学校規模適正化事業―「市中心部の小中学校再編について」

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ページ番号1004023  更新日 令和3年12月6日

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「通学区域審議会」答申について

近年、少子高齢化や情報化・国際化等が急激に進展する社会にあって、学校を取り巻く環境は大きく変わってきています。教育効果を高めるため、時代の変化に対応する学校のあり方やまちづくりに配慮した学校配置のあり方を検討する必要があります。

岐阜市の児童生徒は、昭和56年度をピークに毎年減少を続けています。特に旧市内においては急激な減少が顕著に見受けられます。また、近距離に学校が設置されていたり、校区を離れて中学校が設置されている等の状況があります。

このような現状に対応するため、平成10年8月28日「旧市内の通学区域のあり方について」を、「通学区域審議会」に諮問し、平成14年5月1日に答申を受けました。

答申内容の骨子

  1. 金華、京町、明徳、本郷の各校区の生徒の中学校を川南地区(岐阜大学医学部跡地、その他公共施設を活用)に設置し、早田小、則武小の生徒の中学校を、伊奈波中か明郷中に設置する。
  2. 金華と京町、明徳と本郷、徹明と木之本、白山と梅林の各2校を統合する。
  3. 新しい学習内容や少人数指導に対応できる特色ある校舎施設と教職員の配置を目指す。
  4. 児童生徒、保護者、学校、住民相互の理解を得る。

答申実施により目指す効果

  1. 学校配置の不均衡、校区を離れての中学校の解消を図る
  2. 教育効果を一層高めるため1学年1クラスを解消、学校を適正規模にする
  3. 新しい学習内容や少人数指導に対応できる特色ある学校にする

「岐阜市旧市内学校再編問題協議会」意見書について

答申の趣旨及び内容については、該当地区の児童生徒はもとより、保護者、学校関係者、地域住民の皆様のご理解が不可欠です。

そのために平成15年10月には該当校区の代表者から成る「岐阜市旧市内学校再編問題協議会」が設置されました。平成17年3月末までに、同協議会主催で、学校及び地域関係者を対象とした「地元説明会及び意見交流会」が順次開催される一方、全体協議会が開催されてきました。

その結果、平成17年3月31日には、5回の全体協議を経て教育長宛てに「旧市内学校再編に係る意見書」が協議会から提出されました。

意見書の詳細

「旧市内小中学校の適正規模化・適正配置の方針」について

岐阜市と岐阜市教育委員会は、再編問題の関係地区において、順次説明会を開催してきましたが、上記協議会提出の「意見書」を受けて、平成17年8月30日に「旧市内小中学校の適正規模化・適正配置の方針」を決定しました。

方針の詳細

「岐阜市3中学校再編問題協議会」について

中学校においては、こうした方針の中で、具体的に以下の4つの課題が設定されました。

  1. 金華、京町、明徳、本郷の各地区の生徒が中学校へ通学する際、長良川を越えて校区外通学をしている現状の解消
  2. 島中学校の大規模校化の解消
  3. 則武地区の生徒が島中学校と伊奈波中学校へ分離入学している現状の解消
  4. 明郷中学校の小規模校化の解消

これらの課題については、再編に先駆けた早期解決も視野に入れた検討を行うため、平成17年11月24日に関係地区の代表者からなる「岐阜市3中学校学校再編問題協議会」を設置しました。

またその結果、平成20年2月28日、教育長宛に「3中学校の再編に係る意見書」が協議会から提出されました。

意見書の詳細

再編に係る各地区での取り組みについて

上記で述べてきた、審議会・協議会等での様々な議論を受けて、現在、各地区において、再編に向けた取り組みを行っています。

金華・京町小学校の再編について

「金華小・京町小の統合」の実現に向けて、岐阜市旧市内学校再編問題協議会の下部組織として「金華小・京町小統合準備委員会」が平成17年12月に設置されました。「準備委員会」の下に各専門部会を立ち上げて、校章、校歌、学校運営、学校建築等の個別諸課題について、学校、PTA、地域、行政が一体となって取り組んできました。

平成19年3月には、金華小と京町小の統合後の小学校の校名が「岐阜小学校」と決定され、平成20年4月に、旧京町小学校で開校しました。平成22年には、旧金華小学校跡地の新築校舎へ移転しました。

 

明徳・本郷小学校の再編について

「明徳小・本郷小」の再編については、平成19年度から各地区関係団体の代表者が集う「準備委員会」を設置し、学校再編の実現に向けた基本的事項(統合場所等)の検討を続けてきました。

平成22年度からは「準備委員会」の下に各専門部会を立ち上げて、校章、校歌、学校運営、学校建築等の個別諸課題について、学校、PTA、地域、行政が一体となって取り組んできました。

平成24年4月には、本郷小学校の校舎を利用して「明郷小学校」が開校しました。

徹明・木之本小学校の再編について

「徹明小・木之本小」の再編については、平成23年度から各地区関係団体の代表者が集う「準備委員会」を設置し、学校再編の実現に向けた基本的事項(統合場所等)の検討を続けてきました。

平成27年度からは「準備委員会」の下に各専門部会を立ち上げて、校名、校章、校歌、学校運営等の個別諸課題について、学校、PTA、地域、行政が一体となって取り組んできました。

平成29年4月には、木之本小学校の校舎を利用して「徹明さくら小学校」が開校しました。

詳細については徹明小・木之本小統合準備委員会のページをご覧ください。

白山・梅林小学校の再編について

「白山小・梅林小」の再編については、各地区関係団体の代表者が集う「準備委員会」の設置を目指し、各地区関係者との調整を進めていきます。

岐阜中央中学校設置について

金華・京町・明徳・本郷地区の生徒が通う(仮称)南中学校の設置については、平成20年度に各地区関係者の代表者が集う「準備委員会」が設置されました。「準備委員会」の下に各専門部会を立ち上げて、校名・学校建築等の個別課題について学校、PTA、地域、行政が一体となって取り組んできました。

平成24年4月には、旧京町小学校の跡地等に建築された新校舎で「岐阜中央中学校」として開校しました。

岐阜清流中学校設置について

早田・則武地区の生徒が通う(仮称)北中学校の設置については、平成21年度に各地区関係者の代表者が集う「準備委員会」が設置されました。「準備委員会」の下に各専門部会を立ち上げて、校名・学校建築等の個別課題について学校、PTA、地域、行政が一体となって取り組んできました。
平成24年4月には、旧明郷中学校の校舎を利用して「岐阜清流中学校」として開校しました。

岐阜市教育委員会は答申や協議会からのご意見を尊重した「旧市内小中学校の適正規模化・適正配置の方針」に基づき、「未来の輝く学校づくり」の実現に向けて、学校規模適正化・適正配置事業の着実な推進に努めます。

今後とも関係者の皆様のご意見をお聞きし、ご協力をいただきたいと考えています。

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