住民税（じゅうみんぜい）、所得税（しょとくぜい）、確定申告（かくていしんこく）

確定申告(かくていしんこく)は、税金(ぜいきん)（お金(かね)）をいくら払(はら)うか決(き)めるために、自分(じぶん)の収入(しゅうにゅう)（働(はたら)いてもらったお金(かね)など）を、国(くに)へ知(し)らせることです。

確定申告(かくていしんこく)をするときは、マイナンバー（個人番号(こじんばんごう)）が必要(ひつよう)です。

所得税(しょとくぜい)

国(くに)へ払(はら)うお金(かね)です。
毎年(まいとし)、1月(がつ)1日(ついたち)から12月(がつ)31日(にち)までの収入(しゅうにゅう)で、払(はら)うお金(かね)が決(き)まります。

聞(き)くところ

• 岐阜北税務署(ぎふきたぜいむしょ)
  岐阜市千石町(ぎふしせんごくちょう)1-4
  電話番号(でんわばんごう) 058-262-6131
• 岐阜南税務署(ぎふみなみぜいむしょ)
  岐阜市加納清水町(ぎふしかのうしみずちょう)4-22-2
  電話番号(でんわばんごう) 058-271-7111

払(はら)い方(かた)は2つあります

1. 源泉徴収(げんせんちょうしゅう)
   会社(かいしゃ)からお金(かね)をもらっている人(ひと)のやり方(かた)です。
   毎月(まいつき)、会社(かいしゃ)からもらうお金(かね)から、所得税(しょとくぜい)を引(ひ)きます。
   あなたの所得税(しょとくぜい)を、会社(かいしゃ)が国(くに)へ払(はら)います。
2. 申告納税(しんこくのうぜい)
   下(した)に書(か)いてある人(ひと)は、税務署(ぜいむしょ)へ行(い)って、自分(じぶん)で確定申告(かくていしんこく)をします。
   • 給与所得(きゅうよしょとく)＜会社(かいしゃ)からもらうお金(かね)＞以外(いがい)に、自分(じぶん)のものになったお金(かね)がある人(ひと)
   • 途中(とちゅう)で仕事(しごと)をやめた人(ひと)
   • 会社(かいしゃ)で年末調整(ねんまつちょうせい)をしなかった人(ひと)
     年末調整(ねんまつちょうせい)は、源泉徴収(げんせんちょうしゅう)した所得税(しょとくぜい)を正(ただ)しくすることです。
     引(ひ)いたお金(かね)が多(おお)すぎるときは、お金(かね)が戻(もど)ります。少(すく)なすぎるときは、お金(かね)を引(ひ)きます。
   • 医療費控除(いりょうひこうじょ)など、税金(ぜいきん)が安(やす)くなるお金(かね)がある人(ひと)
   • 2つ以上(いじょう)の会社(かいしゃ)からお金(かね)をもらっている人(ひと)

確定申告(かくていしんこく)をするところ

住(す)んでいる市(し)や町(まち)の税務署(ぜいむしょ)

日本(にほん)から出(で)るとき

1月(がつ)1日(ついたち)から日本(にほん)を出(で)るときまでの収入(しゅうにゅう)を、確定申告(かくていしんこく)します。
日本(にほん)から出(で)る前(まえ)に税金(ぜいきん)を払(はら)います。

住民税(じゅうみんぜい)（市(し)・県民税(けんみんぜい)）

聞(き)くところ
市民税課(しみんぜいか)（市庁舎(しちょうしゃ)3階(かい)／電話番号(でんわばんごう) 058-214-2063）

住民税(じゅうみんぜい)は、個人住民税(こじんじゅうみんぜい)＜一人一人(ひとりひとり)が払(はら)うお金(かね)＞と、法人住民税(ほうじんじゅうみんぜい)＜会社(かいしゃ)などが払(はら)うお金(かね)＞があります。
「地方税(ちほうぜい)」と言(い)うこともあります。

前(まえ)の年(とし)の1月(がつ)1日(ついたち)から12月(がつ)31日(にち)までの収入(しゅうにゅう)で、払(はら)うお金(かね)が決(き)まります。
1月(がつ)1日(ついたち)に住(す)んでいる県(けん)や市(し)へ払(はら)います。
1月(がつ)1日(ついたち)よりあとに日本(にほん)から出(で)たときも、払(はら)います。

森林環境税(しんりんかんきょうぜい)（国税(こくぜい)）

聞(き)くところ
市民税課(しみんぜいか)（市庁舎(しちょうしゃ)3階(かい)／電話番号(でんわばんごう) 058-214-2063）

森林環境税(しんりんかんきょうぜい)は、森林(しんりん)の整備等(せいびなど)に必要(ひつよう)な地方財源(ちほうざいげん)を安定的(あんていてき)に確保(かくほ)する目的(もくてき)で作(つく)られた国(くに)に払う税金(ぜいきん)です。2024年度(ねんど)から国(くに)の中(なか)に住所(じゅうしょ)のある人(ひと)に対(たい)し、住民税(じゅうみんぜい)とあわせて一人年額(ひとりねんがく)1, 000円(えん)が課税(かぜい)されます。

1月(がつ)1日(ついたち)よりあとに日本(にほん)から出(で)たときも、払(はら)います。

あなたのお金(かね)で生活(せいかつ)している家族(かぞく)がいるとき、税金(ぜいきん)が安(やす)くなります

税金(ぜいきん)を安(やす)くするときは、家族(かぞく)がいることを国(くに)へ知(し)らせます。
家族(かぞく)が日本(にほん)の外(そと)にいるときは、あなたのお金(かね)で生活(せいかつ)している家族(かぞく)だとわかるものがいります。
ただし、2023年(ねん)1月(がつ)(令和(れいわ)6年度課税(ねんどかぜい)）より後(あと)は、30歳以上(さいいじょう)70歳未満(さいみまん)の家族(かぞく)や兄弟(きょうだい)、親戚(しんせき)など親族(しんぞく)について、下(した)に書(か)いてある内容(ないよう)のいずれにもあてはまらないとき、扶養親族(ふようしんぞく)から除(のぞ)かれます。

• 留学(りゅうがく)により国内(こくない)に住所(じゅうしょ)がなくなった人(ひと)、住(す)むところがなくなった人(ひと)
• 障(しょう)がいのある人(ひと)
• 扶養控除等(ふようこうじょなど)を申告(しんこく)する人(ひと)（税金(ぜいきん)を納(おさ)める人(ひと)）から年間(ねんかん)38万円以上(まんえんいじょう)の生活(せいかつ)に使(つか)うお金(かね)や教育(きょういく)に使(つか)うお金(かね)をもらっている人(ひと)

安(やす)くなるお金(かね)は、家族(かぞく)で違(ちが)います

• 扶養控除(ふようこうじょ)（16歳(さい)以上(いじょう)の家族(かぞく)）
• 配偶者控除(はいぐうしゃこうじょ)（夫(おっと)や妻(つま)）
• 配偶者特別控除(はいぐうしゃとくべつこうじょ)（夫(おっと)や妻(つま)）
• 障害者控除(しょうがいしゃこうじょ)（障(しょう)がいのある家族(かぞく)）

持(も)っていくもの

• 家族(かぞく)だとわかるもの
• お金(かね)を送(おく)ったことがわかるもの