令和8(2026)年度 新規採用職員辞令交付式(令和8年4月1日)

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ページ番号1039189  更新日 令和8年4月7日

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【市長】
本日、2026年度を迎え、新規採用職員の皆さんをお出迎えできることを大変嬉しく思います。
岐阜市役所の採用試験を受けてくださり、そして、地方自治の最前線である基礎自治体を皆さんの人生の歩む道として、選んでいただいたことを大変嬉しく思います。
ただいま皆さんに辞令書をお渡しいたしましたが、それぞれの職場、それぞれの分野、私は各部長に直接指示書を書いてお渡しをしていますので、今日皆さんにお渡しをした、皆さんが着任していただく職場というのは、私なりに全ての職場に思い入れがありますし、今その職場でどんな課題があって、何をしていかなければいけないのかということも思い描きながら、皆さんにお渡しをいたしました。
それぞれにご自身の得意分野があり、市役所で働くということを選択していただく中で、自分の目的や目標というものをお持ちだと思いますが、どうか、長きにわたり地方自治の現場で奉職をするということを人生の土台に置いてくださっている皆さんにおいては、どういう部署であっても、どういう職場であっても、それが長い公務員人生の中で、必ず生かされるときが来るということを理解して、日々の職務に全力で当たっていただきたいと思います。
今、地方自治というのは大変大きな岐路に立たされています。
皆さんも大学等で学び、あるいは転職という形で、市役所を選んでいただいた方々ですので、今の社会の情勢というのはよくよく理解をしてもらえると思います。
私が生まれたのは1979年、昭和54年ですが、その頃でも既に少子化の流れは始まっていて、今日、少子高齢・人口減少社会と言われる流れが完全に定着をしていますが、我が国は、いわば40年以上に渡ってその流れを止めることができず、結果として様々な社会課題を生じています。
特に、毎年度予算編成をしておりますと、いわゆる社会保障関係経費が億単位で右肩上がりに増えていく。
今は、それをインフレと賃上げによって何とか支えることができているわけでありますが、これが本当に持続可能な姿なのかということを日々自問自答しております。
皆さんは、まさにそういう社会を、これから社会の第一線で公務員として支えていってくださる皆さんでありますので、ともにこの社会課題を解決できるよう、一緒に力を合わせて良い仕事ができたらなということを願っております。
皆さんに大きく4点お話をしたいと思います。
まず1点目は、市政運営の基本方針というものを、私は2018年の2月に就任して以来掲げています。
これには5つあって、まずは「オール岐阜のまちづくり」。
県とも連携し、近隣の自治体とも広域で連携をし、民間の皆さんとも官民連携でその力を借りながら、何よりも市民協働で市民の皆さんと一緒に私たちの社会課題を解決していくという、このオール岐阜のまちづくりを掲げています。
2つ目に、「対話による合意形成」というものを掲げていまして、これは様々な関係者と丁寧に議論を重ねながら、しかし3つ目には「1年勝負」ということも言っています。
課題を先送りせずに、必ず解決をする方法、中にはやらないという判断も含めて、1年勝負で取り組んでいこうと、そういうことを職場では徹底をしております。
4つ目に、「こどもファースト」です。
これは市政運営の不変の方針と位置付けていますが、こどもファーストというのは、子どものことだけを言っているのではなくて、子どもを取り巻く様々ないじめや不登校、あるいは防犯、様々子どもを取り巻く課題というのは、あらゆる社会課題の突破口になると。
ですから、こどもファーストを通じて社会課題に取り組んでいくことが、結果として私たちの社会を幸せにし、豊かにするのだということで、こどもファーストというものを掲げています。
最後に5つ目は、「働きがいのある職場づくり」です。
働きがいのある職場づくりというのは、職員は家族であるということを、最初の、私は8年前にお話をいたしました。
ともに最善を尽くし、市民の幸せに貢献をする仲間であり、家族であると。
お互いに一生懸命仕事をする。
そのためにはお互いに支え合う、そのことを大事にしながら、ときに間違ったことをしてはいけませんし、市民の皆さまや仲間に迷惑をかけるようなことはしてはいけないので、そのときには厳しく指導し、改善を促していくと。
これが家族の本来のあり方でありますので、ぜひ皆さんも今日から私たちの家族の一員として、働きがいのある職場づくり、一緒に取り組んでいただければと思います。
その上で、皆さんに今日は信頼とはということをお話したいと思います。
信頼とはということを、少し具体的なことを挙げて皆さんにお話したいと思います。
特に、初めて社会人になる方には、そのことをお伝えしておきたいと思います。
先日まで、大学等で学んでおられた方は、学生という立場で人生を歩んでこられました。
今日からは、今、皆さんにこうして辞令書をお渡しいたしましたので、岐阜市役所の一員として、そして地方公務員としての人生が、今日から始まったわけであります。
これは明確に違うと。
同じ、皆さん一人ひとりの人格ですけれども、今日からは明確に立場が変わったということを、ぜひ皆さん今日はしっかりと自らに確認をしていただきたいと思うのです。
例えばこういうことがあります。
職場によっては携帯電話を預かって、週末などに何か緊急のときに、あるいは夜に、スクランブルで動かなくてはいけないという職場も、市民の皆さんの生活は24時間365日ですから、そういう職場もあります。
そのときに、例えばその携帯をお店に置いて、忘れてきて失くすとかですね。
市民の方のところに行ったときに大切な書類を持って行ったのだけれども、車の上にポンと置いて、そのまま動いてしまって、戻ってきたら無いとか。
こういうことというのは、学生時代には何か大切な書類でも置き忘れてしまったとか、携帯を失くしてしまったということは許されてしまったかもしれないけれども、今日からは、それは許されないことであるということを、皆さんに理解をしてほしいと思います。
それはなぜかというと、携帯には様々な方の連絡先等が入っています。
もちろん、ロックを掛けたりするってことはやりますけれども、大切な情報がそこにある。
あるいは書類も、例えば市民の皆さん方の大事な個人の情報がそこに記載されているということはあります。
これを失くし、誰かがそれを見て、最近ですと、下手をするとSNSにこんなのを拾ったってアップされた日には、目も当てられないわけです。
そのことによって、皆さんの上司がドタバタと動き出して、今日記者の方もいらっしゃっていますけど、記者会見をして頭を下げているというニュースをよく見ると思います。
ですから、それぐらい大事になる。
だから私たち公務員っていうのは、非常に責任のある、大切な、やりがいのある仕事なのですけれども、それは全て先輩方が培ってきてくださった信頼ということを土台として、市民の方の情報をお預かりしたり、あるいは税のところであれば課税をさせていただいて徴収させていただく。
いろいろなことが、私たちの行政サービスや仕事というものは、全て信頼の上に成り立っていると。
ですから、昨日まではよかった、許されたかもしれないけども、今日からは許されないことがたくさんあるということを、ぜひ皆さんには確認をしていただきたいと思います。
実は、今日から道路交通法が改正されていまして、自転車で通勤をされる方は、ルールが大きく変わったということを理解しておかなければいけません。
今までは、例えば、一時停止があっても誰も来てないしといってさっと行ってしまう。
こういう学生時代の感覚があったかもしれませんが、今は切符を切られる、今日から。
青切符ですけど。
そうすると、上司に報告して、行政部にその話がいってという話になるわけです。
ましてや、お酒を飲んで、自転車で帰ってしまった。
これは一発レッドカードです。
というぐらい、今日からは違うのだということを、皆さんにぜひ理解をしてほしいと思ってお話をしました。
このことを、初日にあえてお話をするのも、1つは、市民の皆さんに、やはり私たちは良い仕事をするってことが一番ですから、信頼というものを守るために、そのことをお伝えしなければいけない。
もう一つは、皆さん自身の人生を守るということなのです。
皆さんがそういうルールとか、大切なことを、自分の問題として、日々小さなことも忠実に守ってほしい。
それは皆さんの人生を守ることに繋がりますので、ぜひ、今日は初日に、後で行政部等からも話があると思うのですけれども、市政の責任者として、あえて皆さんにお伝えをしております。
3つ目です。
皆さん、これから職場で、「岐阜市職員クレド・ノート」というものを研修のときにもらうはずです。
民間企業であれば、同じようなものがありますけれども、ここには皆さんの岐阜市の考え方とか含む規定、規律とか、そういうものがいろいろ書いてあるのですけど、26ページに「ひとりの社会人として、自分を振り返りましょう」というページがあります。
ここには3つの問いかけがあるのです。
1つ目は、「あなたの人生における理念・ビジョンは何ですか?」
2つ目は、「理念・ビジョンを実現するためにどんな目標を設定しますか?」
そして3つ目は、「その目標をどのように達成しますか?」と。
4つ目もあるのですが、主に大きく言うと3つです。
これはもらったらぜひ26ページを最初に開いて、この質問に自分はどのように答えるかということを言葉として書いていただきたいと思います。
参考に、私の答えは何かということをお話しますと、あなたの人生におけるビジョンは何ですかという問いには、人生の理念・ビジョンというのは人生の目的なので、自分は何のために生きているのかと、どんな価値観を大事にして生きているのかということです。
私は人々の幸せに貢献すると。
これが私の人生の目的であるということを書いています。
理念・ビジョンを実現するためにどんな目標を設定しますか。
ここには、岐阜市長として岐阜を動かすために施策を立案・実現すると書いています。
その目標をどのように達成しますかという問いには、思考と行為の一致、タイムマネジメントと私は書いています。
皆さんも公務員という職業選択をされた皆さんですから、何かしら自分の人生の目的・理念、人生の、自分の中で大切にしている価値観、誠実とか、愛とか、感謝とか、いろいろあると思いますけども、必ず皆さん、何かしら持っておられると思うので、ぜひ新たな人生の次ページが始まった、今日もらったときに、ここに自分の言葉で書いて欲しい。
書いておくと明確になりますので。
これが願望なのですね、皆さんの大事にしていること。
願望が明確になると、日々どんな目標を設定しますかということ、要は日々何を目標にやるのですかということがはっきりするわけです。
ですから、岐阜市役所の職員、公務員になった一つの目標は達成されたかもしれないけれども、なった自分が皆さんの職場、チャンスをどのように生かしていくのかということを自分の中で、まずここに目標設定をして、書いて欲しい。
最後に、どのように達成しますかというのは、実は目標を達成するということは、極めてシンプルであり簡単です。
ただし、自分の人生の目的と目標が明確であるならば、という条件付きです。
これが明確でないと、毎日の生き方、時間の過ごし方は極めてあやふやな形になります。
私の場合は人々の幸せに貢献する。
だから岐阜市長という仕事をしています。
その貢献の仕方は、岐阜市が抱える積年の課題を解決することによって、市民の皆さんの幸せに貢献する。
実現するためには、毎日、タイムマネジメントをやって、何月何日の何時何分に何をやるかを決め、決めたとおりに行動する。
思考と行為の一致。
極めてクリアじゃないですか。
これを365日毎日やっているわけです。
だから、目標は達成されます。
だから皆さんも、そうやって自分の願望をしっかりとここに書いて、明確にすることによって、今日からの研修、それぞれの職場での仕事、そしてその職場の中だけの実務にとどまらず、自分は公務員としてこれから何をやっていきたいのかということについて、高いアンテナを張り、情報収集し、自ら学び、そして休みの日も、自分にとって最適な時間の使い方をする。
自分に投資をする。
こういう人生になっていくわけですね。
だからここを書いて欲しい。
だからこれは皆さんの人生が豊かで幸せになるために、これをぜひ書いてほしいということでこのページがありますので、まず先に開いてみてほしいなと思います。
最後に、先ほども触れましたが、私たちの地方自治、日本国と言ってもいいと思いますが、大変激動の時代に入っています。
中東情勢もどのように着地をしていくか、まだ様々な毎日報道がありますから、明確にこうなるということはわかりません。
経済に与える影響は計り知れない。
ということは、市民の皆さまに与える影響も、市民生活というところを見ると、大変大きなものが予想されるわけです。
皆さんはそういった年度に、地方公務員として、岐阜市役所に入庁されました。
ですから、いわゆる日々のルーティンの行政サービスを日々やっていく、学んでいくということとともに、それだけ大きく社会が揺れ動いていくということを、皆さんが地方自治の第一線で感じ取り、それに対して自分にできることは何であるのか。
私たち基礎自治体ができることは何だろうか。
そのことを皆さん一人ひとりが考え、行動していただきたいと思います。
そして、先ほど触れた、人口減少を始めとする様々な社会課題は、これからも進んでいきます。
しかし、私たちは、まだまだお互い人生長いので、この社会課題に押しつぶされるわけにはいきませんので、私たちは岐阜市で解決できることを、どんどんアイディアを出し、政策を実現し、そして持続可能な岐阜市になるように、皆さんとこれからも頑張っていきたいと思いますので、お力添えをお願いして、私の挨拶にしたいと思います。
これから一緒に頑張りましょう。

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