受付がもっとスムーズになればいいと思う。

 

 

(粗大ごみの出し方について)

●少し話がズレるが、粗大ごみの捨て方で、私が岐阜市に来る前は、さいたま市と富山県射水市にいた。そこでは、粗大ごみは車に乗ってそのまま捨てに行け、搬入と搬出の時に目方の差で料金を払う。岐阜市はいちいち210円の袋に入れなければならず、非常に手間である。そのため、粗大ごみを出さず、譲渡会に本来集まってくるであろうものも集まってこないのではないかと思った。

・また、去年の6月から、両親が倉庫に溜めたごみを100キロ以上捨てているが、粗大ごみのオンライン受付を全く知らなかった。処理袋に、アナウンスの記載があるとわかりやすかったと思った。袋1枚ずつが無理なら、10枚入りの外袋にでもあるとよい。(堀江委員)

⇒・自治体により、粗大ごみの処理の仕方等が異なる。岐阜市の場合には種類によって処理方法が異なり、破砕する場合や中身を分別している関係等で、個別に料金を設定させていただいている。袋で出していただくものと、タンスや掃除機等の個別に料金をつけさせていただいている。

・粗大ごみのオンラインシステムについては、毎年ご家庭にお配りしている「ごみ出しルール」の表紙の真ん中に、案内を掲載しており、QRコードを読み取ると、粗大ごみのオンラインシステムに繋がる。そういった案内が不徹底だったかというところがあるため、再度検討させていただくということと、10袋単位の外袋でのアナウンスについては、職場の方へ戻り、検討させていただく。

会議録(全文)の有無

有(詳細は、事務局へお問い合わせください)

事務局

担当課名

環境部 資源循環課

電話番号
058-214-2179(直通)
ファクス
058-264-7119
Eメール
sigen@city.gifu.gifu.jp

より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの情報は役に立ちましたか?

このページに関するお問い合わせ

資源循環課
〒500-8701 岐阜市司町40番地1 市庁舎14階

電話番号
  • 都市美化係:058-214-2178
  • ごみ減量・資源化係:058-214-2179
ファクス番号
058-264-7119

資源循環課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。