岐阜市の歌

岐阜市の歌として、「岐阜市民の歌」と、「岐阜市制百年記念イメージソング『蒼い流れに（あおいながれに）』」があります。

岐阜市民の歌（ぎふしみんのうた）

岐阜市ができて90周年（しゅうねん）になることを記念（きねん）して、「岐阜市民の歌」を作ることとし、歌詞（かし）を募集（ぼしゅう）しました。
210点の作品の中から、松野武雄（まつの　たけお）さんのものがえらばれ、それに兼田敏（かねだ　びん）さんが曲をつけ、1979年（昭和54年）3月15日に「岐阜市民の歌」としてつくられました。

歌詞

松野 武雄 詞
兼田 敏 曲

1
水清く 流れやさしい
（みずきよくながれやさしい）
長良川
（ながらがわ）
歴史を秘めて
（れきしをひめて）
高くそびえる 金華山
（たかくそびえるきんかざん）
豊かな自然に はぐくまれ
（ゆたかなしぜんにはぐくまれ）
美しいまち わがふるさと
（うつくしいまちわがふるさと）
ああ 岐阜市 岐阜市
（ああぎふし　ぎふし）
2
鐘の音は 今も変わらず
（かねのねはいまもかわらず）
ときを告げ
（ときをつげ）
朝に夕(ゆうべ)に
（あさにゆうべに）
祖先の心 しのびつつ
（そせんのこころしのびつつ）
豊かな文化を 受けついで
（ゆたかなぶんかをうけついで）
やすらぎのまち わがふるさと
（やすらぎのまちわがふるさと）
ああ 岐阜市 岐阜市
（ああぎふし　ぎふし）
3
かがり火は 濃尾平野の
（かがりびはのうびへいやの）
空に映(は)え
（そらにはえ）
ひかりを求め
（ひかりをもとめ）
世界の友と 手を結び
（せかいのともとてをむすび）
豊かな未来を 望みつつ
（ゆたかなみらいをのぞみつつ）
ひらけゆくまち わがふるさと
（ひらけゆくまちわがふるさと）
ああ 岐阜市 岐阜市
（ああぎふし　ぎふし）

岐阜市制百年記念イメージソング　蒼い流れに（あおいながれに）

「蒼い流れに」は岐阜市ができて100年がたつことを記念し、岐阜市のイメージソングとして歌手の加藤登紀子（かとう　ときこ）さんが1988年（昭和63年）に作った歌です。

歌詞

作詞、作曲：加藤登紀子

蒼い流れに身をしずめて
（あおいながれにみをしずめて）
哀しみこらえた人もあろう
（かなしみこらえたひともあろう）
めぐる時代のかがり火を
（めぐるじだいのかがりびを）
うつしてあふれる長良川
（うつしてあふれるながらがわ）

水の流れは祈りのうた
（みずのながれはいのりのうた）
つきせぬ願いを抱いてうたう
（つきせぬねがいをだいてうたう）

サルビア　アオギリ　ツブラジイ
（さるびあ　あおぎり　つぶらじい）
街並をそめて時は流れる
（まちなみをそめてときはながれる）
とどかぬあこがれ胸にあふれて
（とどかぬあこがれむねにあふれて）
走って登った金華山
（はしってのぼったきんかざん）

空の広さに手をひろげて
（そらのひろさにてをひろげて）
はるかな大地を感じるため
（はるかなだいちをかんじるため）

朝もや流れる川のほとり
（あさもやながれるかわのほとり）
かすかにゆれてる鵜飼舟
（かすかにゆれてるうかいぶね）
紅柄格子の　軒先から
（べにがらごうしののきさきから）
ねむりをさまして走る自転車
（ねむりをさましてはしるじてんしゃ）

あまりになつかしわがふるさと
（あまりになつかしわがふるさと）
いつまでもかわるな岐阜の街
（いつまでもかわるなぎふのまち）