令和7年度 第1回岐阜市民病院経営強化プラン評価委員会(令和7年10月28日)
- 開催日時
- 令和7年10月28日(火曜日)午後1時30分から午後3時15分
- 開催場所
- 岐阜市民病院 西診療棟4階 サルビアホール
- 議題
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(1)令和6年度岐阜市民病院経営強化プラン「取組の柱」における重要業績評価指標の達成状況及び令和6年度決算概要
(2)岐阜市民病院経営強化プランに基づく行動計画
- 出席委員
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高井 國之
青木 雅敏
望月 祐子
田中 真
井上 いほり
嶋崎 敏幸
山田 誠
葛谷 命
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会議の公開の可否
(非公開理由等)
- 公開
- 傍聴人数
- 1人
- 審議概要
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(●…委員の意見 ⇒…事務局等の回答)
(1) 令和6年度岐阜市民病院経営強化プラン「取組の柱」における重要業績評価指標の達成状況及び令和6年度決算概要
●経常収支比率と修正医業収支比率は目標未達成であり、その要因となっている給与費の上昇に関しては診療報酬が追いついていないという現状がある。県の担当部局から診療報酬の見直しを厚生労働省に依頼している。また、総務省からも厚生労働省に対して、診療報酬が追い付いていない点が公立病院の負担となっているため、改善の申し入れをしたと聞いている。この点が改善されることが必要である。
●入院収益は、増加しており、経費は電気使用量が減っており、電気料金も減少しているため、非常に努力していると考えられる。一方で外来収益の減少について要因等を教えてほしい。
⇒外来診療単価は、C型肝炎の治療件数の減少等があり低下している。また、外来患者数は、令和4年10月に選定療養費の改定を行ったため減少した。また、令和5年10月の西濃厚生病院の開院も影響していると考えている。当院は紹介受診重点医療機関であるため、国の方針に沿って軽症や慢性的な疾患の患者をかかりつけ医に逆紹介を行い、当院は紹介患者を重点的に診る体制であるため外来患者数の減少はある程度想定したものである。また、外来化学療法は、令和4年度までは右肩上がりとなっているが、高齢化等の影響により、化学療法の対象患者が減少傾向となっていることや、手術の対象患者が減少していることにより件数が減少している。また近隣の岐阜大学医学部附属病院ががん患者に特化して診療しているため、当院のがん患者数が減少し、外来化学療法の対象となる患者数が減っていることも要因と考えられる。
●患者数への影響として、「この先生に診てもらえてよかった」、という話はあっという間に広がる。逆も同様である。また、物価高の影響により、お年寄りの収入が実質的に減少しているため、病院の受診を我慢していることも影響があるのではないか。
⇒当院は地域医療支援病院であり、年に3回様々な関係者の皆様からご意見をいただいている。こういった意見をしっかりと現場に生かすようにしていきたい。
●入院患者数の増加と入院診療単価の増加は評価できる。また外来患者数の減少は様々な理由がありやむを得ない状況である。一方、外来診療単価が昨年と同じであれば、1.6億円程度収益の減少が押さえられたのではないかと考える。また費用の面で給与費の上昇は必要なことであり、その結果として職員満足度は働きに対する報酬、評価という点で上昇したと考えている。患者満足度調査はしているか。
⇒毎年1回患者満足度調査を行っており、今年も11月に外来患者と入院患者に対して調査を行う予定である。
●診療報酬の改定において、国が求めているものに加算がついていると考えており、加算を算定できるような体制を作ることが重要である。市民病院として力を入れているものや、算定できていないものがあれば教えてほしい。
⇒加算は、国の方向性に基づいたものであり、当院でも、昨年6月の診療報酬改定後、新設の加算を含め、ほぼ全ての加算算定を目指して取り組んでいる。一部算定できていない加算はあるが、病院全体で取り組んでいる。
(2)岐阜市民病院経営強化プランに基づく行動計画
●ブランディングに基づく戦略的集患は、素晴らしい取り組みである。今後の市民病院のブランディングに期待している。
●ポリファーマシー対策として市民病院が総合的に判断することができれば患者のためになり、薬剤総合評価加算も算定できるのではないかと考える。
⇒薬剤総合評価加算のポリファーマシー対策は、当院でも重要であると認識している。取り組みを始めているが、入院期間が短い場合なかなか取り組むことができていないため、引き続き取り組みを進めていく。
●ブランディングの取り組みとして、市民健康まつりでステージイベントがあり、市民病院の講演は非常にわかりやすく、来場者の反応もとてもよかったと評判であった。今後も参加をお願いしたい。こういった活動は患者向けの啓発になる。
●地方債残高は、目標値を達成しており、非常に計画的に取り組んでいると評価できる。今後医療機器の更新等をしていく必要があると思うが、その際は目標値を守り計画的に行ってほしい。
●昨年の委員会時点では手術室の改修を検討中であり、手術室の稼働を止めずに改修するにはどうしたらいいか検討していると報告があったが、進捗状況はどうか。
⇒手術室の改修には、空調設備の改修が必須であり、どの程度手術室の稼働状況に影響を与えるかという点で、今年度空調設備の調査を行った。空調設備の改修は最低限の部品交換で可能であるという調査結果に基づき、手術室を増やす方向で検討を進めている。
●中央診療棟再整備について、現時点の検討状況はどうか
⇒現在の敷地の中で建て替えを行う場合、建て替え中、一時的に建蔽率を超えるものの最終的には、建蔽率を遵守するといった計画を岐阜県と調整をする必要があると考えている。非常に立地が良く、委員の発言にもあったように、住民の方々からありがたいことに、非常に愛されているため、可能であれば現在の場所での建て替えを考えている。他の候補地として近隣の岐阜市の所有地等において、複数を候補地として、様々な観点で検討を行い、2040年から2050年の頃の建て替えを想定している。
●地域の防災訓練では、避難所に待機しているDMAT隊と現場の子どもたちを映像でつなぎ、子ども達が現場で正しい対応ができるようになるための体験を予定している。災害が起きたときには、子どもたちが地域のコンシェルジュとして、小さいお子さんからおじいちゃん・おばあちゃんまで持っている知識を伝えて、安全な地域にしていくということに取り組んでいく予定である。また、災害時に新聞紙でお米が炊ける釜の運用進めており、様々な取り組みが上手くかみ合っていけば温かいご飯を市民病院の医師等にも食べてもらえる環境を、作っていけるのではないか考えている。
- 会議録(全文)の有無
- 有(詳細は、事務局へお問い合わせください)
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