岐阜市DX人財育成計画
岐阜市DX人財育成計画を策定しました
本市においては、「岐阜市DX推進計画」に基づき、DX(デジタル・トランスフォーメーション)により、市民サービスの向上や職員の働き方改革などにつなげるため、市役所のDX推進や地域社会のDXに資する取組みを推進しているところです。
こうした中、本市のDXをより加速する上で、DXを推進する人財を育成することが重要なことから、業務上果たすべきロール(役割)や、習得すべき知識・スキル、及び育成の仕組みを示す指針として、「岐阜市DX人財育成計画」を策定しました。
計画の概要
DX人財育成計画の意義
市民に身近な基礎自治体として、多岐に渡る分野を所管し、いずれの分野においても市民サービスの質に差異が生じてはならない。
そのため、現場の業務の現状を把握した職員一人ひとりが自分で考え、自ら行動する人財へと組織的に育成することが重要である。
本計画の位置付け・計画期間
これまでの「岐阜市ICT人材確保・育成計画」のみでは、人材の裾野の広がりに限界があるため、DX人財の育成に焦点をあてるものとして、新たな計画を策定する。
本計画はDX人財育成のあり方を大括りに示すものであるため、計画期間は定めない。
目指すべき人物像
プレーヤーである全職員には『DXを自分ごとと捉え、変革に向け行動する人財』が求められる。
中核的な牽引役であるDX推進リーダーについては、『ゲームの流れを一変させる”ゲームチェンジャー”のごとく、常識にとらわれず、デジタルの力と自らのスキルを駆使し改革を実践する人財」を目指すべき人物像とする。
最終的には、全職員がDX推進リーダーとなることをゴールとする。
学び直しの仕組み「岐阜市DXリスキリングアカデミー」の構築
組織的に、体系的なリスキリング(学び直し)の場を創出、提供する仕組みとして「岐阜市DXリスキリングアカデミー」を構築する。
リスキリングとは、生涯学習的な意味合いのリカレントではなく、組織として、業務上必要なスキルを身に付け、学び直し、個々の能力を刷新することを表す。
スキルは変革への「マインド」、DXに関する「知識・スキル」、現場で実装する能力である「実践力」の心・技・体の3要素にて構成する。
スキルの3要素は、個々が独立することなく、有機的に絡みながら、らせん状に向上し、スキルを底上げする。
各階層における、ロール×スキルのマトリックス
各階層におけるロール(役割)とスキルを、マトリックスにて可視化し、技術的な変化や社会情勢等を踏まえ、適宜、見直し更新する。
PDCAサイクルによるセルフマネジメント
職員はセルフマネジメントを行うことで、一人ひとりが自分で考え、自らPDCAサイクルのもと行動する人財へと成長と遂げていく。
岐阜市DX人財育成計画
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。