後期高齢者医療制度(こうきこうれいしゃいりょうせいど)に入(はい)ります
75歳以上の人などが、安心して病院へ行くことができるように、みんなで少しずつお金を出します。
- 聞くところ
福祉医療課(市庁舎1階/電話番号 058-214-2128)
- もっと知りたいときは、下のページを見てください。
後期高齢者医療制度に入る外国人
日本に3か月以上住んでいる外国人で、下に書いてある人が入ります。
(※特別な在留資格の人は、入ることができません。)
- 75歳以上の人
- 65歳から74歳までで、障がいのある人
- 岐阜県後期高齢者医療広域連合が決めた日から入ることができます。
- 後期高齢者医療制度に入らないで、べつの健康保険に入ることができます
- 生活保護をもらっていない人
保険料(お金)の払い方
特別徴収
年金を1年で18万円以上もらっている人は、年金から保険料(お金)を引きます。
(年金は、年をとった人や、障がいのある人がもらうお金です。)
下に書いてあるときは、年金からお金を引きません。
- 後期高齢者医療制度のお金と介護保険のお金を足すと、年金の半分より多いとき
- 年金から介護保険のお金を引いていないとき
- 後期高齢者医療制度に入ってすぐのとき
※年金から保険料を払いたくないとき
- 岐阜市の福祉医療課へ言います。
- 銀行などの口座から払うことができます。
普通徴収
年金から保険料(お金)を引くことができないときは、下に書いてあるやり方で払います。
1年分を、7月から3月までの9回で払います。
- 納付書<お金を払うときに使う紙>
岐阜市が納付書を送ります。納付書を使って、銀行やコンビニエンスストアなどでお金を払います。
- 口座振替
郵便局や銀行などの口座からお金を払います。
保険料(お金)が安くなります
特別な理由があれば、払うお金が安くなります。
特別な理由
- 地震や雨で家が壊れたときや、住むことができなくなったとき
- 仕事がなくなって、お金がないとき など
病気やけがをしたときに払うお金と、もらうお金
病気やけがをしたとき
保険証があると、病院へ払うお金が安くなります。
病院へ払うお金は10%または20%です。
収入(働いてもらったお金など)が多い人が家族にいるときは、30%です。
※収入が多い人
後期高齢者医療制度に入っていて、税金がかかる収入が145万円以上の人です。
10%または20%になる人がいます。
急な病気やけがで、保険証を持たないで病院へ行ったとき
- 病院へ全部のお金を払います。
あとで、保険証があるときと払ったお金が同じになるように、お金をもらいます。
- もらうことができないとき
- 病院へ行くために外国へ行ったとき
- 後期高齢者医療制度を使うことができない治し方をしたとき
- 持っていくもの
- 診療(調剤)報酬明細書
(病院でもらう紙)
- 領収書
- 市役所へ行く人の身分証明書
(運転免許証、在留カードなど)
- 保険証
- 銀行などの通帳
後で、お金が口座に入ります。
補装具<体につける道具>のお金
病気やけがを治すために、補装具(コルセットなど)がいるときは、お金をもらうことができます。
持っていくもの
- 病院でもらう「意見書」「装具装着証明書」
(補装具がいることを医者が書いた紙)
- 領収書や明細書(何にいくら払ったかわかる紙)
- 市役所へ行く人の身分証明書(運転免許証、在留カードなど)
- 保険証
- 銀行などの通帳
後で、お金が口座に入ります。
葬祭費
後期高齢者医療制度に入っている人が死んだとき、お葬式をした人が5万円もらいます。
持っていくもの
- 死んだ人の保険証
- お葬式をした人の名前が書いてあるもの
(お葬式に来た人へのお礼の手紙や、お葬式のお金がわかる紙)
- 市役所へ行く人の身分証明書(運転免許証、在留カードなど)
- お葬式をした人の銀行などの通帳
高額療養費
同じ月に、病院へたくさんのお金を払ったときは、お金をもらうことができます。
もらうときは、岐阜市の福祉医療課へ、もらうための紙を出します。
まず、1人ずつ、外来<病院へ通って治すこと>のお金だけを見て、返すお金があるか調べます。
そのあと、入院<病院に泊まって治すこと>のお金を足して、返すお金があるか調べます。
世帯(家族)で後期高齢者医療制度に入っている人みんなの、外来と入院のお金を足します。
入院したとき、病院へ払うお金は決まっています。それ以上は払いません。
入院しているときの食事のお金や、後期高齢者医療制度を使うことができない特別な部屋のお金は、足しません。