税金(ぜいきん)の種類(しゅるい)
日本に住んでいる人は、税金(お金)を払います。
収入(働いてもらったお金など)がある人は、所得税や住民税を払います。
所得税は、国へ払うお金です。住民税は、県や市へ払うお金です。
この2つ以外に、いろいろな税金があります。
車を買ったら自動車税を払います。
軽自動車を買ったら軽自動車税を払います。
土地や家を買ったら固定資産税を払います。
所得税(国へ払うお金)
毎年、1月1日から12月31日までの収入で、払うお金が決まります。
住民税(都道府県と市町村へ払うお金)
「地方税」と言うこともあります。
前の年の1月1日から12月31日までの収入で、払うお金が決まります。
原則、1月1日に住んでいる県や市へ払います。
森林環境税(国へ払うお金)
森林環境税は、森林の整備等に必要な地方財源を安定的に確保する目的で作られた国に払う税金です。2024年度から日本に住所のある人に対し、住民税とあわせて一人年額1, 000円が課税されます。
登録免許税(国へ払うお金)
土地や家を買ったときやもらったとき、法務局へ紙を出します。
紙を出すときに払います。
不動産取得税(都道府県へ払うお金)
土地や家を買ったときやもらったときに、払います。
固定資産税(市町村へ払うお金)
毎年、1月1日に土地や家を持っている人が払います。
土地や家がある市や町へ払います。
自動車重量税(国へ払うお金)
車を買ったときや、車検(車が安全に動くことのテスト)のときに、払います。
車の重さでお金が決まります。
普通自動車税(排気量が660ccより多い車)(都道府県へ払うお金)
普通自動車を新しく持った人や、毎年、4月1日に車を持っている人が払います。
車の使い方や大きさでお金が決まります。
軽自動車税(排気量が660cc以下の車)(市町村へ払うお金)
軽自動車を新しく持った人や、毎年、4月1日に軽自動車(車)を持っている人が払います。
車の種類や使い方でお金が決まります。
消費税
物を買ったときや、何かをしてもらったときに払います。
その他の税金
相続税、贈与税、事業税、事業所税、都市計画税、酒税、たばこ税、揮発油税 など