第2回岐阜市民病院改革プラン評価委員会(令和3年2月17日)
- 開催日時
- 令和3年2月17日(水曜日)午後2時30分から3時40分まで
- 開催場所
- 岐阜市民病院 中会議室
- 議題
- 議事
(1)令和元年度岐阜市民病院新改革プランの評価について
(2)岐阜市民病院新改革プランに基づく令和3年度経営目標について - 出席委員
- 委員長 広瀬 洋(岐阜市医師会会長)
副委員長 廣瀬 永康(岐阜市歯科医師会監事)
委員 川崎 賢二(名古屋税理士会常務理事)
委員 末永 裕之(小牧市病院事業管理者)
委員 村田 直也(岐阜県清流の国推進部市町村課長)
委員 冨田 栄一(岐阜市病院事業管理者)
委員 島塚 裕美子(岐阜市民病院看護局長)
委員 疋田 宗義(岐阜市民病院事務局長) - 会議の公開の可否
(非公開理由等) - 公開
- 傍聴者数
- 0人
- 審議概要
-
- 開会
- 冨田病院事業管理者から開会の挨拶を行った。
- 事務局から、任期満了に伴う委員の更新にあわせ、新たに2名の委員を追加委嘱したことを報告した。
- 事務局の進行により、委員長、副委員長の互選を行い、広瀬洋岐阜市医師会長が委員長に、廣瀬永康岐阜市歯科医師会監事が副委員長に、それぞれ委員の推薦により決定した。
- 議事
(1) 令和元年度岐阜市民病院新改革プランの評価について
事務局から、令和元年度岐阜市民病院新改革プラン評価(案)および薬品費の推移を説明した。
委員からの主な意見は以下のとおり。- 抗がん剤治療など高度な医療を必要とする患者の増加により、高額薬品の使用量も増加している。
- 高度な治療を必要とする患者を受け入れることは市民病院の使命であり、それに伴って増加する薬品費に対しては、薬価差益の獲得といった経営努力をしている。
- 高額薬品については、その必要性を十分に検討した上で、適正な在庫量を確保していただきたい。
- 市民病院は納入業者との価格協議を行っている。価格協議をするとしないでは大きな差が出るため、この取組は評価できる。
- 職員給与費や病床利用率については、同規模の病院事業の平均と比較して数値が悪いため、注視していく必要がある。
- 岐阜医療圏地域コンソーシアムによるネットワーク化は先進的な事例であり期待したい。
- 支出のうち給与費を抑えることは難しいため、収入を上げることを目指す必要がある。
⇒ 令和元年度岐阜市民病新院改革プラン評価(案)に対する修正意見等は特になし。
⇒ 事務局から、本委員会での意見を踏まえた最終評価を委員に送付した後、当院のホームページに掲載することを説明した。
(2) 岐阜市民病院新改革プランに基づく令和3年度経営目標について
事務局から、令和3年度の経営目標について、総務省の方針等も踏まえ、現行の岐阜市民病院新改革プランの視点を引き継ぐものとし、その達成状況を基に、次年度の方向性や数値目標を設定する旨を説明した。
主な意見は以下のとおり。- 診療報酬において加算となるものは、人の配置を求めるものが大半である。また人を配置しないと算定できない診療報酬もある。医療の質を担保することと、それに見合った診療報酬を得るためには、一定の職員数が必要である。
- 給与費対医業収益比率について、どのような数値を目標とするか、慎重に検討が必要である。現状を踏まえながら、適正な目標を設定していくべきである。
- 新型コロナウイルスの影響が見通せない中にあっては、年度途中の目標の見直しも必要である。
- この地域において南海トラフ地震の発生が予想される中で、大規模災害の発生を想定した対応を検討しておく必要があり、災害拠点病院として災害医療への取組も進めていくべきである。
- 企業経営において、現金を保有しているというのは何よりも強みであり、現金保有残高が高まるような努力をしていただきたい。
- 給与費の割合は考えていかなければならないが、一方で良い人材が永く勤められるような環境づくりも考慮しながら、給与費をコントロールしていただきたい。
- 閉会
事務局長から閉会の挨拶を行った。
- 開会
- 会議録(全文)の有無
- 無
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