人事考課制度
1 制度の目的
「人材戦略プラン2012」に定める"目指す職員像"の実現
- 市民起点の発想に立ち、主体的に考える職員
- 新たな課題への挑戦意欲と、行動力のある職員
- スピード感とコスト意識を持ち、市民に信頼される職員
市民サービスの向上のために
- 人材育成の推進
- 職員の意識改革
- 組織の活性化とレベルアップ
- 公平・公正な人事制度
- 人事処遇への活用
- 組織マネジメント体質の強化
2 制度の特徴
- 目標管理制度による業績考課(上位の職ほど業績を重視)
- 制度の公開性(考課項目・考課基準・役割定義表等の公開)
- 考課項目の明確化(考課項目ごとの定義、着眼点を具体的に明示)
- 客観的事実に基づく考課(「執務状況記録書」の作成、複数の考課者体系)
- 面談を通じた人材育成(自己考課の実施、考課結果のフィードバック)
- 挑戦加点主義(難易度の高い目標に対し果敢に挑戦する職員を評価)
3 制度の基本内容
導入
平成15年度試行→平成16年度本導入
対象
全職員(非常勤嘱託員等を除く)
考課体系
「役割定義表」による職位等のグループを考課の基本集団とする。
被考課者 | 第一次 考課者 |
第二次 考課者 |
第一次 調整者 |
第二次 調整者 |
最終 決定者 |
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部長級の職員 | 副市長 | - | - | - | 市長 |
次長級・課長級の職員 | 部長 | - | 行政部長 | 副市長 | 市長 |
その他の職員 | 課長 | 部長 | 人事課長 | 行政部長 | 市長 |
考課要素
業績(目標管理を活用→難易度×達成度×業務ウエイト=業績考課点)
能力(「判断・決断力」等、考課項目毎にS~Dで考課=能力考課点)
考課点数
「業績」「能力」の各考課点に対し、職位等のグループ毎に設定した考課率を乗じて「合計考課点数」を導く。
ランク
「合計考課点数」により、職位等のグループ毎に設定したランク表に基づきS~Dのランク化を行う。
4 制度運用の概略スケジュール
- 3月
- 部・課の組織目標設定
- 5月
- 個人目標設定
- 6月
- 難易度調整会議
- 10月
- 中間面談
上半期(4月ー9月)業績考課 - 1月
- 人事考課
通期(4月ー3月)業績考課