第1回岐阜市民病院改革プラン評価委員会(令和2年12月16日)
- 開催日時
- 令和2年12月16日(水曜日)午後2時00分から3時00分まで
- 開催場所
- 岐阜市民病院 大会議室
- 議題
-
- 議事
(1)令和元年度岐阜市民病院新改革プラン数値目標の達成状況について
(2)令和元年度岐阜市民病院新改革プランの評価について - その他
(1)「新公立病院改革ガイドライン」の改定等について
- 議事
- 出席委員
- 委員長 広瀬 洋(岐阜市医師会会長)
委員 大橋 哲也(岐阜市薬剤師会会長)
委員 川崎 賢二(名古屋税理士会常務理事)
委員 冨田 栄一(岐阜市病院事業管理者)
委員 島塚 裕美子(岐阜市民病院看護局長)
委員 疋田 宗義(岐阜市民病院事務局長) - 会議の公開の可否
(非公開理由等) - 公開
- 傍聴者数
- 0人
- 審議概要
-
- 開会
冨田病院事業管理者から開会の挨拶を行った。 - 議事
(1) 令和元年度岐阜市民病院新改革プラン数値目標の達成状況について
(2) 令和元年度岐阜市民病院新改革プランの評価について
事務局から、配布資料を基に(1)(2)を説明した。
委員からの主な意見は以下のとおり。- 地方公営企業法全部適用へ移行して改革が進んでいる印象を受ける。決算状況が改善し、数値目標においても、診療単価の上昇や在院日数の短縮を達成しており、基幹病院としてレベルの高い医療を提供していると言える。
- 平成30年度と比較して、現金保有残高が増加、収入に関しての達成度も高く、よい結果である。一般的には、よい状態を維持して伸ばしていくことが難しいとされる。引き続き努力されたい。
- 経費削減については、経費の半分以上を占める給与費をいかに下げるかが一番の課題であり、改善効果も高い。民間企業のひとつの事例として、早期退職制度の活用により、俸給の高い職員を削減し、新人を増やすことで給与費をコントロールしている。
- こうした実績報告の場では、経営改善に向けて努力したことを報告いただきたい。これまでも委員会で、給与費の問題を指摘している。それを受けて努力した内容やその結果を報告いただければ事情を理解できるところもある。
- 材料費対医業収益比率の目標が未達成であるが、事務方から各診療科に対し、診療材料や薬品の在庫数が適正かどうか、点検や見直しを実施するよう依頼するなどの努力が必要と思われる。
- 高額な薬品については、廃棄等の問題もあると思われる。薬品卸業者によっては返品が可能な制度もある。こうした制度を活用して、廃棄等を減らし、在庫を適正化する努力をしていただきたい。
- プラン策定時には想定できなかったが、近年は抗がん剤や神経系の高額薬剤の影響で薬品費が増加しており、それにより外来収益も増加している。それらを除けば、ベンチマークデータを用いた価格協議等により材料費の上昇を抑えている。
- 人件費については、診療報酬上、配置人数に応じて収入が増加する職種がある。また、診療の質を向上させるためには一定の職員数が必要となるなど、医療特有の事情がある。
- 医師については、事務作業補助者を活用し、医業に注力できれば自ずと収益改善につながる。看護師、薬剤師など、他の有資格職種も同様である。しかし、事務作業補助者を募集しても応募が少ないのが現状であり、採用の面で課題がある。
- 紹介・逆紹介率が増加していることは、基幹病院として連携ができている証拠であり評価できる。紹介・逆紹介に対する市民病院の医師の意識が変わってきているものと思われる。
⇒ これまでの委員の意見を踏まえ、次回の委員会において令和元年度の最終的な評価を行う。
- その他
(1) 「新公立病院改革ガイドライン」の改定等について
事務局から、配布資料を基に(1)を説明した。
委員からの主な意見等は以下のとおり。- 多くの公立病院が新型コロナウイルス感染患者を受け入れた。公立病院の存在価値が再検証されている。
- 地域医療構想等調整会議においても、医療提供体制について改めて考えなければならないとされている。今後も、国や県の動向に注視していかなければならない。
- 冨田委員から、今年度4月から冨田委員が病院事業管理者専任となり、新たに太田病院長、山田副院長が就任したことを報告した。
- 事務局から、昨年の委員会で承認された委員の追加委嘱について経過を報告した。
- 閉会
疋田事務局長から閉会の挨拶を行った。
- 開会
- 会議録(全文)の有無
- 無
より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
岐阜市民病院
〒500-8513 岐阜市鹿島町7丁目1番地
電話番号:058-251-1101 ファクス番号:058-252-1335