令和6年度「わたしのまわりの『アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)』に関する川柳」入賞作品の紹介
令和6年7月18日から9月30日まで募集しました川柳について、応募総数1, 397作品の中から選ばれた入賞作品を紹介します。たくさんのご応募ありがとうございました。
最優秀賞
【作品に込めた思い】
自分がとくいなことをそれぞれがやればいいからと思いました。
小学生の部
優秀賞
【作品に込めた思い】
わたしはかっこよいものもかわいいものも大好きだからです。
【作品に込めた思い】
女の子だって男の子だって自分の夢の職業を自由に選んで叶えられるようにという思いで作りました。
入選
【作品に込めた思い】
性別に関係なく人として生きる事を大切にしてほしいという思いを込めました。
【作品に込めた思い】
女性初でさわぐのは、今まで「男性がふつうだよね」になっていたという事なので、女性初でさわぐのはおかしい!
【作品に込めた思い】
「ふつう」という言葉は、生活するうえで、よく使う言葉だけど、「ふつう」って、誰が決めたんだろう?と思って、この川柳を作りました。
中学生の部
優秀賞
【作品に込めた思い】
アンコンシャスバイアスによって周りからの目を気にして挑戦できないことはよくあると思います。
でも、結局は周りがどうとかより、自分が気にして、なかなか挑戦できないこともあると感じました。
だから、自分が自分の可能性を潰してしまっているかもしれないということに気づいて欲しいな、と思って書きました。
【作品に込めた思い】
友達の話で羨ましかった事を親に話したら 「よそはよそ」って、言われた。
しかし、勉強の事になると、友達と比較されたので言ってる事が違う! と思っていた事を川柳にしました。
「よそはよそ」なら「わたしはわたし」なんです。
入選
【作品に込めた思い】
1人の人を見るのにはたくさんの視点があります。
何気なく思うことにも、配慮が足りないと反省したり、責められるような気持ちになることもあります。
自分の思うことを否定したくないし、相手のことも否定したくない。でも無意識の先入観で傷つけているかもしれない。
人の数だけ、きっとその人だけの目線がある。正解を探そうとしても多様で変動的で難しい。
悲観的になりそうな思い込みも、ちがうといいなという心があると、相手だけでなくその相手に関わる人にまで考えを馳せる思いやりになる。そんな希望を込めて作ってみました。
中の「違うといいな」の部分は、漢字にすると強く否定している感じがしたのでひらがなにしました。
【作品に込めた思い】
あたりまえというものは、人それぞれで違うものだけどその自分の中のあたりまえをみんな同じだと思って気づかずに誰かにそのあたりまえを押し付けてはいけないし、時代と一緒に変わっていくあたりまえに目を向けず自分の中のあたりまえをつらぬこうと知らず知らずに相手を傷つけていることに気づいて欲しいという思いを込めました。
【作品に込めた思い】
髪の毛が短いから男子と決めつけるのは良くない。
女子も短髪でも良い。
一般の部
優秀賞
【作品に込めた思い】
夫は苦手意識があるのか料理を全くしません(洗い物はしてくれます)。
もう少しキッチンに出入りして、あわよくばお料理もしてくれるようになったらいいなぁという願いとモヤモヤを込めました。
【作品に込めた思い】
食べたいものをオーダーしただけなのに…視線が冷たい…
入選
【作品に込めた思い】
アンコンシャス・バイアスとはなんだろう。という所から調べました。
なんとなく分かったつもりではありますが、誰でもない自分が一番思い込みをし、時には自分で自分を苦しめてるのでは?と思いました。
なかなか今までの思い込みや考え方を変えることはできないですが、せめて辛くなった時に、これは呪文、自分でとけるはず。と少しずつ生きやすい方向へいけるといいな。と思い応募いたしました。
【作品に込めた思い】
昔とは違い、共働きが主流となった今の時代、「母親だから家事」「父親だから仕事」といった固定観念ではなく、お互いにできることを分担し合うことが大切だと感じています。
我が家の場合、結婚するまで全く料理をしなかった夫が、娘が生まれたことをきっかけに料理を始めました。子どもが成長したときに「父親の思い出の味」を残したいという思いからです。私自身、父親の味という記憶がなかったため、もし夫から「自分との思い出の味を娘に残したい」という提案がなければ、料理は私の仕事だと思い込んでしまい、夫が新たに挑戦するきっかけを失い、さらに家族のコミュニケーションを深める大切な機会も逃してしまっていたかもしれません。
これからも、忘れられない「父の味」のレパートリーをもっと増やしていってほしいと思っています。
【作品に込めた思い】
特定の人のことではありません。
選挙で当選した人が万歳をしている後ろで、女性が控えめに立ち、お辞儀をしているところを見かけます。
表舞台に立つ人は、家族らの支えや応援があって活躍できるのだと思います。
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