令和元年 8月27日 天の川

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ページ番号1012388  更新日 令和3年9月14日

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天の川の写真

令和初の夏の夜空は曇りが多く、晴れた日には月があり、星空観望に適した日がなかなかありませんでしたが、8月26日、ようやく月明かりがなく晴れた星空になりましたので本巣市へ撮影に出かけました。

 

 現地に到着し、目が暗さに慣れてくると、ぼんやりと雲のようなものが見えてきます。天の川です。七夕で知られている、おりひめ星のベガ(1等星 こと座)やひこ星のアルタイル(1等星 わし座)が見えます。ベガ、アルタイルと共に夏の大三角を作るデネブ(1等星 はくちょう座)も見えます。北東(写真では上側)の方へ視線を向けるとケフェウス座、カシオペヤ座、ペルセウス座が見えます。この3つの星座は秋の星座です。カシオペヤ座の近くには大変小さいですが細長く楕円状に広がったM31(アンドロメダ座大銀河)が見えます。天の川は秋が近づいているため、南西の空から北東の空に続いています。夏の代表的な星、アンタレスは南西の地平線に沈んでしまい、北東の空からはカペラ(1等星)やプレアデス星団と言った冬の星々が昇っています。

 

 夏の大三角は夏の星空の終盤ですので、まだ見ることができます。皆さんも街明りと月明かりがない所に出かけたら、夏の大三角を基準に天の川とこれらの星々を探してみませんか?

岐阜市科学館
近藤 央

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