令和5年6月27日 七夕
東海地方では例年より早い5月29日ごろに梅雨入りが発表されどんよりとした曇り空が続いていいますが、7月7日は七夕です。伝説では1年に1度、おりひめ星とひこ星が天の川を渡って会うことができる特別な日です。
科学館プラネタリウムでは6月20日から7月7日まで午後2時30分から七夕特別投映「たなばたさま」となり、プラネタリウムロビーに七夕コーナーを設置しました。短冊に願い事を書いて、夜空を見上げ様々な思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
では、その星たちを見つけてみましょう。7月7日前後の午後9時過ぎ、東の空を見上げると、いくつか星が見つかります。とくに明るい2つの星が「おりひめ星」と「ひこ星」です。北寄りにあり、先に昇ってきて高いところに見える明るい方の星がおりひめ星です。
梅雨明けが待ち遠しいですが、普段、星空を眺める機会が少ない方にとって七夕は良い機会です。七夕が中国から伝わったのは奈良時代までさかのぼります。その頃は、月の満ち欠けを利用した太陰太陽暦という、旧暦を使用していました。というわけで、令和5年の伝統的な七夕は8月22日です。
7月7日はまだ梅雨の最中だとおもわれますが、七夕の星は七夕の日にしか見えないわけではありません。七夕をきっかけとして、夏の星空を楽しんでみてください。令和5年は7月18日と8月16日が新月で、この前後のころには月明かりの影響も小さくなり、おりひめ星とひこ星の間を流れる「天の川」が見えるかもしれません。
(天文スタッフ T.O)
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