不法滞在（ふほうたいざい）、不法就労（ふほうしゅうろう）

不法滞在(ふほうたいざい)

外国人(がいこくじん)は、在留期間(ざいりゅうきかん)＜日本(にほん)にいることができる日(ひ)＞が決(き)まっています。
その日(ひ)を過(す)ぎても日本(にほん)にいることを「不法滞在(ふほうたいざい)」と言(い)います。
不法滞在(ふほうたいざい)は下(した)の2つがあります。

• 不法入国(ふほうにゅうこく)：正(ただ)しくないやり方(かた)で日本(にほん)へ来(く)ることや、在留資格(ざいりゅうしかく)を持(も)たないで日本(にほん)へ来(く)ること。
• 不法残留(ふほうざんりゅう)：在留資格(ざいりゅうしかく)を持(も)っていた人(ひと)が、在留期間(ざいりゅうきかん)を過(す)ぎても日本(にほん)にいること。

不法滞在(ふほうたいざい)をすると、日本(にほん)から出(で)ていかなければなりません。
その他(ほか)に、下(した)に書(か)いてあることをしなければならないかもしれません。

• 3年以下(ねんいか)の懲役(ちょうえき)（刑務所(けいむしょ)に入(はい)ること）
  • ※ 刑務所(けいむしょ)とは、悪(わる)い行(おこな)いをした人(ひと)が入(はい)るところです。
• 300万円(まんえん)以下(いか)の罰金(ばっきん)（お金(かね)を払(はら)うこと）
• 両方(りょうほう)しなければならないかもしれません。

不法滞在(ふほうたいざい)で日本(にほん)から出(で)た人(ひと)は、5年(ねん)またはそれより長(なが)い間(あいだ)、日本(にほん)へ来(く)ることができません。

不法就労(ふほうしゅうろう)

日本(にほん)で働(はたら)くことができない人(ひと)が働くことを「不法就労(ふほうしゅうろう)」と言(い)います。
不法就労(ふほうしゅうろう)をした人(ひと)は、日本(にほん)から出(で)ていかなければなりません。

日本(にほん)で働(はたら)くことができない人(ひと)

• 働(はたら)いてはいけない在留資格(ざいりゅうしかく)の人(ひと)
  （短期滞在(たんきたいざい)、研修(けんしゅう)　など）
• 在留期間(ざいりゅうきかん)を過(す)ぎた人(ひと)
• ビザがない人(ひと)