介護保険制度(かいごほけんせいど)
40歳以上の人は、介護<生活の世話をしてもらうこと>が必要になったとき、介護保険のサービスを使うことができます。
聞くところ
介護保険課(市庁舎2階/電話番号 058-214-2089)
使うことができる人
3か月以上日本に住んでいる人で、下に書いてある人が使うことができます。
65歳以上の人(第1号被保険者)
介護や支援<生活を手伝ってもらうこと>が必要だと決まったら、サービスを使うことができます。
40歳から64歳までで、国民健康保険などに入っている人(第2号被保険者)
年をとったことが原因の病気になって、介護や支援が必要だと決まったら、サービスを使うことができます。
サービスを使うことができなくなるとき
- 岐阜市に住むことをやめた日の次の日から
- 40歳から64歳までの人は、国民健康保険などをやめた日から
介護保険料(払うお金)
- 第1号被保険者
払うお金は6月に決まります。 - 第2号被保険者
入っている健康保険が、払うお金を決めます。
お金の払い方
サービスを全部使うためには、保険料(お金)を払わなければなりません。
- 第1号被保険者
(お金の払い方は2つあります。)- 特別徴収
年金からお金を引きます。 - 普通徴収
納付書を使って払います。または、銀行などの口座から払います。
- 特別徴収
- 第2号被保険者
健康保険のお金と一緒に払います。
介護保険のサービスを使います
介護保険のサービスを使うときは、岐阜市へ言います。
サービスを使うことが必要だと決まったら、使うことができます。
使うとき
- 行くところ
介護保険課または岐阜市の事務所 - 家族の代わりに行くことができる人
- 岐阜市地域包括支援センターの人
- 指定居宅介護支援事業者の人
- 介護保険施設の人
サービスを使うことが必要か決めます
- 決め方
- 調べる人が、サービスを使いたい人の家へ行って、心や体の具合を調べます。
- 医者の意見を聞きます。
- 介護の専門の人たちが、サービスを使うことが必要か決めます。
- 使うことができる人と、できない人
- 「非該当」 サービスを使うことができません。
- 「要支援1、2」 介護予防サービスを使うことができます。
- 「要介護1から5まで」 介護サービスを使うことができます。
払うお金
使うサービスのお金の10%、20%または30%を払います。
要介護1から5までの人が使うことができるサービス
居宅サービス
介護をする人が家へ来ます。
- 訪問介護(ホームヘルパーサービス)
- 訪問入浴介護
家へお風呂を持っていきます。 - 訪問看護
- 訪問リハビリテーション など
地域密着型サービス
- 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
介護をする人が、毎日同じ時間に家へ来ます。急に体が悪くなったときや困ったことがあったときは、24時間いつでも家へ来ます。 - 夜間対応型訪問介護
介護をする人が、夜に家へ来ます。 など
居宅介護住宅改修
介護しやすいように、家を直すためのお金をもらうことができます。
家の中を歩きやすくしたり、壁に持つところをつけたりするときに、もらいます。
居宅介護支援
介護の専門の人が、介護サービス計画(ケアプラン)を作ります。
ケアプランは、その人に必要なサービスや、サービスを使うときに払うお金を書いたものです。
サービスを使う人や、家族が生活しやすいように、ケアプランを考えます。
お金はいりません。
施設サービス
介護をするところへ入ります。
- 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
要介護3から5までの人が入ることができます。 - 介護老人保健施設
- 介護療養型医療施設
- 介護医療院
要支援1と2の人が使うことができるサービス
介護予防サービス
介護をする人が家へ行って、生活を手伝います。
今より体が悪くならないように、軽い運動をしたり、食事のメニューを考えたりします。
- 介護予防訪問入浴介護
家へお風呂を持っていきます。 - 介護予防訪問看護
- 介護予防訪問リハビリテーション など
介護予防・日常生活支援総合事業
市が、その人や住むところに合ったサービスをします。
介護をする人が家へ来ます。介護をするところへ通います。
- 訪問介護
- 通所介護
地域密着型介護予防サービス
介護をするところへ通ったり、ほかの人と一緒に生活したりします。
介護をする人が家へ行くこともできます。
- 介護予防認知症対応型通所介護
- 介護予防小規模多機能型居宅介護
- 介護予防認知症対応型共同生活介護
(要支援2の人だけが使うことができます)
介護予防住宅改修
介護しやすいように、家を直すためのお金をもらうことができます。
家の中を歩きやすくしたり、壁に持つところをつけたりするときに、もらいます。
介護予防支援
介護の専門の人が、介護サービス計画(ケアプラン)を作ります。
ケアプランは、その人に必要なサービスや、サービスを使うときに払うお金を書いたものです。
サービスを使う人や、家族が生活しやすいように、ケアプランを考えます。
お金はいりません。
その他のサービス
家族介護用品支給事業
紙おむつをもらうことができます。
(紙おむつと取りかえることができる紙を渡します。)
もらうことができる人
- 自分の家で生活している、要介護3から5までの人。
- 自分や、一緒に住んでいる人や、生活のお金を出している人に、市民税がかかっていない人。
高齢者住宅改善促進助成制度
年をとった人が生活しやすいように、家を直すためのお金をもらうことができます。
もらうことができる人
- 要介護1から5までの人。
- 岐阜市に1年以上住んでいる人。
- 家族みんなの市民税がかかっていない人。
※介護保険のサービスでもらったお金と足して、70万円までもらうことができます。