岐阜市学校施設等耐震診断結果
岐阜市小中学校及び幼稚園(平成28年4月1日現在)
岐阜市の小中学校及び幼稚園の耐震診断につきましては、平成7年の阪神淡路大震災を契機として、平成7~10年度及び平成18年度にかけて実施し、耐震補強工事を順次行い、校舎については平成26年度末に完了しました。
さらに、平成23年3月に発生した東日本大震災により、災害時における学校施設(体育館)が防災拠点としての重要性が高まったことから、平成23年度に市内小中学校体育館の耐震診断を再度行いました。その結果、耐震性不足が指摘された体育館の耐震補強工事についても、平成27年度末に完了しました。
なお、この診断結果は、平成28年4月1日現在で存在する建物を棟ごとに集約したものであります。
耐震診断対象建物
- 昭和56年の建築基準法改正以前に建築された建物
- 非木造の2階建て以上又は延べ面積が200m2を超える建物
耐震診断結果
- 平成28年4月1日現在で存在する建物の耐震診断結果を棟ごとに集約したものです。
- 診断後、改築又は解体された建物は含まれておりません。
耐震工事対象建物
耐震診断の結果、Is値0.70未満又はCT・SD値が0.3未満(q値が1.0未満)(文部科学省基準)の建物を対象として、耐震補強工事・改築工事・解体工事などの耐震化工事を進めています。(文部科学省基準:文部科学省の公立学校施設に係る大規模地震対策関係法令及び地震防災対策関係法令の運用細目 昭和55年7月23日 文管助第217号)
参考
- Is値:建築物の耐震性能(地震エネルギーを吸収できる能力のことで、建物の強さと粘りに建築物の形状と経年状況を考慮して決められる。)を数値化したもの。
- CT・SD値:建物にある程度の強度を確保する目的の建物の形状(SD)や累積強度(CT)の指標に関する判定基準。
- q値:保有水平耐力に係る指標。地震や風等の水平力に対して建築物が耐えることができる強さを表したもの。
※文部科学省の基準では、Is値≧0.7かつCT・SD値≧0.3(q値≧1.0)を確保することとしています。
Is値の目安(国土交通省基準)
- Is値0.3未満
- 地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い。
- Is値0.3以上0.6未満
- 地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性がある。
- Is値0.6以上
- 地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が低い。
一覧表中の用語の説明
- 構造 R:鉄筋コンクリート造 S:鉄骨造 B:ブロック造
- 棟名 複合体育館:特別教室・給食室・公民館等と合築された体育館
- 建築年度 建物完成年度
- 新耐震基準 昭和56年の建築基準法改正により制定された基準
- ゾーニング 体育館の耐震診断をする際に用いる、屋根部分を分割して、その部分ごとに耐震性を診断する方法。
耐震診断結果
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