市長のあいさつ

　このたびの岐阜市長選挙におきまして、皆さまのご信任を賜り、引き続き岐阜市長として市政を担わせていただくことになりました。市民の皆さまの期待に応えるべく、全力で取り組んでまいりたいと思います。

　一期目において私は「岐阜を動かす」という強い信念のもと、未来へつながる種を蒔いてきました。なかでも、不変の政策ベクトル「こどもファースト」では、いじめや不登校問題など子どもたちを取り巻く課題を早期に解決することが、社会課題解決のための突破口であるとの想いで取り組みを進めてまいりました。

　また、岐阜駅北中央東・中央西地区市街地再開発事業や名鉄名古屋本線鉄道高架化事業など、積年の課題にも着手したほか、史跡岐阜城跡の保存・活用のための発掘調査や城郭景観復元に向けた取り組みなど、本物志向の観光まちづくりにも注力してまいりました。

　広域においては、岐阜薬科大学のキャンパス整備や岐阜ファミリーパークの総合スポーツ公園化に向けた準備、さらには、岐阜東バイパスなど近隣との広域にまたがる国や県の事業も着々と進んでおり、センターゾーンのみならず、市全体がダイナミックに動き出しているところです。

　二期目においては、引き続き新型コロナウイルス対策を最優先としつつ、これまでの取り組みをより深化させることに加え、障がい者や女性、外国の方など、一人ひとりが持てる力を発揮できる多様で柔軟な働き方「ワークダイバーシティ」の推進やデジタル社会に対応すべくDXの促進にも力を入れていきます。そして、これまで蒔いた種が花開き、市民の皆さま誰もが「岐阜が動いた」と実感できるよう引き続き、「オール岐阜のまちづくり」に全力で取り組んでまいります。

令和4年2月　岐阜市長　柴橋　正直