令和4年度 第1回生物多様性シンポジウムを開催しました
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8月6日(土曜日)、みんなの森 ぎふメディアコスモスで、令和4年度 第1回岐阜市生物多様性シンポジウムを開催しました。
本シンポジウムは、生物多様性の保全などについて市民の皆さんと一緒に考えるイベントとして開催しています。今回は、「みんなのまわりの身近な生きものたち」と題し、2人の先生方に講演して頂きました。
- 開催日
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令和4年8月6日(土曜日)
- 開催時間
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午後2時 から 午後3時30分 まで
- 開催場所
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かんがえるスタジオ
- 対象
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市民
- 内容
講演1「みんなのまわりの身近な動物たち」
ぎふ哺乳動物研究会 梶浦敬一氏講演2「植物の観察会」
岐阜県植物研究会 近藤慎一氏講演3「みんなのまわりの身近な植物たち」
岐阜県植物研究会 近藤慎一氏
講演
講演1「みんなのまわりの身近な動物たち」
ぎふ哺乳動物研究会 梶浦敬一氏
岐阜市には多くの種類の動物たちが生息していることや、動物の見つけ方、梶浦講師が行ってきた活動と、活動や教育を通して気が付いたことなどについて、話を聞きました。また、動物のフィールドサインである足跡クイズや、動物の糞や化石を観察しました。
参加者の方々からは、「身近な生きものに興味を持ち、日常から知識を取り入れられる機会を活用していきたい」、「生物との出会いが人との出会いになるのは素晴らしいと思った」などの意見を頂きました。
梶浦講師の講義でありました、動物の足跡クイズの答えはこちら
講演2「植物の観察会」
岐阜県植物研究会 近藤慎一氏
ぎふメディアコスモス周辺で、植物の観察会を行いました。近藤講師が用意した写真をもとに、せせらぎの並木テニテオで、写真と同じ植物を探しました。木の葉を見上げたり、草花を見つけたり、葉の匂いをかいだりと五感を使って自然を感じることができました。参加者は、写真と同じ植物がどこにあるのか歩き回って探し、見つけると嬉しそうに会場に戻って、メディアコスモスの地図に植物があった場所を示していました。
参加者のみなさんで見つけた植物は、下記写真のようにたくさんあり、普段気づかないだけで、身近に植物が多く生息していることを実体験しました。
参加者の方々からは、「身近な場所でも少し歩いただけでたくさんの植物に出会うことができた」、「実際に植物を観察することで、多様性を身近に感じられた」などの意見を頂きました。
講演3「みんなのまわりの身近な植物たち」
岐阜県植物研究会 近藤慎一氏
メディアコスモスの周りにも様々な植物が生息していることや、テニテオに多く植えられているカツラの木について学びました。実際にカツラの葉を虫眼鏡等を使用して観察したり、カツラの木の名前の由来となっている甘い香りを嗅いだりしました。
参加者の方々からは、「カツラについてよくわかった」、「カツラの木一つでもいろいろなことが知れることに驚いた」などの意見を頂きました。
アンケート
当日、参加者の方々には、アンケートをご記入していただきました。今後のシンポジウムの内容について大変参考になるご意見を多数いただきました。アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
1件質問を頂きましたので、先生の回答と共に紹介させて頂きます。
Q.アオバズクのヒナが巣から落ちたのに最終的に巣立ちできたのは親が給餌したり外敵を追い払ったりするからなんでしょうか?自力で戻れなければどうなるのでしょうか。
A.雷に驚いて落ちたのでしょうね。自分で巣にもどったようです。(自力で戻れなければ)ネコ、イタチなどに殺されることがありますが、今回はそのようなことはありませんでした。(梶浦氏)
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