岐阜市姉妹都市における平和の鐘の取り組み
岐阜市の姉妹都市では、毎年7月9日に世界の恒久平和を願って鐘を鳴らす取り組みを行っています。
岐阜市では、岐阜市姉妹都市に呼びかけ、平成11(1999)年から毎年、岐阜空襲のあった7月9日に世界の恒久平和を願って共に平和の鐘を鳴らす取り組みを行っています。令和6(2024)年は、岐阜市内で行われた平和の鐘式典に姉妹都市の区長が参加したほか、各姉妹都市で鐘を鳴らす取り組みを実施しました。
オーストリア・ウィーン市 マイドリング区
マイドリング区長ら代表訪問団が7月9日に岐阜市役所で行われた平和の鐘式典に参加し、岐阜市長らとともに平和の鐘を鳴らしました。式典では、マイドリング区のヴィルフリード・ツァンクル区長が平和への思いを述べられ、平和の在り方について再認識する機会となりました。また、同時刻に、マイドリング区内でも平和の鐘が打ち鳴らされました。
イタリア・フィレンツェ市
7月9日にフィレンツェ市庁舎(ヴェッキオ宮殿)で、岐阜空襲の慰霊と世界平和を祈る式典が開催されました。フィレンツェ市議ら関係者が参加し、マルティネッラの鐘を鳴らすとフィレンツェ市内に鐘の音が鳴り響きました。
ブラジル・カンピーナス市
7月20日にカンピーナス市役所で平和の鐘式典が行われました。式典ではカンピーナス市長、カンピーナス日伯文化協会会長らが平和の鐘を鳴らました。式典のオープニングでは、カンピーナス日伯文化協会の和太鼓つばめが太鼓演奏を披露したほか、岐阜市からの平和メッセージが伝えられました。
アメリカ・シンシナティ市
7月14日に平和の鐘式典が行われました。シンシナティ・アジア文化協会 理事長のヘレン・リンズバーグ氏が銅鑼(どら)を叩くと同時に、参加者が持参した鐘を鳴らし平和を祈りました。その後、飛騨・美濃観光大使の和太鼓奏者 加藤拓三さんやシンシナティ‐デイトン太鼓が太鼓演奏を披露しました。