平成30年 8月 9日 火星大接近

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ページ番号1012386  更新日 令和3年9月14日

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火星大接近の天体写真

 数年前より気になっていた天文現象があり、ようやく観望できる時期が来ました。火星大接近です。今回の接近で最も近づく日が平成30年7月31日で、当館でも「大接近、火星を見る会」を開催し、126人の方に参加いただきました。雲が多い天候でしたが雲間から火星が観望できました。

 今回の大接近では、観望条件によっては火星表面の模様が観察できると予想されていました。そのため高倍率のアイピースを新調しましたが、火星で大規模な砂嵐が発生してしまい、模様の観測はできませんでした。せめて、大接近によりマイナス2.8等級と明るく輝く火星を写真に収めたいと思い撮影に出かけました。

 8月5日、街明かりのない山間部に到着すると、南の空から頭の上を通って北の空へ白く輝く天の川が流れ、その隣に赤く輝く火星が見られました。思わず見とれていると北の空から雲が現れ始めたので慌てて南の空を写真に収めました。

今回は約5,760万kmまで接近しました。今後、6,000万kmより接近するのは2035年です。楽しみですが私は退職していますね。

岐阜市科学館
近藤 央

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