第2回岐阜市行財政改革推進会議(令和6年8月6日)

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ページ番号1028383  更新日 令和6年8月23日

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開催日時
令和6年8月6日(火曜) 午前10時00分~午前12時00分
開催場所
6-3会議室
議題

(1)オンライン申請について 

(2)岐阜市の働き方改革について 

出席者
加藤義人会長、三井栄副会長、河合晋委員、地守素子委員、中島由紀子委員、長谷川行伸委員、平尾宜史委員、福田公平委員、安田直裕委員 
会議の公開の可否
(非公開理由等)

一部非公開(議題に意思決定過程における未成熟情報が含まれるため)

傍聴者数
-
審議概要

(●…委員の意見 ⇒…事務局の回答) 

(1)オンライン申請について 

●近隣の市でも公式LINEでサービスを提供しているのか。市民からの要望を取入れ改良を続けてほしい。 

⇒高齢者でもスマートフォンを所持している人が多く、岐阜市のホームページもスマートフォンからのアクセスが多い。多くの自治体で同様の取組を進めていると思う。 

●広報を見て岐阜市のスマホ教室に参加したが、提携企業のPRが多く含まれていた。高齢者がオンライン申請を実際に体験できると良い。 

●岐阜市公式LINEについて見やすくなった。子育て世代が活用できる情報が提供されて良い。オンラインによるアンケートがあれば市民が気軽に意見を言えるのではないか。 

⇒紙のアンケートと併用してオンラインアンケートを実施している。オンライン申請窓口や市が掲示するQRコードからアクセスできる。 

 

(2)岐阜市の働き方改革について 

テーマ 人件費・超過勤務の削減 

●女性は育児休業から職場復帰まで2年ほどだと推測するが、提示された資料から男性の取得日数が増えているとは推測できない。日数はどのくらいか。

⇒男性の育児休業についても増えてきている。庁内では1ヶ月、1年間と休業を取る動きが徐々に出ている。

●男性の産後うつの増加が社会問題になってきていると聞いた。職員の支援を考えていただきたい。男性でも育休を1年間取得する職員が多くなっているのは良い傾向だと思う。

●人事課からの所属長への通知に「事業や業務のスクラップ」がある。新たな行政課題等が発生し業務量が増加したとき、業務のスクラップができていないと対応ができない。所属長を中心に円滑に行われているかチェックすることが重要だと思う。行財政改革課として、スリム化に伴う一連の作業項目と、スクラップに関して適切な対応ができているかチェックし、PDCAサイクルの設計をしていただきたい。

⇒現在、事務作業のスリム化に取り組んでいる。職員の負担となっている事務について、ムダ・ムリ・ムラを省いてスリム化していく取組の中で、当然「事業や事務のスクラップ」ついてフォーカスしている。今までと同じやり方で増えていく業務量をこなすのは困難であり、職員のスキルアップも含め、民間活力の活用なども検討しながら、引き続きスリム化を進めていきたい。

●自治会等の会合に市職員が時間外に出席する場合、フレックスタイムによる出勤となるか、通常の出勤となり、超過勤務となるのか。

⇒超過勤務となる。岐阜市では時差勤務の取組をしているが、フレックスタイム制度は実施してない。実施している自治体は多くないと思う。

●超過勤務時間が多く、部署別の濃淡が大きい。ワークライフバランスのライフがおろそかにならないように削減を進めたほうがよい。スリム化方針を各業務に適用した際に何がネックになるのか、個別に議論が必要である。構造的に超過勤務の原因になっている箇所を発見し、課題としてほしい。

⇒スリム化は各部各課で進めている状況であり、各事務でそれぞれ取組内容は異なると考えている。声掛けを継続しながら見直しを進めていきたい。

●業務の優先度を決定する時、「やった方がいい業務はしない」「やるべき業務に注力する」を社内の合言葉にしていた。責任者が業務のスクラップを進めていくことが重要である。

●リモートワークについて、実際会って顔を合わせることがチームワークの面では重要なことがある。

●上司が帰られないと部下が帰れないといった組織風土はないか。

⇒管理職研修に取り組んでいる。管理職が率先して早く退庁し、一般職員にも声かけをしている。管理職として職場をマネジメントする意識改革の取組をしている。

●運用ルールをあまりにも厳格にすると、サービス残業に繋がりかねない。

生産性を向上するために、生成AIを活用し職員の負担を減らすこと、DX推進リーダーが中心になって事務作業の合理化を進めること、「運用ルールの順守」と「生産性向上」をセットで取組むことが必要である。

●データを科学的に分析する姿勢も必要だと思う。部署別、職位別などのデータ用いて、組織機構の中でどう対応するのかが重要になる。

●国会のように市議会の答弁書の作成等は、市職員の大きな負担となっているのか。

⇒著しく大きな負担であるとの認識はない。

テーマ 労働環境の改善

●心の相談ダイヤルの内容と相談対応者について教えて欲しい。

⇒職員の心の健康作りのために市役所に在籍してる保健師に直通のダイヤルを設けている。併せてメールでも対応している。

●文書の決裁について電子化はどうなっているか。

⇒既に導入済みである。決裁が必要な市役所で保管する文書については文書管理システム上で決裁している。

●成果が分かりづらい業務についても、上司が普段から部下としっかりコミュニケーションをとって適正な評価をすることが大事である。ハラスメントについては、若いころからハラスメントの兆候あり、権限に応じてハラスメントが激しくなる傾向がある。ハラスメントによる犠牲を増やさないために適切な指導が必要だと考える。

●モチベーション向上について、行政において、職員がどういうときに達成感を覚えているかを把握できているのか。例えば、グッドジョブカードをもらうことで達成感を感じているという人が多いのであれば、効果的な手法だといえる。そういった分析を行っているか。

⇒業務に活用できる資格を取得した職員に対しては人事考課の中でプラスの評点をする制度がある。またワークライフバランスについては、職員アンケートを実施しているので、モチベーションに関する調査ついても人事部署に働きかけたい。

●在宅勤務について実施件数が減っているが、とりにくい組織風土があるのではないか。職員が自由に選択できる環境であることが必要である。

⇒在宅勤務について、コロナの感染防止対策に導入されたこともあって、流行時は多くの利用者があった。行政として窓口業務もあり、やはり在宅勤務に向く業務、向かない業務があったと感じている。市の方針として職員の健康管理という理由でしか在宅勤務を利用できないが、今後、行政にも在宅勤務の動きが広がったときに人事部署で検討することになると思う。

●市議会議員によるハラスメントはないのか。

⇒自身が市議会議員と接している限り、職員に対し高圧的な態度で接する議員はいないと思う。当然ハラスメントにより職員が委縮するようなことは認められないため、市から議会の方に申し入れをするといった対応にはなると思う。

●モチベーションの向上について、業務の改善ができたときや、自分が成長していると思えるときは、生き生きと仕事ができる。上司の業務管理の方法によって、仕事の成果が大きく変わってくる。事細かな指導管理よりも、やりがいやモチベーションを重視する職場環境を作ることが大事である。

会議録(全文)の有無
担当課名
行財政改革課
電話番号
058-214-2069
ファクス
058-263-7144
Eメール
gyokaku@city.gifu.gifu.jp

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電話番号:058-214-2069

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