市有地一般競争入札の概要

一般競争入札に係る事務の流れ

一般競争入札とは、市があらかじめ定め公表する最低入札価格以上で一番高い価格を入札された方に売却する方法です。

1. 一般競争入札実施要領(案内書)の配布
   物件の所管課で入札に係る手続きや物件明細の載った冊子を配布します。(郵送希望の場合は送料をご負担いただきます。)
2. 入札参加申込
   入札参加希望者は、一般競争入札参加申込書に所定の事項を記入し必要書類(住民票、身分証明書等)を添付の上、期限内に申込手続を済ませてください。なお、申し込みの際に入札保証金(ご自身の入札予定金額の3%以上)を市が発行する納付書により納入していただきます。
3. 入札・開札・落札者の決定
   指定の日時場所で、入札申込をされた方により入札を実施、入札者の面前で開札をし、市が定めた最低価格以上で最も高い価格の入札者をもって落札者と決定します。
   落札されなかった方の入札保証金は、後日指定の口座へ返還します。
4. 契約説明
   落札者に、入札終了後契約手続の説明を行います。
5. 契約の締結
   落札決定から令和7年8月12日（火曜）までに売買契約を締結していただきます。
   契約締結時に契約保証金(落札価格の10%以上)を市が発行する納付書により納入していただきます。
   契約書に貼付する印紙は落札者の負担となります。
6. 売買代金の支払
   契約から20日以内に入札保証金と契約保証金を差し引いた残金を、市が発行する納付書により納入していただきます。
7. 所有権の移転登記
   売買代金の納入後、市が所有権移転登記を行い、登記完了後登記済証を交付します。
   所有権移転登記に必要な登録免許税は購入者の負担となります。

市有地一般競争入札に関するQ＆A

1　申し込み、入札参加時

• 市外に住んでいる人や法人でも参加できますか?
  はい。市外の方も法人も参加できます。
• 共有名義にできますか?
  はい。申込書に共有者の住所氏名を記入し押印してください。
• 同一人が複数の物件を購入できますか?
  はい。複数物件の申込に際しては、申込物件それぞれに必要書類、入札保証金を納入していただきます。
• 提出書類の押印欄には認印を使用してもいいですか？
  いいえ。提出書類のうち押印が必要になるのは、入札書のみになりますが、実印で押印してください。また、契約締結時には契約書への実印での押印と印鑑証明書の提出が必要です。
• 入札の申込状況等は教えてもらえますか?
  いいえ。入札の趣旨から申込状況等の情報は公開しません。
• 入札参加者が一人の場合、もしくは参加者がない場合はどうなりますか?
  参加者が一人でも入札を行います。入札価格が市の定める最低入札価格以上の場合、落札者となります。参加者のない物件は価格の有効期間内であれば希望者先着順に売却します。
• 落札できなかった場合、入札保証金は返してもらえるのですか?
  はい。落札者以外の方の入札保証金は申し込み時に指定された銀行口座に返還します。ただし落札者が正当な理由なく期限までに契約を締結されない場合、入札保証金は返還しません。

2　落札後

• 契約したものの、事情により、キャンセルしたいのですが?
  正当な理由であれば契約解除もやむを得ませんが、契約保証金は返還しません。
• 土地購入後、すぐに家を建てなければなりませんか?
  いいえ。建築条件付販売ではありません。
• 用途の制限はありますか?
  風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項に規定する風俗営業、同条第5項に規定する性風俗特殊営業その他これらに類する業、集団的又は常習的に暴力的不法行為を行う恐れのある組織の事務所など公序良俗に反する業等の用に供することはできません。また、これらの用に供されることを知りながら、所有権を第三者に移転し、又は第三者に貸すことはできません。
• 消費税はかかりますか?
  いいえ。土地代金に消費税はかかりません。
• 所有権移転登記の手続きは、市でやってもらえるのですか？
  はい。ただし、次のQ＆Aにもありますとおり、所有権移転登記時に必要な登録免許税は購入者の負担となります。
• 購入にあたり、土地価格以外にかかる費用は?
  売買契約書に貼付する収入印紙と所有権移転登記時に必要な登録免許税(国税)が購入者の負担となります。
  購入後は不動産取得税(県税)、固定資産税(市税)が課税されます。
• 売却物件に抵当権はついていますか?
  いいえ。抵当権はついていません。